2022-12-23
カンウォン道ファチョン郡ファチョン邑カンビョンロ2-54
「プンオ島(プンオソム/フナ島)」は、江原道華川郡華川邑下里にあり、春川ダムによりつくられた小さな島です。
環境に優しく、1年を通して楽しめるエコ体験休養地として造成され、釣りスポットとして、また休息空間として愛されています。その他、サイクリングロードが整備されているため、サイクリングを楽しむこともできます。
毎年1月中旬には、浪川氷祭りが、6月には碑木文化祭が、10月には龍華祝典などの祭りが開催され、 周辺には七星楼、華川郷校、弥勒岩、華川江などの観光スポットがあります。
2024-09-25
仁川広域市 西区 陶窯址路 54
+82-32-440-4063
1970年5月に史跡に指定され、地元初の国家指定文化財となった仁川・景西洞緑青瓷窯址(インチョン・キョンソドン・ノクチョンジャヨジ)。
1984年12月9日、この場所に遺跡を保護するための広さ82.6平方メートルの保護幕舎が設置しました。ここで発掘された器種は平鉢、大皿などが主で、たらいのような形をした陶磁器・チャベギ、盤口長頸瓶、甕などが出土しました。釉薬の色は緑褐色や暗緑色で不透明で光沢がなく、表面に斑点のようなものがあるものの、これは釉薬の成分、窯の特殊構造、焼成温度などが影響したものとみられます。
斜面を利用した窯は傾斜度22度ほどの単室窯となっています。この窯址で注目すべき点は、緩やかに傾斜した窯床に、土で作った円形のトジミ(ケットク)と呼ばれる焼台を配置しているのが特徴です。
このトジミは、窯に詰めて焼く際、これから焼こうとする陶磁を置く焼台で、器ひとつひとつをその上に置き、器の底が窯床に直接触れないようにするために設けられたものです。
この焼台の形はあたかも馬のひづめのようなの形をしており、前の部分は分厚く、後ろの部分は薄く低めに作られています。
登り窯のように傾斜した窯の床の上に焼台の分厚い部分を窯の傾斜の下の方に向けて置くと、器が窯の中で傾かず水平を維持することができます。つまり、窯床自体は傾斜がありますが、焼台を置くことにより窯の中に置かれた器が水平を保つように調節できるようになっています。そのため窯の下の方へ行けば行くほど焼台の高さが高くなり、その上に置かれた器が傾かないよう焼台の高さを調整しています。
このような構造の陶窯址は以前には日本でのみ2か所発見されていたにすぎなかったことから日本独自のものと思われていましたが、仁川・景西洞緑青甕窯址が発見されたことにより、今後の研究如何によっては陶窯技術の日本への伝達経緯を明らかにする貴重な史料となることが期待されています。
2024-04-07
チョンブク特別自治道 茂朱郡 赤裳面 槐木里
+82-63-322-2905
茂朱郡赤裳面にある赤裳山(1,034メートル)は、四方が層岩絶壁で囲まれています。この山の上の安国寺があった場所に茂朱揚水発電所所の上部貯水池である赤裳湖が建設されましたが、この湖の周りに長さ8,143メートルの赤裳山城があります。高麗時代、契丹族の侵略があった際に近隣の数十の村から逃げてきた人たちが難を逃れた他、高麗末期の日本軍の侵略の際は、三道按廉使が軍隊を引き連れ応戦した古城だとされています。
高麗末期恭愍王23年(1374年)三道都統使であった崔瑩将軍が都に帰る途中、四面が切り立った岸壁で囲まれた天然の要塞を見て感嘆し、山城を建設することを王に建議したといいます。その後、朝鮮時代に入り、山城を建設し、5大史庫のうちの北側史庫が危険に晒された際に赤裳山史庫を設置し、韓国の国史を守ってきた由緒ある場所です。
2024-04-07
チョンブク特別自治道 群山市 月明公園1キル 26-3
+82-63-450-4000
月明(ウォルミョン)公園は、月明山、長渓山(チャンゲサン)、雪琳山(ソルリムサン)、占方山(チョムバンサン)、石峙山(ソクチサン)などがそばに聳える群山(クンサン)の名所で、1960年代から70年代まで修学旅行客の観光スポットにもなっていた大変有名な場所です。
総敷地面積およそ255ヘクタール(約77万坪)の広大な敷地に、全長12キロメートルの散策路があります。公園の小高い丘には展望台や海彫刻公園、守市塔、三一運動記念碑、開港35周年記念塔、考える市民像、蔡万植(チェ・マンシク)文人碑などがあります。守市塔は燃え上がる炎と風に翻る帆をイメージした形となっています。
公園の丘からは群山沖の海原や錦江(クムガン)河口堰、そして群山の市街地や対岸の長項(チャンハン)精錬所など周りの絶景を一望できます。公園西側の雪琳山の麓には古刹・隠寂寺(ウンジョクサ)があり、占方山や雪琳山の間には第一水源地(月明湖水)があります。
公園内には樹齢30年以上の藤の木や桜が生い茂っており、毎年4月には全国規模の桜撮影会が開催されます。1年を通じて景色の美しい公園ですが、特に春、桜の花が満開になる時期は見事な景色が楽しめます。
2020-08-05
仁川広域市 中区 沿岸埠頭路70
+82-32-777-1330
西海(ソヘ)に浮かぶ島しょ部とを結ぶ旅客船のターミナル・沿岸埠頭。鮮度抜群の魚介類や塩辛・チョッカルなどを手頃な値段で買うことができる仁川総合魚市場や水協(漁協)直営で市価の6~7割ほどの値段で提供する刺身センター、海釣りを楽しめる南港埠頭があるほか、海水風呂もあり、近年観光特区にも指定されました。けたたましい船の汽笛が近くで聞こえる沿岸埠頭は仁川広域市中区の象徴であるとともに、未知の島へ向かう人々が訪れる場所でもあります。
