2021-03-09
全羅南道 新安郡 黒山面 キミスキル57
「大屯島(テドゥンド)」は、新安郡黒山面に属する島です。大屯島の最高峰はソンアム山(163メートル)で、南側にある梧里一帯の平野を除けば高くはないものの比較的傾斜の急な山地となっています。海岸はあちこちに湾や岬が発達し、気候は概して暖かく、雨は多いほうです。耕地面積はさほどなく、ほとんどが林野です。 麦、サツマイモ、ジャガイモ、豆、ニンニクなどの農作物が少量生産されていますが、近海一帯には済州暖流の北上により、各種魚類や海藻が豊富で養殖地に適しており、住民の半分以上は養殖業に携わっています。
規模
面積3.34平方キロメートル、海岸線の長さ13.7キロメートル
2021-01-26
全羅南道 新安郡 黒山面 可居島キル38-2
+82-61-275-9300
山勢が高く、絶壁で形成された雄大壮厳な絶景を誇る「可居島(カゴド)」は、中国で夜明けに鳴く鶏の声が聞こえるほど中国に近いといわれる韓国最西南端の島です。犢実山(639メートル)を中心に西南に広がる可居島は神秘的な雰囲気がただようところで、「住むに値する島(充分に暮らせる島)」ということから可居島という名前が付いたと言います。カタクチイワシ、イシモチ、タチウオ、マグロなど、あらゆる魚が集まり、年中多くの釣り客が訪れる他、ウミツバメ、オオミズナギドリ、コガモといった渡り鳥の楽園でもあります。
2024-09-23
慶尚北道 醴泉郡 龍宮面 回龍キル92-16
「回龍浦(フェリョンポ)」は乃城川が醴泉郡龍宮面で太極模様のように流れ、砂浜ができたところで、その中に村が形成されています。乃城川および洛東江上流一帯に分布する嵌入曲流地形のなかでも、特に風景が美しく、名勝にも指定されています。村の向かい側にある飛龍山の展望台「回龍台」にのぼると周辺の景観を一望できます。
2021-02-10
慶尚北道 浦項市 南区 希望大路1040
2014年1月に完成した浦項運河(ポハンウナ)は、慶尚北道(キョンサンプクド)浦項市(ポハンシ)松島洞(ソンドドン)と竹島(チュクド)1洞の間にある東浜(トンビン)大橋と兄山江(ヒョンサンガン)を南北につなぐ水路で、総延長はおよそ1.3キロメートルにも及び、河口の運河まで含めればおよそ8~10キロメートルにもなります。
1960年代末から70年代にかけて浦項製鉄所建設など浦項の都市化の波により埋め立てが進み、商業地や住宅地が造成されましたが、近年になり埋め立てられた場所を本来の昔の水の流れと生態環境を取り戻すべく復元、市民公園として、そして同時に新たな観光スポットとして再生した場所です。街の中を流れる浦項運河ではクルーズ船を楽しむことができ、また周辺には運河縁の散策路やサイクリングロード、緑地帯なども作られ、市民の憩いの場となっています。
一連の復元事業には地元住民の人々の協力が大きな貢献を果たしたということで、兄山江から浦項運河に枝分かれして入るところの近くに建設された浦項運河館にはその功労を称え、地元住民の名前が壁面に刻まれています。
2024-07-08
テグ広域市チュン区ククチェボサンロ102ギル66
大邱近代路地は、大邱の路地を隅々まで歩きながら生きた歴史に触れられる体験旅行(アクティビティ)スポット。大邱は韓国戦争(朝鮮戦争)のとき、他の地域に比べると被害がさほど大きくない地域でした。そのおかげで戦中・戦後の暮らしぶりを伝える跡が比較的よく保たれています。大邱の地方自治体が運営する路地ツアーはテーマや動線によって分かれています。最も人気があるのは近代文化路地コースで、大邱の主な近代史を振り返ることができます。桂山カトリック教会や第一教会、故宅、旧華橋小学校など、アナログ感漂う大邱や韓国の歴史の足跡をたどってみよう。(ホームページで予約)
2022-12-26
カンウォン道サムチョク市シンギ面ファンソンロ557
天然記念物に指定されている大耳里(テイリ)洞窟地帯にある「観音窟(クァヌムグル)」は、規模・景観に優れ、韓国国内で美しく学術的価値が高い洞窟として評価されているだけでなく、世界洞窟学界でも洞窟らしい洞窟として認められています。
