2020-02-06
仁川広域市 江華郡 江華邑 菊花里
+82-32-930-4571
「江華石水門(カンファソクスムン)」は江華邑の中心部を流れる東洛川に設けられた江華山城の2つの水門のうちのひとつ(上水門)です。1709年~1711年に江華山城を造る際に設置されました。花崗岩造りで3つの虹模様をした虹霓門(アーチ型門)で、長さ18.2メートル、高さ2.7メートル、アーチの高さ1.7メートル、幅3メートルです。1910年まで甲串里東洛川河口の橋として使われていましたが、1977年には下水門の場所に移築、1993年には東洛川覆蓋工事のため元の上水門の場所に移転復元、最近になって西門に移され現在に至ります。
2019-12-27
済済州特別自治道 西帰浦市 安徳面 郷校路 165-17
大静郷校(テジョンヒャンギョ)は朝鮮時代の1416(太宗16)年、賢儒の位牌を奉安するとともに地方の人々の教育と教化を目的として大静県の城内に創建されました。
1653(孝宗4)年に現在の場所に移築され、1772(英祖48)年には明倫堂、1834(憲宗1)年には大成殿が再建されました。現存する建物としては各5間の大きさを誇る大成殿・明倫堂・東斎・西斎・神三門・正門・大成門などがあります。
大成殿には五聖、宋朝四賢、韓国の十八賢の位牌が祀られています。
朝鮮時代には国から土地や典籍、労賃などを受けて教生(儒生)を教えていましたが、甲午改革以降は新学制実施によって教育機能としての郷校の役割はなくなり、春・秋の孔子を祭る儀式・釈奠(せきてん)を執り行い、一日と十五日に焚香(焼香)を行っています。
大静郷校は1971年8月に済州特別自治道有形文化財第4号に指定され、1948年4月からは文明学院を併設・運営しています。所蔵典籍には「大静郷校節目」など18種37冊があり、儒教経典の集註類が主流となっています。現在、済州道郷校財団が運営を行っています。
2022-09-13
カンウォン道テベク市チョンジェダンギル168
太白山の頂上にある「天祭壇(チョンジェダン)」は昔、人々が天に祭祀を行うために設けた祭壇です。三国史記をはじめとした昔の記録に「新羅にそびえる太白山を三山五岳中のひとつである北岳として祭祀を行った」という記録があることから、昔から霊山とされてきたことが分かります。
天祭壇は、天王檀を中心に北側に将軍檀、南側はそれよりも小さい下檀3基で構成されています。天王檀には自然石を積んだ周囲27.5メートル、高さ3メートル、左右幅7.76メートル、前後幅8.26メートルの楕円形の階段があります。天祭壇は九霊壇または九霊塔、麻姑塔とも呼ばれています。
2016-12-23
全羅南道 羅州市 鳳凰面 鉄川里
+82-61-331-3436
弥勒寺は全羅南道羅州市鳳凰面鉄川里山1224番地、徳龍山の麓にある寺院で大韓仏教曹渓宗第18教区の本寺である白羊寺の末寺です。544年に縁起祖師が創建し、蒼龍寺と称した伝えられていますが文献上の記録がなく確認することができず、創建後の沿革に関して伝えられていることがありません。韓国戦争後、廃寺となり人法堂の形態で維持されてきましたがその後、弥勒堂と呼ばれて巫俗人が住むようになりました。1990年代後半にウォンイル僧が赴任した後、仏事を行って大雄殿、三聖閣、観音殿、説法殿などを建てて現在の姿となりました。大雄殿の後方に宝物第461号に指定されている「羅州鉄川里七仏石仏」と宝物第462号に指定されている「羅州鉄川里石仏立像」があります。
2020-08-03
仁川広域市 甕津郡 霊興面
「仙才島(ソンジェド)」には新石器時代からある程度、人が定着して生活していたと推測されています。高麗時代から朝鮮後期までは小牛島と呼ばれていましたが、1871年前後に名称が仙才島に変わりました。景観が非常に美しく仙女が降りてきて舞を舞った所ということから仙才島と呼ばれるようになたということです。
