観光 - 韓国旅行情報

閑山島(한산도)

閑山島(한산도)

2021-06-15

慶尚南道 統営市 閑山面

閑山島(ハンサンド)は400年ほど前の朝日7年戦争(壬辰倭乱)を勝利に導びく契機となった世界四大海戦に輝く閑山島での海戦・閑山大捷(ハンサンデチョプ)の勝捷址です。
またおよそ3年8ヶ月の間、李舜臣(イ・スンシン)将軍が指揮を振るった本営・制勝堂(チェスンダン)があるほか、村々には軍営・統制営の痕跡も残り、歴史的遺跡地としても価値があるだけでなく、閑麗(ハルリョ)海上国立公園の中心に位置する自然の美しい観光名所としても知られています。
一般には「閑山島月明るい夜に…」で始まる忠武公・李舜臣将軍の憂国の心情が表れている詩調の一節で、よく知られた由緒ある場所でもあります。
閑山島制勝堂は忠武公・李舜臣将軍の史跡地として有名ですが、閑山湾の情景、そして一枚の山水画を広げたかのような素晴らしい風景が一望でき、一年を通じて観光客が絶えません。

鶴洞黒真珠モンドル海岸(학동흑진주몽돌해변)

鶴洞黒真珠モンドル海岸(학동흑진주몽돌해변)

2024-10-17

キョンサンナム道コジェ市トンブ面ハクトン6ギル18-1

「鶴洞(ハクトン)黒真珠モンドル海岸」は長さ約1.2キロメートル、幅50メートル、面積3万キロ平方メートルの黒真珠のような「モンドル」が特徴的な海岸です。モンドルとは波で砕けた不ぞろいで細かい砂利のことをいい、この上を裸足で歩くと指圧効果を得られます。バナナボートなどの海洋レジャースポーツを楽しめる一方、水深が深めで波が高いため海水浴するには注意が必要です。ビーチのすぐ後ろには小さな集落があり、民泊や刺身屋などがある他、船着場から遊覧船に乗って海金剛や各種熱帯植物が植えられた外島(ウェド)などを回ることができ、巨済島を訪れるなら海水浴をせずとも立ち寄る価値があるところです。

巨済島海金剛(거제도 해금강)

巨済島海金剛(거제도 해금강)

2024-03-06

キョンサンナム道コジェ市ナムブ面カルゴッ里サン1

巨済島(コジェド)風の丘(パラメオンドク)の前方に位置している観光スポットで、閑麗(ハンリョ)海上国立公園に属している岩島です。葛の根が伸びている形に似ていることから葛島(カルト)と名付けられましたが、海の金剛山を意味する海金剛と広く呼ばれています。日の出と日没で有名で、日月峰(イルォルボン)や獅子岩(サジャバウィ)から一番きれいな景色が鑑賞できます。遊覧船に乗ると十字洞窟(シプチャドングル)、弥勒岩(ミルクバウィ)、燭台岩(チョッテバウィ)、樹齢1,300年の松などの美しい秘境が眺められます。

雪岳山蔚山岩(설악산 울산바위)

雪岳山蔚山岩(설악산 울산바위)

2024-02-28

カンウォン特別自治道ソクチョ市ソラクサンロ1091

雪岳山(ソラクサン)蔚山岩(ウルサンバウィ)は、標高900メートルに達する6つの巨大な峰で構成された雪岳山の岩です。蔚山岩という名前は垣根のように広がっている峰の形に由来したもので、雪岳山中心部に位置しています。特別な形と美しい周辺の景色で親しまれる景勝地で、登山コースとして人気が高いです。小公園から出発して蔚山岩の頂上までは約3時間がかかります。

洛山寺(낙산사)

洛山寺(낙산사)

2024-12-16

カンウォン特別自治道ヤンヤン郡カンヒョン面ナクサンサロ100

江原道(カンウォンド)襄陽郡(ヤンヤングン)北部の海岸沿いにある洛山寺(ナクサンサ)は五峰山(オボンサン=洛山)山麓に、新羅時代の高僧・義湘(ウィサン)国師が観音菩薩の啓示を受けて建立した寺です。義湘が洛山寺近くの海辺の洞窟に観音菩薩がいらっしゃるという話を聞きつけ、義湘はその洞窟を訪れました。海岸の絶壁の上で何日も祈祷をした義湘は、海からやってきた龍から如意宝珠を、観音菩薩からは水晶の数珠を授かり、これを洛山寺に安置しました。後に義湘国師が修道した絶壁の上に亭子を建て、義湘台と呼ぶようになりました。また、観音菩薩が海から真紅の蓮の花に乗って陸にたどり着いた場所の横に寺を建立し、ここを紅蓮庵と命名しました。この庵は今日、普門寺(江華)、錦山菩提庵(南海)とともに韓国の三大観音聖地として多くの仏教徒が参拝しています。
この他、1977年には五峰山麓の神仙峰の頂に東洋最大の海水観音菩薩を建立しました。

正東津日の出公園(정동진 해돋이공원)

正東津日の出公園(정동진 해돋이공원)

2019-02-01

江原道 江陵市 江東面 正東津里
+82-33-640-4536

正東津(チョンドンジン)は、江原道江陵市にある小さな海岸の町で、韓国で最も海に近い駅である正東津駅がある所です。また、人気ドラマ「砂時計」のロケ地でもあります。
正東津という地名は、朝鮮時代、漢陽(ソウル)の光化門から正確に東に位置している港ということで名づけられました。
正東津駅はドラマ「砂時計」の舞台として知られるようになって以来、週末になると多くの人がここを訪れます。海と松の木、そして歴史と汽車というロマンチックな景観が魅力ですが、何と言っても正東津といえば日の出の名所として有名です。松の木と汽車のレールという景観と調和した美しい日の出の光景は、正東津だけの魅力です。毎年1月1日には、砂時計公園で砂時計回転イベントと日の出イベントが催されます。

