観光 - 韓国旅行情報

大韓民国水準原点(대한민국 수준원점)

大韓民国水準原点(대한민국 수준원점)

2020-08-14

仁川広域市 弥鄒忽区 仁荷路 100

水準原点とは国土の標高を測る基準点のことで、平均海水面との差を測り1963年陸地に設置した施設物です。
全国の水準点及び三角点の標高もこの原点を基準にしており、測地学及び地球物理学研究の基準として利用されています。
韓国では1914年から1916年にかけておよそ三年間、仁川港(インチョンハン)で起きる干満の差を測定し、その平均値を平均海水面と定めました。
このような平均海水面との差を測定し陸地に設置した施設物が水準原点で、この水準原点の標高は26.6871mとなっています。水準原点は基礎となる石の上に花崗石で造られた六面体の設置台を置き、さらにその上に紫水晶で表示されており、小さな円形の煉瓦造りの建造物がこの水準原点の周りを覆い保護しています。
元々、仁川港の干満の差を測定し平均海水面を求めそれに基づき仁川水準基点を仁川広域市中区(チュング)港洞(ハンドン)1街2番地に設置していましたが、1963年この水準基点を基に精密に測定し直し、現在の場所に大韓民国水準原点を設置、現在もこの水準原点を基準点として利用しています。
水準原点から測定し全国の国道及び主要地方道におよそ2kmおきに設置されている水準点は、各地域の標高の値を測定する基準となります。水準原点は国土の標高を測定する基準点となる重要な施設で、学術的、歴史的価値が大変高いものとなっています。

公州第一教会(공주제일교회)

公州第一教会(공주제일교회)

2020-08-14

忠清南道 公州市 済民1キル 18

公州第一教会は、1903年米国監理教の宣教師ウィリアム・B・マックギルが設立した教会で、建物は1931年に韓国における初期の教会様式を踏襲し建てられています。
韓国戦争(1950~1953年・休戦)時、建物の相当部分が壊れてしまいましたが、新築せず修復を行うことで再び教会として利用、建設当時の姿をいまに伝えています。
特に改築当時の鐘塔の一部のタイル処理、増築時に取りつけた画家・李南圭(イ・ナムギュ)氏のステンドグラス作品、ローマ時代の地下の墓所・カタコンベを彷彿とさせる半地下の個人祈祷室などは建築学的に大変価値があり、2011年に登録文化財第472号に指定されたほどです。
公州第一教会は忠清(チュンチョン)地域の宣教拠点となり、日帝強占期下の朝鮮で独立運動を支援した場所でもあり、韓国のジャンヌダルクとして有名な柳寛順(ユ・グァンスン)烈士や、独立運動家として活動し1945年の解放後、韓国で政治家として活躍した趙炳玉(チョ・ビョンオク)博士もこの教会に通っていました。
 このほか公州第一教会は教会本来としての役割のみならず、学校・病院・幼稚園なども併設し、近代化の先駆的役割を果たしました。

公州 中洞聖堂(공주 중동성당)

公州 中洞聖堂(공주 중동성당)

2020-08-14

忠清南道 公州市 聖堂キル 6

中洞(チュンドン)聖堂は、公州(コンジュ)地域初のカトリックの聖堂として1897年建てられ、初代神父にはフランス人宣教師ギナンが赴任しました。
その後1921年第5代主任神父として赴任した崔鍾哲(チェ・ジョンチョル)神父が新たな聖堂の建立を計画、1937年現在の聖堂の建物を造り上げました。
その後も新しい建物を建築、1981年には「天使の家」という講堂を、1989年には新しい司祭館と修女院を完成させました。1997年には設立百周年を記念し、聖堂の建物を大々的に修復しました。翌年の1998年には中洞聖堂は忠清南道記念物第142号に指定されました。
中洞聖堂は伝統の木造建築から現代建築へと切り替わる時期のゴシック様式の建造物として高く評価されている建物です。本堂を上から見るとラテン十字の形をした構造となっており、外観は赤煉瓦の外壁となっています。中央玄関の屋根には高い鐘塔があり、玄関入口や窓の上部には先が少しとがったアーチ型の装飾がなされています。
近くにはクッコゲ文化の通りや忠南歴史博物館など数多くの観光スポットもあり、日帰り観光におすすめのコースです。

東北空心墩(동북공심돈)

東北空心墩(동북공심돈)

2020-08-14

京畿道 水原市 八達区 正祖路 910

京畿道(キョンギド)水原市(スウォンシ)八達区(パルダルグ)梅香洞(メヒャンドン)にある蒼龍門(チャンニョンムン)のそばに建つ東北空心墩(トンブクコンシムドン)は、非常時に備え城郭周囲の敵の動きを監視するため造られた望楼で、水原華城の城郭で最初に登場した楼閣です。
1796(正祖20)年、高さ5.42m、周囲38mの規模で完成した東北空心墩でしたが、韓国戦争(1950~1953年・休戦)中に完全に破壊され、1975年になりようやく復元されました。
水原華城には東北空心墩以外にも西北空心墩、南空心墩という楼閣もあります。東北空心墩は軍事的な要衝地であるばかりでなく、水原華城にある建築物のうち、唯一円形をしており、希少価値が高いものとなっています。
巨大な丸い円の形で、内部には韓国語でソラ、日本語で言えばサザエの殻のような形となった螺旋状の煉瓦造りの階段があり最上部まで上がることができます。その形から別名・ソラ閣とも言われています。
最上階まで上がると水原華城全体が大変よく眺められます。

