2024-10-30
チョンラナム道スンチョン市ソングァン面ソングァンサアンギル100
+82-61-755-0107
松広寺(ソングァンサ)は、曹渓山(チョゲサン)の西側に位置しているお寺で、陜川(ハプチョン)海印寺(ヘインサ)、梁山(ヤンサン)通度寺(トンドサ)と並んで三宝仏教寺院として挙げられます。新羅時代に創建し、国宝4点、宝物26点等の文化財と大雄宝殿など80以上の建物を抱えています。寺院文化財を展示する聖宝博物館、仏教大学、テンプルステイなどを運営しています。
2024-04-07
全羅南道 求礼郡 山洞面
+82-55-970-1000
智異山(チリサン)は、谷が深く山並みが美しく、また高さによって異なる景色を醸し出す山です。特に多くの峰と汚れのない自然を残している所でもあります。そのため、ほかの所では見られない秘境が多くある所としても有名です。その中でも最高とされる景色を集めたのが「智異山10景」です。
智異山第1景は朝の日の出です。ここから見る日の出は韓国一といわれるほどです。第2景は老故雲海(老姑壇の雲海)です。智異山の西、標高1507メートルの老姑壇は智異山の幾多の峰の中でも最高と言われる所です。老姑壇は智異山縦走コースの出発点としても有名で、華巌寺渓谷に沿って頂上に上れば雲海の絶景が開けます。第3景は般若落照(般若峰の日の入り)、第4景は碧宵明月(夜に見る満月)です。赤い空と黒い山の稜線が絶妙な色合いを織り成しています。第5景は煙霞仙境(もやの間に見える赤い雲である夕焼け)です。第6景は仏日懸瀑(清鶴峰と白鶴峰の間にある深い崖滝)です。60メートルの高さから落ちる滝のはすさまじい音を出します。第7景はピアゴルの紅葉です。町内から出発して10分ほど行くと途中に全羅南道と慶尚南道の境界である外谷里に松林が見えます。ここがピアゴルで、智異山最大の闊葉樹林地帯です。春のツツジ、夏の青々とした木々、秋の紅葉、冬の雪景と四季を通して美しい所がピアゴルです。その中でも秋の紅葉は天下一の絶景に数えられるほどで、毎年ここで紅葉まつりが開かれます。第8景は小細つつじ(小さな石の間に咲くツツジ)、第9景は韓国3大渓谷のひとつにかぞえられる七仙渓谷です。最後の第10景は、蟾津清流です。智異山を南西に貫いて南海に至る蟾津江はその水が清く、青い錦織に比喩されるほどです。川の両側の白い砂場もまた美しいところです。
2024-10-22
チョンブク特別自治道プアン郡チンソ面ネソサロ191(来蘇寺チケット売り場)
来蘇寺(ネソサ)は百済時代の武王34(633)年に恵丘頭陀(ヘグドゥタ) が建立した寺で、元々の名称は蘇来寺(ソレサ)でした。
大雄宝殿は釈迦牟尼を中心に左右に文殊菩薩と普賢菩薩を祀る仏殿で、朝鮮時代の仁祖11(1633)年、靑旻(チョンミン)大師が寺を修繕する際建てたと伝えられています。
規模は正面3間、側面3間で、屋根は入母屋造りとなっています。屋根の軒を支える木組の装飾構造が柱の上部のみならず柱と柱の間にもある多包様式の建造物となっており、外側へと張り出す木組部材の姿は朝鮮時代中期の建築様式をよく表しています。
また、大雄宝殿の花柄模様の戸の桟から当時の秀でた彫刻技術を垣間見ることができ、仏像の後ろ側の後壁には韓国に現存するもののなかで最も大きな「白衣観音菩薩坐像」が描かれています。
大雄宝殿の扁額は円嶠(ウォンギョ)李匡師(イ・グァンサ1705~1777年)が書した筆跡で、付属の庵として地蔵庵(チジャンアム)や青蓮庵(チョンニョンアム)があります。
現存する 建物及び重要文化財には、宝物・大雄宝殿をはじめ、宝物・高麗銅鐘、宝物・法華経折本写経、宝物・掛仏などや全羅北道有形文化財に指定されている寮舎チェの建物、説禅堂(ソルソンダン)、三層石塔があり、来蘇寺一帯は全羅北道記念物に指定されています。