洞窟入口は幅4.2メートル、高さ3メートルで本洞の長さは1.2キロメートル、支洞の長さは0.4キロメートル、洞窟の全長は約1.6キロメートルで、現在も洞窟生成物が活発に成長しています。本洞は天井の高さが20メートルに達する所もあります。一年中地面には洞窟流が流れ落ちており、その流出量は1日に15,000立方メートルに達します。洞窟内には4つの滝があり、第4の滝は高さ9メートル、滝の下部には長軸40メートル、短軸18メートル、高さ22メートルの広場があります。洞窟内の洞窟生成物には白色の鍾乳管をはじめとし、鍾乳石、石筍、石柱、楯状鍾乳石、洞窟サンゴ、洞窟真珠、ヘリクタイト、石花、膜状鍾乳石など石灰洞窟で現われるほとんどすべての種類の洞窟生成物が見られます。
2022-07-06
チョンラナム道カンジン郡トアム面ウォルゴッロ473
「駕牛島(カウド)」は、康津湾にある8つの島のうち唯一人が住んでいる島です。
四方に康津湾と無人島を望むことができ、海岸の景観が美しいだけでなく島の内部にはタブノキやヒノキの群落地およびクロマツといった自然も非常に豊かです。自動車の通らないつり橋があるため歩いて島に入ることができ、島には山や海を観賞しながらウォーキングが楽しめる2.5キロメートルの生態探訪路が設けられています。また、さまざまな魚が釣れる複合釣り公園が康津湾の秘境を望む位置にある他、島の頂上にある高さ25メートルの青磁タワーから出発して海上を飛ぶような体験ができるレジャー施設ZIP TREKも楽しめます。
2023-03-07
キョンサンブク道ウルチン郡シビリョンロ527
金剛松(クムガンソナム)は幹が真っ直ぐで葉に光沢があり、木の皮は赤色を帯びています。樹形と材質に優れ、松の中でも最高の松とされており「金剛松」または「剛松」、「黄腸木」、「春陽木」など、様々な名称で呼ばれています。
慶尚北道蔚珍郡西面召光里金の金剛松集団分布地は、肅宗の時代には王の棺を作るのに使う品質の良い松として管理されていました(黄腸封山)。1959年、育種林に指定された後、2001年には山林遺伝資源保護林に指定されるほど有名な松林で、金剛松美人松(樹齢520年の松)がある地域として特別に保存・管理されています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道ワンジュ郡サムネ邑サムネヨクロ81-13
参礼(サムネ)文化芸術村は1920年代に産米増殖計画と共に湖南地方収奪が加速した時、参礼駅を通じて日本に糧穀を搬出する目的で作られた倉庫が基盤となっています。解放以後、2010年まで農協の倉庫として使われていた建物を完州郡が買い入れ、地域再生を通じた文化空間として設けました。2013年6月の開館後、参礼文化芸術村は地域文化活性化のための中枢的役割を担っています。施設(景観)改善事業と共に新規コンテンツの準備として第1展示館、多目的空間、公演場、小売店など一部の施設を運営しています。第1展示館は1920年代日帝強占期の糧穀倉庫をリモデリングした空間で高い天井と糧穀積載のための木造構造がみられ歴史的意味が込められているところであり、多目的空間と野外広場は住民が文化の主体となって活動できるようセミナー、展示、体験などに活用しています。
2024-10-29
カンウォン道カンヌン市チャンヘロ14ボンギル20-1
1980年代初めからコーヒーの名所として知られるようになった安木(アンモク)カフェ通りは、1990年代に入ると韓国最高のコーヒー名匠たちが徐々に集まりはじめ観光名所として浮上しました。ロースティング機を導入し、自家焙煎するコーヒーショップが増え、全国からコーヒー好きな人々が訪れるようになり全国的な名所となりました。安木海岸一帯では海を眺めながら淹れたてのコーヒーを味わうことができるカフェが増え続けている他、コーヒー祭りを開催するなど「江陵(カンヌン)」は名実ともにコーヒーの都市となりました。