河趙台海水浴場(하조대해수욕장)

河趙台海水浴場(하조대해수욕장)

2025-01-16

カンウォン特別自治道ヤンヤン郡ヒョンブク面ハジョデヘアンギル35

河趙台(ハジョデ)海水浴場は海と砂浜、周辺の灯台の風景、奇岩怪石と岩の島などが調和した絶景を誇り、東海の海水浴場のなかでも美しいことで知られ、避暑客に人気です。
砂浜は全長1.5キロメートル、幅100メートル、水深は1.5メートル前後です。毎年7~8月に約50日間海開きしており、夏のシーズン中には砂浜に有料でテントを張ってキャンプをすることができます。また、海水浴場の松林にも有料キャンプ場があります。その他、駐車場、シャワー施設、水飲み場、トイレを完備しています。
夏に漁師体験イベント、サマーフェスティバル、イカのつかみ取り、イカの試食会などのイベントが開催されます。海水浴場の南側には襄陽八景のひとつである河趙台と海を見ることができる展望台スカイウォークがあります。

伽倻山国立公園(紅流洞、清涼洞地区)(가야산국립공원(홍류동,청량동지구))

2024-09-26

慶尚南道 陜川郡 伽倻面 伽倻山路1200
+82-55-930-8000

「伽倻山(カヤサン)国立公園」は1966年6月24日史跡および名勝地に指定され、1972年10月13日に国立公園に指定されました。総面積76.256平方キロメートルで慶尚南道と慶尚北道にまたがっており、高く聳え立った象王峰は別名牛頭山とも呼ばれ、海抜1,430メートルの偉容をほこります。
ここは古くから海東の十勝地または、朝鮮八景の一つとして有名な所でもあり、ユネスコの文化遺産に登録されている八万大蔵経を奉安した法宝宗刹海印寺(ヘインサ)がある所でもあります。

国立5·18民主墓地(국립 5·18 민주묘지)

2024-07-25

クァンジュ広域市プク区ミンジュロ200

光州民主抗戦を称える場所、国立5.18民主墓地
国立5.18民主墓地は光州(クァンジュ)広域市北区にある公園で、5・18墓域とも呼ばれています。
文民政府(金泳三政権=1993~98年)発足とともに、5.18光州民主抗戦に対する再評価事業が行われ、また5.18民主化運動による犠牲者の墓地を民主化の聖地として作ろうという声が志ある国民から上がりました。光州広域市は韓国政府の支援を受け、光州広域市北区雲亭洞(ウンジョンドン)山34番地にある165平方キロメートルの敷地に、5.18墓地を造成しました。墓域内には5・18民主化運動で犠牲となった英霊の墓764基(2017年現在)が祀られており、このほか建築物7棟(民主の門、遺影奉安所、歴史の門、崇慕楼、追念門、管理棟、休憩室)や歴史空間、民主広場、参拝広場、展示空間、象徴造形物、光州民主化運動追慕塔、7つの歴史広場(義兵、東学、3・1運動、光州学生運動、4・19革命、光州民主運動、統一広場)、献樹記念碑、竣工記念塔などがあります。

忘れることができない現代史の痛み、5.18光州民主抗戦について
5.18民主抗戦は1980年5月18日に始まりました。その前年の1979年10月26日に起きた朴正煕大統領暗殺事件後の政情不安の中で発生した後の大統領となる全斗煥少将らによるクーデター・12月12日事態、そしてこのクーデターにより政権掌握をした新軍部の陰謀に対し市民らが猛反発し民主化運動を韓国全国で展開、このような全国的な広がりを見せた市民らの抵抗運動を新軍部が鎮圧する過程で恣意的に行われた代表的な反民主虐殺事件がこの5.18光州民主抗戦です。この墓地は5.18民主抗戦の過程で犠牲となった光州市民の精神を称え、この地に再びこのような道理に反した出来事や独裁を許してはならないと戒めるとともに、生きた歴史の現場として活用されている場所です。また民主聖地を自らの手で作り上げるため始まった民主の木・献樹運動は5.18民主抗戦の崇高な精神を国内外に広く知らしめる機会にもなりました。

5・18民主化運動追慕塔
5・18墓地の中央に位置している 5・18民主化運動追慕塔。四角い柱である塔身は40メートルの高さを誇り、韓国の伝統石造物で寺院の入口などに立てられた旗竿を支える2本の幢竿支柱(タンガンチジュ)を現代風にアレンジし形状化しました。追慕塔上部は2本の塔身が楕円形のオブジェを手で包み込むような形となっており、この形状は新しい生命の復活を象徴しています。時々刻々変化する太陽の光が追慕塔に反射する光の様子はあたかも希望の証となっているかのようです。

江陵 鏡浦台(강릉 경포대)

2025-01-20

カンウォン特別自治道カンヌン市キョンポロ365

鏡浦台(キョンポデ)は関東八景のひとつで、鏡浦湖北側の丘にある正面5間、側面5間、八作屋根(入母屋造り)の楼閣です。1326年(高麗忠粛王13年)創建後、一度の移建と数回の修復がなされ現在の姿となっています。「鏡浦台」の篆書体の扁額は兪漢芝、楷書体の扁額は李翊會の字である他、鏡浦台内部には高麗15代王粛宗の『御製詩』や栗谷李珥が10歳のときに書いたとされる『鏡浦台賦』をはじめとし、曺夏望の上樑文など多くの名士や文人墨客にまつわるものが掲示されています。また楼閣周囲にはマツやクヌギが程よく茂り、風情ある景観を演出しています。