境内の入口にある一柱門からおよそ600メートルは「美しい道100選」に選ばれたモミの木の林道が続いており、訪れる人々に季節ごとに違った風景を見せています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道チョンウプ市ネジャンホバンロ328
「山中に隠れたものが無尽蔵にある」という意味をもつ内蔵山(ネジャンサン)。秋になるとあらゆるものが鮮やかな紅色に染まる内蔵山は、訪れる人々の心の奥底まで感動を与える「湖南の金剛」とも称される風光明媚なところです。赤々と燃える紅葉トンネルや道徳瀑布、金仙瀑布などは紅葉の秘境ともいうべきところで、紅葉の代名詞と言っても過言ではありません。毎年、紅葉一色となる秋の季節ばかりでなく、春にはクロフネツツジや桜が、夏には鬱蒼と生い茂る緑陰が、冬には岩の絶壁の絶景と美しい雪景色が、そして一年を通してさまざまな野生花が咲き乱れ、内蔵山を訪れる人々に感動を与えます。
内蔵山国立公園には「湖南の五大名山」である内蔵山をはじめ、南には白岩山、そして内蔵寺、白羊寺など由緒ある寺院、朝鮮時代末期東学農民運動の指導者・全琫準(チャン・ボンジュン)将軍が捕らえられるまでの間いた笠岩山城などさまざまな景勝地があり 、「春・白羊、秋・内蔵」という言葉がある通り、さまざまな秘境があります。
2025-03-18
チョンブク特別自治道 茂朱郡 雪川面 万善路 185
+82-63-322-9000
<p>茂朱 徳裕山リゾート(旧茂朱リゾート)トは徳裕山にある代表的な山岳リゾートです。徳裕山国立公園の美しい景色とリゾートがひとつになってウインタースポーツを楽しめるところです。
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茂朱 徳裕山リゾートは四季を通じたリゾートとして、アルプス風の特級ホテルをはじめ、各種施設を備えており、220万坪の規模を誇ります。茂朱リゾートはとくに冬には多くのスキーマニアが訪ねる所として有名です。マンソン峰(1215m)スキー場は時間当たり13000人が収容できるリフトが設置されており、初歩者から最上級コースまで多様なコースがあります。冬季ユニバーシアード大会が開かれた雪川峰 (1520m)スキー場は、多様なゴンドラ、リフト施設があります。それだけではなく、スキーで疲れた体を癒す温泉もあり、雪原を背景に休める野外温泉は有名です。
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ほかにもテニス、山登り、MTBと乗馬が楽しめ、ショッピングモールのカーニバルストリートでは多様な見どころや食べ物があります。また世界の有名ブランドを手頃な価格で買うこともできるアウトレット衣類専門店から実用的なスーパーまで多様に揃っています。</p>
2024-03-04
チュンチョンブク道チュンジュ市トンリャン面チョドン里
忠州ダム建設で生じた「忠州湖(チュンジュホ)」は「内陸の海」と呼ばれるほど大きく、韓国最大規模の湖です。 ダム建設のために忠州、丹陽、堤川にかけて66.48平方キロメートルを水没させ、約5万人の人々が故郷を失った切ない記憶の場でもありますが、今では多くの観光客が訪れる名所となっています。
忠州湖では忠州ダム本ダムの忠州渡船場、月岳山秘境下の月岳渡船場、清風文化財団地近くの清風渡船場、丹陽八景の亀潭峰、玉筍峰がある長淮渡船場、丹陽面の丹陽渡船場など計5つの遊覧船の船着場が設置されており、忠州湖観光船を利用して湖畔観光できるようになっています。忠州ダムの渡船場から長淮渡船場までの航路は約1時間30分の長距離コースで、船上から美しい景色を楽しむことができる魅力的な観光コースです。忠州湖と月岳山霊峰が一望できる月岳渡船場周辺の風景、清風渡船場~長淮渡船場区間にある奇岩絶壁の岩峰と丹陽八景など見どころ満載な他、周辺には月岳山国立公園、松界渓谷、清風文化財団地、丹陽八景、古藪洞窟、救仁寺、水安堡温泉、蘆洞洞窟など多くの観光資原を有しています。
