3.7Km 2021-12-21
ソウル特別市 中区 明洞キル 35
明洞(ミョンドン)芸術劇場は、明洞国立劇場(当時)として使用していた建物を修復し、新たな姿に生まれ変わった公演専用劇場です。
明洞国立劇場は1934年から1973年までの間、映画館や公演場、芸術劇場などとして利用され、韓国の文化芸術の先駆的な役割を果たしてきた劇場でした。1975年に一度、幕を下ろしましたが、3年間の修復工事を終え、「明洞芸術劇場」という名称で2009年6月5日、新たなスタートを切りました。
建設当時の昔ながらの外観をそのままに生かした明洞芸術劇場ですが、内部は全面改装し最新の舞台施設を備える総客席数588席を誇る劇場となっています。客席と舞台は観客とステージ上の俳優との目の高さを考慮しその距離を短くし、客席の観客が舞台上の演者とともにいるかのような雰囲気の中で鑑賞できるよう配慮しています。
明洞芸術劇場では正統派演劇から実験的な演劇に至るまでさまざまな演劇、ノンバーバルパフォーマンス、ミュージカルなどの多種多様な演劇の上演をはじめ、各種コンテストや演劇祭、公演芸術祭など多彩な公演関連行事も楽しめます。
3.7Km 2025-10-23
ソウル特別市チョンノ区チョンノ288
漢陽都城(ハニャントソン=旧・ソウル城郭)は、古の時代、重要な国の施設が集中していた首都・漢城府(ハンソンブ)を守るため、都の周囲を囲むように築かれた城郭・都城(トソン)です。興仁之門(フンインジムン)は、その城郭にある8つの城門の中で東側にあります。興仁之門は、通称・東大門(トンデムン)とも呼ばれており、朝鮮時代初期の1396年の漢陽都城築城の際に同時に建立され、1453年に重修されましたが、現存する興仁之門は1869年に大々的に改築されたものです。
興仁之門は前面5間・側面2間の規模を誇る2階建て構造の建物で、屋根は正面から見ると、台形の寄棟造りの屋根となっています。屋根の軒を支えるため装飾し作られた木組・栱包(コンポ)が、柱の上部を始め、柱と柱の間にもある多包様式となっており、その形態は繊細で過度に装飾された部分が多く、朝鮮時代後期の建築様式の特徴を色濃く表しています。また、興仁之門の前面には、城門への直接的な攻撃を避け、城門の守りを強固にするため、半円形の城壁・甕城(ウンソン)を設けており、敵を討つ上で合理的かつ綿密に計画された構えといえます。興仁之門は都城の8つの城門の中で唯一、この甕城の構造を持つ城門で、朝鮮時代後期の建築様式を反映した造りとなっています。
出典:国家遺産庁
3.7Km 2022-08-17
ソウル特別市チュン区トクスグンギル15
貞洞展望台は、ソウル市庁西小門(ソソムン)庁舎13階にあります。展望台の中にはカフェがあり、くつろぎのひと時を楽しめます。カフェには貞洞(チョンドン)の昔の姿がうかがえる写真が展示されており、昔の貞洞の面影を知ることができます。見晴らしがよい貞洞展望台からは、コーヒーを飲みながら徳寿宮一帯を一望することができます。
3.7Km 2025-04-10
ソウル特別市チュン区マルンネロ47
明宝(ミョンボ)アートホールはソウルの中心、乙支路3街にある専門公演場で構成された複合文化空間です。半世紀の伝統と名声を誇る明宝劇場をリニューアルし、2009年に明宝アートホールとして再オープンしました。最上の公演クオリティを具現化できる最先端の照明・音響施設を備え、心地よい公演観覧ができる快適な客席とその他各種付帯施設、駐車施設が用意されています。明宝アートホールは文化コンテンツ製作事業を通じて韓国公演文化コンテンツの世界化と観光商品化作業を推進しており、ホールの貸館も行っています。また新進アーティストを育成するとともに未来文化コンテンツを開発し、訪問客に便利なサービスを提供するために施設拡充にも力を注いでいます。