仙才は牧場地で朝鮮初期から南陽都護府に隷属、大阜島に鎮(軍事的地方行政区域)が設置されたことで大阜鎮に属し、大阜鎮が廃止されると再び南陽都護府と南陽郡に編入されるなど幾多の変遷を経て、1914年に霊興島とともに富川郡に編入されました。その後1973年には甕津郡に属していましたが、1995年に仁川広域市に統合されました。
大阜島と霊興島を繋ぐ架け橋的な島となっており、干潮時には島の周囲で牡蠣やアサリがたくさん採れ、住民の主な収入源となっている他、仙才島から測島とモク島まで海割れ現象が現われることで知られています。
2024-09-20
江原道 平昌郡 大関嶺面 車項西ニョッキル27-22
白頭大幹の峻嶺・黄柄山ふもとにある小さな農山村「雪花村(ヌンコッマウル)」は、韓国の高冷地農業のさきがけであり、牧畜・酪農などが盛んなところです。また、韓国内におけるスキー発祥の地としても知られています。山林が村の80%を占めており、2008年には山林庁の補助を受けて平昌郡主管により雪花村山村生態体験場をオープンしました。乗馬、四輪バイク、平昌黄柄山狩猟民俗体験および公演などの他、春は残雪の中で咲き始めるカタクリ、オタカラコウ、チョウセンヤナギアザミ(コンドゥレ)などを使った山菜体験、夏は特殊部隊の遊撃体験やコンドゥレご飯炊き体験、秋は家族とロバに乗ってのお散歩や植物図鑑づくり、冬は雪ゾリといった雪遊びなど、季節に応じたさまざまな体験プログラムが用意されています。
2016-12-22
慶尚北道 慶州市 ケッマルキル 41-30
+82-54-748-0794
菩提寺は慶尚北道慶州市排番洞山66番地、慶州市南山の麓にある大韓仏教曹渓宗第11教区の本寺である仏国寺の末寺です。花郎橋を渡ってタプコル入口から約400m南に行くとケッマウルがあります。ここはかつて船着場でした。現在は林業試験場があり、村全体が青々としており、この後方に渓谷があります。畑道の横を通り、尾根筋に沿って上っていくと頂上に近いなだらかな場所に比丘尼が修道する菩提寺があります。近年になって造られた大雄殿と山神閣、鐘閣がありますが、この建物は現在の南山に現存する伽藍の中で一番規模が大きいものです。三国史記によると新羅第49代憲康王の陵と50代定康王の陵が菩提寺の東南にあったとしており、この寺は2基の王陵の北西に位置していることで新羅時代から菩提寺と呼ばれていたことを知ることができます。この寺には統一新羅時代後半の石仏を代表する有名な石仏如来座像があり、菩提寺の前から南方に松林を35mほど登っていくと傾斜の激しいと場所に磨崖仏があります。
2018-08-21
京畿道 河南市 渼沙大路750
+82-31-8072-8267
未来のエンジン、自動車の明日を垣間見る
未来の自動車は今のものと似ているようで違います。ハイブリット自動車アイオニック(IONIQ)がその良い例です。「現代モータースタジオ河南(ハナム)」では制約と制限なしに自由に移動生活を夢見るアイオニックを中心に未来の自動車生活を提示しています。
2020-06-29
江原道 鉄原郡 葛末邑 内垈里一帯
承日橋(スンイルギョ=昇日橋・写真右側のコンクリートの橋)は、この地域が北韓の支配地域だった時期に着工し、韓国戦争(1950~1953年)休戦後、この地が韓国側になってから未着工部分を建設し完工した橋です。2002年5月31日には登録文化財第26号に指定されました。
2016-12-22
慶尚北道 慶州市 排盤洞
新羅時代の菩提寺址と推定される場所に残っている全体の高さが4.36m、仏像の高さが2.44mの石仏座像で現在慶州南山にある新羅時代の石仏の中で最も完璧に保存されています。