2024-10-29
カンウォン道ピョンチャン郡ミタン面チョンオクサンギル583-76
平昌(ピョンチャン)ユクペンマジギは、江原道平昌郡の南側に位置する青玉山(チョンオクサン)の頂上のことで、標高1,256メートル、サッカー場6面分の広さの高原です。ユクペンマジギという言葉には、600斗の種もみをまけるほどの平原という意味があります。1960年代に山の頂上に定住した火田民(焼畑農業を行う農民)が約59万平方メートルの荒れ地を開墾し、韓国で初めて高冷地野菜の栽培を始めました。今ではユクペンマジギへ車で手軽に行けるようになり、自然にやさしい観光名所として知られています。遠くまで見渡せる山の頂上には20基ほどの風力発電機が設置されており、絵画のような絶景を見ることができます。春になると白いシャスタデイジーが咲き乱れ、美しい景色が広がります。小さな教会のような建物や、虹色のイスなどが設置されており、写真映えするフォトスポットがあちこちにあります。景観の美しさがクチコミで知られるようになり、夕暮れ時になると写真撮影、天体観測、車中泊などの目的で多くの観光客が訪れます。駐車場、トイレ、展望台などの施設も整っています。
2023-07-06
テグ広域市チュン区トンサン洞
チョンナオンドク(青蘿丘)友達思い歌碑横から市内に下る90階段までは3·1運動当時に万歳運動を準備していた学生たちが日本軍の監視を避けて都心に集まるために通った松林の道です。階段道には3·1運動当時の姿をうつした写真が展示され、その意味を増しています。
2023-08-29
テグ広域市ナム区テミョン洞
日没とともに大邱の夜景が一望できる「アプ山ヘノミ(日の入り)展望台」は、南区のアプ山パルレト(洗濯場)公園に位置します。アプ山パルレト公園の歴史とシンボルを表現している展望台のデザインは洗濯物を絞る形を形象化したものです。展望台に向かう傾斜路からはアプ山の全景と周辺景観が観賞でき、最高の散策路となっています。
施設の規模:展望台(タワー型)13メートル、傾斜路243メートル
2023-07-11
セジョン特別自治市ヨンギ面スモグォンロ136
国立世宗(セジョン)樹木園は、多くの政府機関が位置している世宗政府庁舎の近くに65ヘクタール規模で整備されました。韓国最大の四季温室、韓国伝統庭園、盆栽園など、多様なテーマで2,834種類172万本(高木45,958株を含む)の植物を観覧することができます。気候・植生帯別の樹木遺伝資源の保存及び資源化を目的とする国家樹木園の充実計画の下、国立白頭大幹(ペクトゥデガン)樹木園に続いて設立されたもう一つの国立樹木園です。
2023-02-02
テグ広域市チュン区チョンノ34
大邱(テグ)華僑協会は1929年に建てられた赤レンガの2階建て西洋館です。当時、大邱地域の富豪ソ・ビョングクが中国人建築家の慕文錦に設計と施工を依頼して建てたものです。長方形の平面構造で玄関は花崗岩を用いて突出させ、全体的に左右対称の美が引き立ちます。レンガは平壌(ピョンヤン)で焼いたもので、木材は金剛山のものだという説があります。HID(防諜隊)の建物として利用されたこともあります。建物1棟と遊び場、蒋介石の像があり、入り口の壁には中国の人物が描かれています。美観を誇る大邱地域の代表的な近代建築物で現在は大邱華僑協会事務所として利用されています。数少ない1930年代の近代建造物の様式を如実に表し、2006年6月19日に国家登録文化財に指定されました。大邱近代路地ツアー第2コースの最終地点となっています。
2023-02-02
テグ広域市チュン区ナムソンロ22