沿岸埠頭にある仁川総合魚市場は一年を通じて常にごった返しています。少しでも鮮度のよい鮮魚を安く手に入れようと多くの人々が訪れます。
仁川沖は黄金漁場と呼ばれるほど海釣りのメッカとなっています。なかでも徳積島(トクチョクド)、豊島(プンド)、昇鳳島(スンボンド)、紫月島(チャウォルド)、伊作島(イジャクト)、六島(ユクト)、サム島、倉礁(チャンソ)、缶島(プド)、白岩(ペガム)、霊興島(ヨンフンド)などが海釣りのポイントとして有名です。南港埠頭は海釣り客を乗せた釣り船が出航するところで、個人で釣りに出る人をはじめ船上海上セミナーやキャンプ、マリンスポーツやマリンレジャーなどさまざまな目的で船を貸し切ったり利用したりすることができます。
沿岸埠頭内の親水公園では春から秋にかけて毎晩イルカ噴水ショーが行われ、また公園内にはバラのトンネルや小さな動物園もあります。
2025-03-16
チョンブク特別自治道 扶安郡 辺山面 辺山海岸路51
+82-1588-4888
「SONO Belle辺山(ソノベルピョンサン)」は格浦ターミナルから車で5分のところにあります。格浦海水浴場がすぐ前にあり、彩石江までは約500メートル、来蘇寺は車で30分、コムソ塩田は車で35分です。客室はスタイリッシュで、冷蔵庫、ミニバー、薄型テレビを完備しています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道プアン郡ピョンサン面キョクポ里サン47-1(ヘノミ採火台)
波が高くなく遠浅で砂浜が広く、こぢんまりとしているのが特徴の格浦海水浴場。そのため子ども連れの家族に人気があります。西海はその地理的特性から夕日や落照が美しいことで知られ、格浦海水浴場も夕日スポットとして旅行者に人気があります。夕方になると近くの灯台が明かりをともし、夜景スポットになります。
2024-04-07
チョンブク特別自治道 全州市 完山区 韓紙キル 100-10
* 韓国の美が宿る全州伝統韓紙院 *
伝統韓紙(ハンジ)のありとあらゆる技法が再現されている全州(チョンジュ)伝統韓紙院は、悠久の精神が宿る純韓国製の韓紙のみを生産する場所です。
全州伝統韓紙院で生産される韓紙の8割以上が日本へ輸出され、残りの2割は韓国国内に出荷されています。
韓紙は他の紙類とは異なり、先人の匠の精神が息づく貴重な文化遺産であり、韓紙それ自体が一つの芸術作品となっています。
また、全州伝統韓紙院では韓紙漉き、模様入れ、乾燥などの韓紙制作の過程を学ぶことができます。
* 紙のふるさと・全州 *
全州韓屋村の路地には見どころがたくさんあります。韓屋村の大通りを散策しているだけでも、数多くの博物館や体験館、かわいいお店が軒を連ね、見ているだけでも楽しいものです。
そんな全州韓屋村でおすすめなのがここ、全州伝統韓紙院。
「全州」といえば、まず思い浮かぶ特産品のひとつがこの「韓紙」です。全州はおよそ千年前より高品質の韓紙生産地として名を馳せたところでした。
韓紙の消費は時代の変化とともに急速に減少してしまいましたが、今でも全州では10か所以上の韓紙を作っている工場が残っています。
ここで作られる画仙紙の生産量は韓国国内の流通量のおよそ8割を占めます。
全州伝統韓紙院では書芸(書道)、東洋画、工芸用韓紙向けの韓紙をはじめ、遠赤外線を放射する健康機能を持った黄土壁紙用韓紙、炭を漉き入れた韓紙なども展示・即売しています。
機能性以上に美しさを重視し大変きれいに染色を施した韓紙が、重ね重ねに積まれている様子を見るだけでも、どんな芸術作品よりも美しくみえます。
全州伝統韓紙院はただ単に伝統韓紙の展示・販売を行う場所というだけではなく、韓紙それぞれが相まって、ひとつのハーモニーを織りなす芸術作品のような場所のように感じされるそんな場所です。
韓国で初めて世界の名品として認められた韓紙!
全州伝統韓紙院に来て、韓紙の美しい世界に思う存分浸ってみましょう。
2021-07-19
光州広域市 東区 文化殿堂路 38
全羅南道(チョルラナムド)道庁前から伸びる錦南路(クムナムノ)は、光州(クァンジュ)の象徴。ここは血で綴られ民主主義を守り抜いた5・18光州民衆抗争の現場となった場所です。1980年5月当時、全羅南道道庁は抗争の本拠地となり、その前にある噴水台を舞台に様々な集会が開かれ、抗戦の意志を燃やしました。そして、1996年以来、この場所は5・18民主広場」と呼ばれています。同庁前にある尚武館(サンムグァン)は当時、戒厳軍の集団発砲により犠牲となった市民を臨時で安置する場所になった場所です。
2024-04-08
チョンブク特別自治道プアン郡ピョンサン面キョクポ里
赤壁江(チョクピョッカン)近隣は植物分布学的価値が高く天然記念物に指定されているタブノキ群落を観察することができる他、多くの観光客が訪れる彩石江や格浦海水浴場もあり、地質・生態・教育観光に最適の条件を取り揃えています。また、この地域では堆積岩である頁岩と火山岩である流紋岩の直接的な境界部分で性質が違う二種類の岩石の相互作用によって形成された独特の岩石(ペペライト)を観察することができます。