水鐘寺(수종사)

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説明

雲吉山の素晴らしい風景を感じされるところ、水鐘寺
水鐘寺(スジョンサ)は京畿道(キョンギド)南楊州市(ナミャンジュシ)鳥安面(チョアンミョン)松村里(ソンチョルリ)の雲吉山(ウンギルサン)山頂近くにある奉先寺(ポンソンサ)の末寺です。
広州山脈(クァンジュサンメク)が南西に走り、縁起のよい気運が漂う雲吉山は雄壮さはないものの奥深さがある名山です。
特に水鐘寺から眺める風景は素晴らしく、さまざまな山の頂が聳え、漢江(ハンガン)本流へと流れていくすこし手前の北漢江(プッカンガン)の水の流れがまた素晴らしい風景となっているところです。
水鐘寺の創建の年代は定かではありませんが、19世紀末に各地方の寺院の沿革などをまとめ記録した書・梵宇攷 (ポンウゴ)によると、世祖がこの寺を行幸した際、地面を掘り泉を探しあて、そして鐘も発見したということから水鐘寺という名称になったという言い伝えがあります(後述の通り、寺の命名には諸説あります)。
また、1939年、寺にある石造浮屠を重修する際、1439(世宗21)年に建立された浮屠と確認されたことから、水鐘寺は朝鮮時代初期に創建されたものと推定されています。

水鐘寺は長い歳月を経て重創を繰り返しましたが、時の経過とともに本堂に当たる大雄殿や僧侶が住む寮舎(ヨサ)チェが朽ち果て、仏像もまた惨憺なものとなってしまいました。
1890(高宗27)年になり、楓溪慧一(プンゲヘイル)和尚が朝鮮王朝第26代の王・高宗(コジョン)より内幣金8000両を賜り3月27日より重創を開始、6月28日に修復を終えました。
翌年3月にはさらに4000両を下賜され、仏像4尊と幀画3軸を新たに奉安し、大法殿・羅漢殿・御香閣、そして山王閣に韓国伝統の木造建築にさまざまな彩色・模様をつける丹青(タンチョン)を施しました。
1939年には住持(住職)であった日照泰旭が大雄殿・禅楼を、1940年には霊山殿・独聖閣・山神閣・御影閣などを重建しましたが、韓国戦争(1950~53年・休戦)の時にすべて焼失してしまいました。
1975年には僧侶・慧光によって大雄宝殿を復元し、寺の規模を拡大、1999年住持の東山が選仏場や三鼎軒を重創し、今日に至っています。
1972年には八角五層石塔が、1995年には浮屠がそれぞれ京畿道有形文化財に指定され保存されています。


水鐘寺の伝説
水鐘寺にはこんな伝説がいまに伝えられています。
朝鮮時代の王・世祖が金剛山を遊覧し帰る道すがら、龍船に乗って両水湾(現在の漢江にある両水里(ヤンスリ))で一晩を過ごしていると、真夜中に忽然とどこからか、かすかな鐘の音が聞こえてきました。
次の日、人を遣わしその音がどこから聞こえてきたのか探って見ると、そこには岩窟があり、中には十八羅漢像がありました。
鐘の音は岩窟に水滴が落ちて響く音で、清らかで澄んだ音だったといいます。
世祖は何かふしぎな因縁を感じ、その場所に土台を築き、建築を匠らを呼び寺を創建しました。そして田畑を下賜し僧侶を住まわせ、この寺を水鐘寺と命名したといいます。


朝鮮時代初期の石塔の貴重な資料、水鐘寺五層石塔
1459(世祖5)年に建立された朝鮮時代初期の代表的な石塔です。
五層石塔ですが、あまり高くなく優雅でこぢんまりとしていながらも華麗な塔身の姿が全体的に気品がある石塔です。
石塔の八角址台石の各面には眼象(象の目)が写実的に刻まれており、基壇部の各面には単辦、覆仰蓮、そして眼象が華麗な姿で彫刻されています。
五層石塔の塔身は上層へ行くにつれ少しずつ小さくなっていき、塔身の先端を保護する屋蓋石の落水面が著しく垂れ下がっており、殿閣と対称をなしています。
屋蓋石の下の面は平らになっており、水平となっていることで石塔の中心の柱となっている屋身がこれを支えています。屋蓋石の支えは3段に分かれており、屋蓋石の角のそれぞれ端には鐃鈴(ヨリョン)がぶら下がっていました。これは朝鮮時代初期、京畿道一帯で流行した形式の石塔として貴重な研究資料となっています。

