2024-09-10
キョンサンブク道コリョン郡サンニム面ケシル1ギル29
開室村(ケシルマウル)は朝鮮時代中期の嶺南士林学派の開祖である佔畢斎(チョムピルジェ)・金宗直(キム・チョンジク)先生の末裔が住む集姓村です。約350年間、伝統を継承しており、民俗資料の「佔畢斎宗宅」、文化財資料の「道淵斎」、有形文化財の「佔畢斎文籍遺品」などの文化財があります。この村では一般市民に農村体験の機会を提供し、地域住民の所得と生活の質を向上させる一方で、伝統文化を後世に伝えるための運動を展開しています。村の路地沿いは土塀で、住民が飲用水として使用していた井戸や韓屋などが補修・復元されており、村は昔のままの姿を保っています。また上・下水道、敬老堂(高齢者向けの地域施設)、村会館などの生活便宜施設の他、住民が使用できるインターネットカフェや登山路など、便利で快適な住居環境が整っています。住民の所得増大のため、キュウリ、ニラ、キノコなどの有機栽培を行い、これが体験できるベンチャー農場を運営しています。また、村のブランド開発を始め、民泊、一善金氏の宗家に伝わる韓菓や酒の肴などの伝統料理、忠孝、伝統作法、漢文、書道、冠婚葬祭などの伝統文化の商品化にも力を尽くしています。その他にも全国の都市住民を対象とした農産物栽培、伝統作法・伝統遊びなど、各種の体験プログラムを開発し、交流を活性化させています。
2021-05-29
光州広域市 西区 ワールドカップ西路 71-3
楓岩貯水池は1956年に農業用に築造されましたが、楓岩宅地開発とともに利用客が増加したため、1999年から国土公園化示範事業として伝統的な亭子(あずまや)や木橋などを設置し、水と伝統が調和をなす光州の象徴的な休息の場として開発されました。1日数百人の利用客が訪れています。
2023-10-17
ソウル特別市クァナク区ナンブスンファンロ2076
1905年に竣工したこの建物は、日本の北陸土木会社が施工、小玉氏が設計し、西島氏が監督したとされています。李重華の『京城記略』には、1900年に入京したベルギーの全権委員レオン・ビンカート(Leon Vincart)氏が1902年10月、場所を決めて領事館建築に着手したと記録されています。その後1919年に領事館は忠武路1街18番地に移転し、この建物は日本の横浜生命保険会社が社屋として使用していましたが、その後、日本の海軍省武官府の官邸となり、解放後(1945~)は海軍憲兵隊が使用しました。1970年に商業銀行が払い下げを受けて使用していましたが、1982年8月に現在の南峴洞に移転し、韓国商業銀行(現ウリィ銀行)の史料館として使用されました。現在は、リニューアルされてソウル市立美術館南ソウル美術館となっており、市民のための文化空間として活用されています。建物は地下1階、地上2階建てで、レンガと石材が混用されています。古典主義様式の玄関やバルコニーのイオニア式の柱などは、外観上、大変素晴らしい様式であることをよく表しています。
規模:建築面積1,569.58平方メートル、2階レンガ造り
2024-11-22
チョンラナム道スンチョン市クッカジョンウォン1ホギル47
2023年11月6日~臨時休園(※再開日程はホームページ参照)
世界5大沿岸湿地の一つで、韓国の国家庭園第1号の「順天湾(スンチョンマン)国家庭園」は、順天湾を保護するために造られた庭園です。順天市道沙洞一帯に広がる庭園112万平方メートル(34万坪)には、505種・79万本の木と113種・315万本の花が植えられており、チューリップやツツジなどが開花する時期には華やかな景色を見ることができます。また分かち合いの森周辺の3万平方メートルは菜の花団地が設けられ、5月中旬には一斉に満開して「黄色い波」が揺らめきます。園内にはレストランがありますが、飲食物の持ち込みも可能です。たくさんの木々が植えられており、日陰が多く、自然を満喫することができます。順天湾国家庭園と順天文学館(4.64キロメートル)を往復する小型無人軌道列車PRTが運行しており、庭園を見学した後、PRTに乗って文学館へ移動し、順天湾の入口にある霧津橋までの1.2キロメートルを葦列車に乗って移動するコースが人気を集めています。