2022-12-26
チョンラナム道ワンド郡ワンド邑
「多島海(タドヘ)海上国立公園」は1981年12月23日、韓国で14番目の国立公園として指定されました。面積は2,344平方キロメートルで、韓国最大の国立公園です。全羅南道の麗水市の前に広がる海には紅島、黒山島、巨文島、白島など、約1700の大小の島々が浮かび、様々な形の岩や石、エメラルド色の空と濃いコバルト色の海が印象的です。
この地域は新羅時代の張保皐(チャン・ボゴ)武将が海上王国を建設し、高麗時代には宋や元などと通商をしていた海上貿易路に当たります。朝鮮時代には、李舜臣(イ・スンシン)武将が日本軍を撃破した戦場であり、いたるところにその跡が残っています。たくさんある島の中でも紅島と黒山島がもっともよく知られており、特に黒山島は国内でも有数の漁場があるところです。
2024-04-08
チョンブク特別自治道チョンウプ市ネジャンサンロ1253
美しい内蔵山(ネジャンサン)国立公園の中にある内蔵寺(ネジャンサ)は、百済武王37年(636年)に霊隠祖師が創建したと伝えられています。かつては50棟余りの大伽藍が建っていましたが、丁酉再乱(慶長の役)と韓国戦争の時にすべて焼失し、現在の建物はほとんどが後になって再建されました。金山寺(クムサンサ)とともにチョンブク特別自治道を代表するお寺で、内蔵山の峰々が屏風のように取り囲んでおり、周辺の景色がとても美しく、特に秋の紅葉の時期になると絶景が広がります。白羊寺、方丈山、長城湖、潭陽湖などが周辺にあり、主要文化財としては内蔵寺朝鮮銅鐘が保存されています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道チナン郡チナン邑タニャン里126-3
馬耳山(マイサン)は、687.4メートルの雌馬耳峰(アムマイボン)と681.1メートルの雄馬耳峰(スマイボン)の2つの峰と10以上の小さな峰で構成された岩山です。季節ごとに呼び名がそれぞれ違います。春は桜が有名で、夏と秋にはコスモスが、秋はスズキも壮観を成します。仏教寺院としては銀水寺(ウンスサ)、金塘寺(クムダンサ)、80以上の石塔をもつ馬耳山塔寺(タプサ)などがあります。
2024-05-24
チョンブク特別自治道チョンジュ市ワンサン区キリンデロ99
全州韓屋村(チョンジュ ハノクマウル)は全羅北道全州市完山区豊南洞と校洞一帯に広がる伝統韓屋が立ち並ぶ町です。全州韓屋村には韓国の伝統家屋・韓屋700軒あまりが軒を連ねています。移り変わりの激しい街の中に、昔の姿をそのまま残した全州韓屋村は、韓国の伝統を感じられるところとして有名です。
全州韓屋村の魅力は何よりも韓屋の美しい屋根の曲線美にあります。屋根の裾が空に向かっているのが韓屋の特徴であり魅力です。韓屋は大きく母屋と舎廊(サラン)チェの建物にわけられます。母屋は女性が使うところで、舎廊チェは男性が使う所です。韓屋は男女別々の間取りとなっており、それぞれ特徴があります。母屋の場合は女性たちの生活空間だったこともあり、敷地の最も奥の方に位置しています。
韓屋のもう一つの特徴はオンドル部屋です。韓国は日常座って過ごすことが多いため、オンドルを焚いて床を温めます。建物の外の縁の下に焚き口を作り、火を焚くことでオンドル部屋を温めます。夏は涼しく、冬は暖かいのがオンドル部屋の大きな特長です。
全州韓屋村の韓屋生活体験館の中には母屋と舎廊チェの建物があり、ここでオンドル部屋の体験ができます。また、韓屋生活体験中に提供される伝統韓食は納清鍮器の器に盛られ、見た目にも味を引き立ててくれます。
全州韓屋村では古の韓国の人々の生活を体験できるばかりでなく、おいしい全州ビビンバも味わうことができ一石二鳥の体験ができる場所です。