2021-11-12
忠清南道 扶余郡 外山面 無量路203
+82-41-836-5066
「無量寺(ムリャンサ)」は、忠清南道扶余郡万寿山のふもとに位置している寺です。新羅文武王の時代に梵日国師(泛日国師)が創建した寺院で何度かの修復を経て今日に至ります。韓国一の阿弥陀祈祷道場で、四天王門を過ぎると正面に宝物第356号に指定された無量寺極楽殿が見えます。四天王門は無量寺の趣が最も感じることができる位置にあり、層区分がない二階極楽殿と五重石塔(宝物第185号)、石燈(宝物第233号)が一列に並ぶ姿は壮観です。その他、極楽殿塑造阿弥陀如来三尊坐像(宝物第1565号)も威容を誇ります。無量寺は生六臣の梅月堂金時習が入寂した所で、境内には彼の肖像画などもあります。
2021-10-07
忠清南道 扶余郡 扶余邑 王陵路61
扶余王陵園は忠清南道扶余郡扶余邑陵山里にある百済時代の墓群です。風水地理思想による典型的な墓地の地形で、墓地の後方に山があり、東を青龍、西を白虎、前方の山を南の朱雀とみなし、墓地の前方約200メートルのところには西に流れる川があります。
古墳は前列に3基、後列に3基、その後ろの一番高い場所に1基あり、全部で7基あります。墳丘は円形封土墳で、大きさにより大型、中型、小型に分けられます。大型である前列の3基は墳丘の直径が25~30メートル、中型である後列の3基の墳丘は直径が20~25メートル、一番後ろの1基は墳丘の直径が20メートル程度です。
2024-12-30
チュンチョンナムド道プヨ郡プヨ邑クァンブク里
扶余の白馬江を見下ろすように高くそびえたっている岩の絶壁が落花岩(ナックァアム)です。落花岩は百済が新羅と唐の連合軍に陥落した時、百済の三千宮女がまるで一片の葉のように白馬江の下に身を投げたという伝説で有名な場所です。落花岩は、この伝説のように女性の貞節を命よりも大切にしていた女性達の精神がにじみ出ている場所です。この岩石の上に1929年、この地域の郡守だった洪漢杓が百花亭という東屋を建てました。絶壁の下には「落花岩」という文字が刻まれていますが、これは朝鮮時代の偉大な学者だった宋時烈先生が書いたものです。
2024-04-18
チョンブク特別自治道ナムォン市ヤンリムギル43
南原(ナムォン)は韓国の古典文学の代表である『春香伝』の背景となった場所です。智異山、徳裕山、俗離山を繋ぐ観光都市であり、南原地域の観光産業をより発展させる目的で、南原観光団地が形成されました。団地の中には国立民俗国楽院と春香文化芸術会館をはじめとし、南原ランド、宿泊施設、レストラン、展望台などの施設が設けられている他、林権澤監督作品・映画『春香伝』の撮影セットが、そのまま保存されています。
2024-12-04
忠清南道 扶余郡 扶余邑 定林路83
+82-41-830-2880
「扶余(プヨ)定林寺(チョニムサ)」は6世紀の中頃に建てられ、百済が滅亡する時まで栄えていた寺です。境内には、定林寺址五層石塔が1400余年の月日を越え、素朴な美しさを大切に保っています。この定林寺址五層石塔は、益山の弥勒寺址石塔と共に百済の石塔様式を見せてくれる大切な遺物となっています。定林寺址で見ることができるもう一つの遺物は、高麗時代の定林寺址石仏坐像です。この仏像は高麗時代に定林寺を改築した際に、新しく造られたものです。坐台の上部分には蓮の花が刻まれており、また下の部分には蓮の花の模様が刻まれています。芸術性に非常に優れた作品と言えるでしょう。
また定林寺址前にある定林寺址博物館は、仏教文化館、定林寺址館、企画展示館があり、仏教と定林寺の歴史を紹介しています。
◎ 韓流旅行情報-バラエティ『1泊2日』
バラエティ番組『1泊2日』で、メンバーたちが夕食をかけて定林寺址(チョンニムサジ)五層石塔を模した「3種類の人間の塔作り」ミッションを行った場所です。近くに百済の文化を垣間見ることができる多様な文化財があるので、一緒に巡るといいでしょう。
2020-08-27
忠清北道 丹陽郡 丹陽邑 三峰路 187-17
オールシーズン対応型施設「SONO MOON 丹陽 Ocean Play(ソノムンタニャンオーシャンプレイ)」は新たに施設全体を天井ドームで覆い、季節を問わず健康と休養を兼ねて利用できるようリモデリングを行いました。
丹陽Ocean Playは地下750メートルの岩盤からくみ上げた天然炭酸水を使用しているほか、カップル風呂、死海洞窟風呂、檜風呂、イベント風呂や韓国最高のバーデプール施設などがあり、ここでしか味わえない楽しさを満喫しつつ、日頃の疲れを癒すことができます。
2020-07-01
全羅南道 莞島郡 青山面 道清3キル30-1
山、海、空が青いことから青山という名前が付けられた小さな島「青山島(チョンサンド)」。青山島は全羅南道莞島から19.2キロメートル離れた多島海最南端の島で、美しい自然景観を誇ります。東側には巨文島(コムンド)、西側には所安島(ソアンド)、南側には済州島(チェジュド)、北側には薪智島(シンジド)があります。
1981年12月23日に多島海海上国立公園に指定、2007年12月1日にアジア初のスローシティに選定されました。ゆっくり歩くとより美しいスローシティの道、農業遺産であるクドゥルチャンノン、韓国観光公社とCNNが選定した韓国で行ってみたい観光地に選ばれた美しい島です。
2021-02-11
慶尚南道 昌原市 義昌区 東邑 注南路101番キル26(東邑)一帯
「注南(チュナム)貯水池」は世界的な渡り鳥の渡来地として、さまざまな渡り鳥を観察できるだけでなく、「自然景観探訪休養地」として、ここを訪れる人々に癒しの空間を提供しています。ラムサール文化館、生態学習館、探鳥台、注南環境スクールなどの施設を無料で利用でき、また、注南貯水池一帯を生態専門の案内ガイドとともに探訪することもできます。セドゥリ花道や蓮の花団地では、季節の花も楽しめます。
2024-10-29
カンウォン特別自治道ピョンチャン郡テグァンリョン面テグァンリョンマルギル483-32
標高920メートルのところに20万5,000平方メートルの広い草原が広がる大関嶺(テグァンリョン)羊牧場では、冬以外の季節は羊たちが放牧されており、遊歩道を歩きながら羊の群れを眺めたり、餌やり体験ができます。牧場の遊歩道は1.2キロメートルで、所要時間は約40分、フォトジェニックなスポットもたくさんあり、牧場の中央には野生の湿地植物の群生地があります。
2024-04-22
チュンチョンナム道プヨ郡プヨ邑クア里、クァンブク里
官北里(クァンブンリ)遺跡と扶蘇(プソ)山城は、百済が538年から660年まで首都にしていたとされる遺跡です。官北里遺跡は平時に王が居住して統治していた王宮で、扶蘇山城は戦争に備えて防御壁としての機能を果たしていました。多くの百済遺跡が発掘されたこの地域には泗沘(サビ)都城仮想体験館があり、案内サービスも提供されています。