2021-08-04
忠清南道 扶余郡 扶余邑 東門路142番キル100-11
「扶余羅城(プヨナソン)」は百済の首都・泗沘(サビ)を守るために造られた周囲84キロメートルの城で、扶蘇山城(プソサンソン)を中心として東西に伸びています。平壌にある羅城とともに古い羅城のひとつで、熊津(現在の公州)から泗沘(現在の扶余)に遷都した538年ごろに築城されたものとみられています。城壁は扶蘇山城の東門があった場所から始まって錦江まで土が積み上げられており、現在はわずかにその痕跡を残すのみです。
2021-02-16
慶尚北道 青松郡 周王山面 注山池里 山124
+82-54-870-6111
チョルゴル(寺谷)峡谷は周王山(チュワンサン)からカメ峰、王居岩(ワンゴアム)に至る稜線の南東側にあるチョルゴル探訪支援センターからテムンタリまでのおよそ5キロメートルの区間(直線距離約3キロメートル)にあり、大変風光明媚な場所です。 チョルゴル峡谷は凝灰岩からできている地質の場所です。ここにある凝灰岩は高温で噴出し堆積した火山灰流凝灰岩で、高温となった火山灰や軽石がお互いくっつき形作られた溶結凝灰岩となっています。
溶結作用を経た凝灰岩は冷やされとともに体積が小さくなり垂直方向に割れ目が多く発達し、この割れ目に沿って岩石が崩壊し垂直絶壁となり、屏風のように長く広がる長い峡谷を形成するに至りました。チョルゴル峡谷では溶結レンズ(フィアメ)構造が発達していることから、火山の噴出場所を推定できる重要な証拠となっています。チョルゴル峡谷は人工の施設物を最小限にとどめた環境にやさしい探訪路で、早瀬にそってある飛び石の橋を利用して峡谷をトレッキングすることもできます。昔から雲水庵(ウンスアム)という寺があり、韓国語の固有語で寺を表す「チョル」と谷を表す「コル」を結びつけてチョルゴルという名称になりました。
出典:青松国家地質公園
2024-05-22
キョンサンブク道アンドン市クァングァンダンジロ346-30
安東文化観光団地にある「儒教ランド」は韓国の精神文化の基である儒教文化をストリーテーリングしたテーマパーク型展示体験センターです。幼稚園、小中高校生の団体や家族単位の観光客たちが体験と遊びを通して楽しみながら自由に学ぶことができる施設で、難しい儒教を簡単に楽しく理解することができます。
2021-07-29
全羅南道 麗水市 忠愍祠キル52-23
「忠愍祠(チュンミンサ)」は馬来(マレ)山(385.2メートル)のふもとに位置しています。1601年に体察使(非常時の軍務総括官)である李恒福(イ・ハンボク)が王命を受けて壬辰倭乱(文禄・慶長の役)後の民心を探り、統制使(水軍の総指揮官)であった李時言(イ・シオン)に命じて建立させたものです。1993年6月1日に国家史跡に指定されました。
2020-07-08
全羅南道 麗水市 柿田洞
+82-61-659-4756
麗水(ヨス)船所(ソンソ)遺跡は、全羅南道(チョルラナムド)麗水市(ヨスシ)柿田洞(シジョンドン)にある遺跡で、壬辰倭乱(日本で言う「文禄・慶長の役」)当時、李舜臣(イ・スンシン)将軍が、造船技術を持つ羅大用(ナ・デヨン)と共に亀甲船(コブクソン)を作った場所です。
ここには現在、自然の地形を生かして亀甲船を隠した朝鮮時代に船の修理や停泊などのために造られた軍事施設・掘江(クルガン)や亀甲船を係留するときに使っただ繋船柱(ケソンジュ=係留柱)、村の守りとして作られる石造・トルポクス6基、水軍が刀を研いだという洗剣亭址(セゴムジョンジ)の礎石が残っています。
2024-03-15
チョンラナム道ヨス市ソホロ295
ジ・オーシャンリゾートに位置しているウォーターパークでは、多島海(タドヘ)を眺めながら水遊びを楽しめます。室内は人工ウェーブプールとスライド、流れるプール、幼児専用プール、スパがあります。室外にはスライド、キャノンボール、ウェーブプールなどの施設とインフィニティプールがあります。フードコート、サウナなどの便利施設も備えています。