5・18記念公園(5·18 기념공원)

5・18記念公園(5·18 기념공원)

2024-02-29

クァンジュ広域市ソ区ネバンロ152

1980年5月18日に光州(クァンジュ)で起きた民主化運動を記念するために造成された公園です。5・18記念文化センター、大同(テドン)広場、光州学生運動記念塔、追悼空間、五月台(楼閣)などの施設が設けられています。韓国民主主義の歴史を振り返り、民主化運動の展開過程で命を落とした烈士たちの犠牲精神を追悼する意義深い空間です。

エーデルワイススイステーマパーク(에델바이스 스위스테마파크)

エーデルワイススイステーマパーク(에델바이스 스위스테마파크)

2024-10-28

キョンギ道カピョン郡ソラク面タラクジェロ226-57

エーデルワイス・スイステーマパークは、スイスの小さな村の祭りをテーマにして作られたテーマパークです。スイスで見て感じた美しい森や村、あたたかく親切な人々の微笑みを京畿道(キョンギド)加平(カピョン)の自然環境にスイス風の建物とさまざまなテーマで再現しています。季節ごとに違う姿を見せる魅力的な自然環境、スイスの伝統料理や伝統音楽公演、多様な博物館など、 スイス文化を体験できる空間を提供しています。また、山頂で楽しむアクティビティは無料で利用可能です。

甕津白翎島頭武津(옹진 백령도 두무진)

甕津白翎島頭武津(옹진 백령도 두무진)

2024-02-16

インチョン広域市オンジン郡ペンニョン面ヨンファ里サン255-1

甕津(オンジン)白翎島(ペンニョンド)頭武津(トゥムジン)は、白翎島の北西にある 入り江で、白翎島で最も美しい海岸の景観を誇ります。長い年月をかけて波によって削られた、絵画のように美しい海岸の崖と色とりどりの奇岩怪石がそびえ立ち「海の上の金剛山」と呼ばれるようになりました。頭武津は遊覧船に乗って海から眺めるか、陸路で頭武津入り江道で回ることができます。

大韓民国臨時政府ソウル連通府跡(대한민국 임시정부 서울연통부 터)

2020-08-14

ソウル特別市 中区 西小門路9キル 14

大韓民国臨時政府ソウル連通府(聯通府)跡は、1919年、中国・上海に樹立された大韓民国臨時政府が国内と連絡を取り、国内行政を担当するため秘密裏に組織された大韓民国臨時政府直轄のソウル連通部(ヨントンブ)があった場所です。 現在はソウル特別市中区(チュング)巡和洞(スナドン)にある同和(トンファ)薬品の旧社屋前に石碑が残されています。

桐華村樹木園(동화마을수목원)

2020-08-15

江原道 原州市 文幕邑 桐華コルキル 170

桐華村(トンファマウル)樹木園は、地方樹木園造成事業として山林庁公募事業に選ばれ、国費30億ウォンを含む総工費65億ウォンを投入し造成された樹木園です。第一次事業は2011年から2015年まで行われ、2016年12月原州市(ウォンジュシ)初の公立樹木園として誕生、2017年から現在に至るまで樹木園補完事業を推進しておりテスト運営中です。

樹木園の敷地は江原道(カンウォンド)原州市文幕邑(ムンマクウプ)桐華里(トンファリ)山154-1番地の原州市所有の林野にあり、総面積は147ヘクタールに及びます。
その林野のうち開発可能エリアの24ヘクタールを重点施設地区と定め、樹木園を造成しました。
樹木園の主な施設には、訪問者センター、案内所及び展示温室並びに増殖温室、生態観察路、芝生広場などがあり、以上の施設を第1次事業で完成しました。2016年からはヤマナシやモクセイ科の植物・ハシドイなどさまざまな樹種の樹木を植樹、また生態池を設けるなど施設も充実しました。

桐華村樹木園にはすべてで三つの循環型トゥルレキル(ハイキングコース)があります。
第1コースは樹木園の高台に位置する鳴鳳山(ミョンボンサン)の頂や尾根に沿ってぐるっと一周するおよそ8キロメートルのコースで4時間ほどかかります。
第2コースは山の中腹につくられたトゥルレキルで、ちょっとした運動としてハイキングするのにおすすめのコースで、全長およそ6キロメートル、2時間ほどかかります。春にはチンダルレ(カラムラサキツツジ)が咲き乱れることからチンダルレの道とも言われています。
第3コースはこれまであった林道を活用したトゥルレキルで、全長およそ3.2キロメートル、1時間ほどのコースになります。三つのコースの中で一番歩きやすいコースで、白樺の木が多く植えられていることから、白樺の道と言われています。

白翎島クッソム展望台(백령도 끝섬전망대)

2020-08-15

仁川広域市 甕津郡 白翎面

西海(ソヘ)最北端の島・白翎島(ペンニョンド)の龍機院山(ヨンギウォンサン)にある国土クッソム(最果ての島)展望台。この展望台からは双眼鏡で北韓の島々や陸地を眺めることができます。また山の頂にあることから、左手には新港や沙串(サゴッツ)海岸、右手にはハニ海岸など白翎島の隅々までよく見えます。