嶠南(キョナム)YMCA会館は大邱薬令市に位置する国家登録文化財です。日帝強占期 、3·1独立運動における和合の空間であり物産奨励運動、キリスト教農村運動、新幹会運動などキリスト教民族運動の拠点だった建物です。また大邱中区の近代歴史の重要な施設として李萬集(イ·マンジプ)牧師3.8万歳運動記念地として韓国キリスト教史跡に指定されています。青年を中心に各種事業を活発に進め、特に当時産業の大部分であった農村事業を体系化しようと全国各地に農民学校を設け、協同組合、農民会、夜学などを組織して農村の青年に新たな地平を開きました。
2023-02-01
テグ広域市ナム区ヨンドゥ2ギル43
恐竜公園には実物大のティラノサウルスやスピノサウルス、ステゴサウルス、ブラキオサウルスなどの恐竜の模型が展示されています。模型の周辺には子恐竜や卵なども設置されていてフォトスポットとして自由に写真を撮ることができます。またスマートフォンでアクセスできるAR(拡張現実)アプリを利用して恐竜化石の生成過程を映像で見ることができ、ダイナミックな恐竜体験が可能になります。
2024-02-15
テグ広域市タルソン郡ファウォン邑サムンジンロ1ギル40-14
花園(ファウォン)の丘は、かつては沙門津(サムンジン)と呼ばれた洛東江(ナクトンガン)沿いの大規模な公園で、船が行き交う場所でした。沙門津遊覧船があり、川の上に設置された水上木道は、達城(タルソン)湿地生態公園まで続いています。沙門津酒幕村(サムンジンジュマクチョン)では、マッコリやねぎのチヂミなどの伝統酒と料理を販売しています。公園の遊歩道がよく整備されており、カフェやピクニック広場もあるので、家族連れでピクニックに出かけるのに最適の場所です。
2023-11-09
テグ広域市チュン区トンソンロ2ギル27
若さ溢れる都心の街路広場・東城路(トンソンロ)はテグ駅十字路から東城路観光案内所までの区間(900メートル)で、大邱を代表する中心的な繁華街の1つです。東城路は東城路野外ステージ(東城路28ART SQUARE)を中心に昔の城郭のイメージを再現した長台石の帯舗装が施された歩行者専用通り沿いに校洞(キョドン)貴金属通り、トッポッキ屋通り、カバン通り、ヤシ通り、古着通りなどが形成しています。また、2009年に整備された韓国初の「公共交通専用地区」(半月堂(パンウォルダン)十字路~大邱駅十字路の1.05キロメートル)は人と環境にやさしい街路で、多様な商圏と興味を惹くデザインから東城路と並んでブランド街路と位置づけられています。
2023-02-15
クァンジュ広域市プッ区ファンビョクタンギル10
堂号は霊川子・申潜(シン・ジャム)がつけたもので、碧澗堂(ピョッカンダン)とも呼ばれたと高敬命(コ・ギョンミョン)の『遺書石録』に書かれています。建物は正面3間、側面2間の八作屋根(入母屋造り)です。中央の2間を部屋にして前面と右側は木造りの床という変更形。元々は伝統的な楼亭様式だったものが、後代の増築により現在の形に変わったものと考えられます。ここには尤庵・宋時烈(ソン・シヨル)が書いた題額と、石川・林億齢(イム・オクリョン)と趙子以(チョ・ジャイ)の詩が扁額でかかっています。環碧堂(ファンビョクタン)についての詩は鄭澈(チョン・チョル)が書いたものが2編がありますが、それらは『松江続集』と『光州牧誌』に載っています。鄭澈の4代孫に当たる鄭守環(チョン・スファン)が金允悌(キム・ユンジェ)の子孫から買い入れ、現在は延日鄭氏家門が管理しています。
沙村・金允悌について
金允悌(1501~1572)の本籍は光山で、忠孝里(チュンヒョリ)で生まれました。1528年進士となり、1532年文科に及第して官職につきました。その後、羅州牧使など13の邑治の地方官を歴任し、官職を離れた後は故郷に帰って環碧堂を建て、後学養成に力を入れました。彼の弟子の中で代表的な人物として鄭徹や金成遠(キム・ソンウォン)などがいます。