水鐘寺は雲吉山の中でも最も眺めがよい場所にあり、寺からは両水大橋(ヤンステギョ)をはじめ両水里や北漢江一帯がよく見えます。
水鐘寺をめぐる逸話にはこのような話があります。
朝鮮時代の王・世祖が金剛山を訪ね、その帰途、船で戻る道中で二水頭(イスドゥ=現在の両水里)で泊まることになりました。夜景を楽しんでいると、突然鐘の音が聞こえました。不思議に思った世祖は、次の日、村人を呼び、鐘の音はどこから聞こえるのかと尋ねると村人は「近所に鐘はなく、鐘の音が鳴るところといえば雲吉山の中の古い寺の跡が一箇所あるだけ」と答えました。
世祖はすぐに調べるよう命を発し、探してみると寺跡の岩窟の中に十八羅漢像が列座し、岩の隙間から水滴が垂れ、鐘の音のような音がしていることを突き止めました。これに感動した世祖は寺を建立し、その寺に水鐘寺と名付けたといいます。
また、その発見した羅漢像を奉安するために山の中腹に建立した塔が水鐘寺五層石塔と伝えられています。

しかし、その後およそ400年の間に水鐘寺は次第に衰退し、創建当時の面影はなくなってしまいます。
ようやく朝鮮時代末期になり復興の気運が高まり、1890(高宗27)年、王より楓溪慧一和尚に対して重建するよう命が下り、下賜金8000両が与えられ、翌年さらに4000両がさらに下賜され、同時に金帛紅絲を仏前に供えることとなりました。
1962年に現在の場所に移転した際、各塔身から仏像、菩薩像など18点の遺物が発見され、現在、国立中央博物館に所蔵されています。


お問い合わせ

+82-31-576-8411


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駐車場施設 : 境内入口の一柱門内(約50台)、一柱門外(約20台)

休みの日 : 年中無休


詳細情報

Admission Fees
無料

位置

キョンギ道ナミャンジュ市チョアン面プクハンガンロ433ボンギル186

ウジェ峰展望台(거제 우제봉전망대)

ウジェ峰展望台(거제 우제봉전망대)

2024-11-01

キョンサンナム道巨済市南部面ヘグムガン3ギル23

ウジェ峰と海金剛を一望できるウジェ峰展望台では、映画<ハント>の劇中のキャラクターであるパク・ピョンホが最後を迎える場面の中の実際の背景を眺めることができる。韓国の名勝40選の一つである海金剛の絶景と鬱蒼とした木が迎えてくれる椿林道は、このウジェ峰展望台のトレードマークだ。

永郞湖虎岩(범바위)

永郞湖虎岩(범바위)

2024-11-01

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◎ 韓流旅行情報-『別れる決心』
変死事件が発生した仮想の空間であるクソ山のキルム峰のロケ地。虎がうずくまっているような形で、虎岩の上からは永郞湖のすがすがしい景色が見下ろせる。映画のような138階の高さではなく、虎岩の入口からは徒歩で5分ほどかかる。

架山スピア(가산수피아)

架山スピア(가산수피아)

2024-11-01

キョンサンブク道漆谷郡架山面 鶴下ドゥルアン2通り105

◎ 韓流旅行情報-『還魂』
還魂大護国で最も強力な術士集団が住む松林 の背景となった場所、「架山スピア」。 四 季を通じて緑豊かな自然の森とハーブ庭園が 迎えてくれる大規模な民間庭園だ。ドラマの 中の草木が生い茂る散策路の他にもピンクミ ューリー畑、カフェ、テーマ庭園など様々な 空間があり楽しい場所だ。

ノリメ公園(노리매공원)

ノリメ公園(노리매공원)

2024-11-01

チェジュ特別自治道ソグィポ市テジョン邑チュンサンガンソロ2260-15

ノリメは遊びを意味する純韓国語の「ノリ」と梅(メファ)の「メ」が合わさった名前で、自然に囲まれながらモダンな雰囲気が楽しめる自然公園です。スイセン、梅、モクレン、シャクヤク、ツバキ、シジミバナなど、様々な花や木が織りなす四季折々の美しい自然景観を満喫でき、素朴な済州の石や人工滝、人工湖などは、自然と人の作った造形物が調和し、感性を刺激します。人工池の真ん中には大木匠(韓国の伝統的な木造建築の技術を持つ職人)海潭ホン・ワンピョの建てた東屋がそびえ立ち、特に夕暮れ時は夕日と相まって神秘的な雰囲気を醸し出します。他にも自然のイメージを現代風にアレンジした360度サークルビジョンや3D映像展示場があり、自然と現代が共存するユニークさを楽しめます。遊歩道のあちこちに映えるフォトスポットが設けられているので、写真を撮るのが好きな若者や家族連れの旅行者が多く訪れます。(出典:VISIT JEJU)

アニアンパーク(蔚山伴侶動物文化センター)(애니언파크(울산 반려동물 문화센터))

アニアンパーク(蔚山伴侶動物文化センター)(애니언파크(울산 반려동물 문화센터))

2024-11-01

ウルサン広域市プク区ホギェメゴク6ロ108

韓国東南圏初の伴侶動物(コンパニオンアニマル)文化センターで、小型犬用と大型犬用に分かれているドッグランや水遊び場(夏期開場)、浴室(ドライルーム、タオル完備)など、様々な施設が揃っています。また、ペットと人が一緒に暮らすために必要なマナー教育プログラムをはじめ、ペット関連の資格(トレーナー、トリマー、ペットシッター)を取得するための教育プログラム、ペットを飼っていない人も参加できる体験教育などを行っています。

トチドル牧場(도치돌목장)

2024-11-01

チェジュ特別自治道チェジュ市エウォル邑トチドルギル303
064-799-6690, 010-3382-6909

済州市涯月の緑豊かな森に囲まれたトチドル牧場には、愛くるしい見た目と独特の仕草で人気のアルパカをはじめ、様々な動物が暮らしています。大自然の懐に包まれた牧場を散策し、広大な草原でのびのびと過ごす動物たちにエサを与える体験は、忘れられない旅の思い出になることでしょう。

パンパンマヌォンヨットツアー(팡팡만원요트투어)

2024-11-01

キョンサンナム道トンヨン市クァンド面チュクリムヘアンロ94

統営パンパンマヌォンヨットは、ラグジュアリーなヨットクルージングを手頃な料金で体験できるところです。竹林海岸から統営北部半島の端まで運航しており、日の出ツアー、サンセットツアー、夜景ツアーなど様々な時間帯に出航しています。ヨットは12人乗りで、観光客は11人まで乗船でき、運航区間は平水区域のため波が穏やかで、船酔いの心配なくヨットツアーを楽しめます。予約は電話でのみ可能で、犬はケージがあれば一緒に乗れます。定期運航プログラム以外に、プロポーズやイベントのための貸切も可能で、家族やカップルで素敵な思い出が作れる体験観光商品です。

府南海岸(부남해변)

2024-11-01

カンウォン特別自治道サムチョク市クンドク面プナムヘビョンギル

◎ 韓流旅行情報-『別れる決心』

エンディング場面の幻想的な海は、3ヶ所の海岸を合わせたものである。そのひとつである府南海岸は、風情あふれるカッ岩がある小さな海岸で、水が澄んでいて穏やかである。周りの他の海水浴場に比べ、ひっそりと静かに隠れているような雰囲気があり、誰にも言えない秘密のできごとが起こりそうな予感もする。

統営RCE自然生態公園(スジャテラ森)(통영RCE세자트라숲)

2024-11-01

キョンサンナム道トンヨン市ヨンナム面ヨンナムヘアンロ116

スジャテラ(Sejahtera)は東南アジアの古語で、持続可能な開発のための教育に取り組むアジア太平洋RCE共同プロジェクトの名称でもあります。統営RCE自然生態公園(スジャテラ森)は、アジア太平洋15か国70か所にあるRCEのひとつです。持続可能な生活の哲学を体験しながら学び、そのような生活を体得するための楽しい遊び場として2015年5月にオープンしました。地域住民と触れ合う開かれた空間をつくり、統営地域の観光資源を活用した持続可能な開発のための教育プログラムを参加対象者別に幅広く運営しています。統営RCE自然生態公園(スジャテラ森)には、スジャテラセンター(統営の多島海や亀甲船などをモチーフに設計されたセンター)、海洋生態教育場(生態環境教育、海洋生物体験教育など)、グリーン生活体験棟(自然の中で生命の価値を学べる場所)、ESD(Education for Sustainable Development)の種商店ゼロウェイストショップ(地域を基盤としたESDとゼロウェイストグッズの展示・販売)、菜園体験場(大地の大切さと生命の価値を体で学ぶ場所)、浄化湿地園(様々な生物が生息する現場体験学習の場)、芝生広場(遊び場など憩いの空間)など、様々な体験・教育施設があります。体験プログラムは全年齢を対象に常時運営されている団体プログラムで、幼児、小学生、中高生、大人向けに持続可能な開発のための教育プログラムを実施しており、ホームページから予約できます。

Fe01(エフイー01)(Fe01(에프이01))

2024-11-01

ウルサン広域市ウルジュ郡ヨンヨンギル160

Fe01は蔚山市蔚州郡にある世界最大規模のアップサイクル複合文化芸術空間です。廃車やバイクなどの鉄(Fe)スクラップをリサイクルしたジャンクアート作品により、新たな視点を持つとともに想像の世界が無限に広がるきっかけを作っています。「ロボットシリーズ」「起源の拡張」「想像動物園」「ジュラシック・パーク」「映画シリーズ」の5つのテーマに分けて様々なジャンクアート作品1,200点余りを屋外に展示しています。テーマ別ストーリーと作家の精巧な表現技法に触れられる本展示は、無期限で行われています。アップサイクル文化の形成をリードすべく、展示と連携してジャンクアートを自分で作ってみる体験型教育プログラムや、その日に作られるドーナツをデザインしてみるプログラムを運営しています。