説明
江原道(カンウォンド)襄陽郡(ヤンヤングン)北部の海岸沿いにある洛山寺(ナクサンサ)は五峰山(オボンサン=洛山)山麓に、新羅時代の高僧・義湘(ウィサン)国師が観音菩薩の啓示を受けて建立した寺です。義湘が洛山寺近くの海辺の洞窟に観音菩薩がいらっしゃるという話を聞きつけ、義湘はその洞窟を訪れました。海岸の絶壁の上で何日も祈祷をした義湘は、海からやってきた龍から如意宝珠を、観音菩薩からは水晶の数珠を授かり、これを洛山寺に安置しました。後に義湘国師が修道した絶壁の上に亭子を建て、義湘台と呼ぶようになりました。また、観音菩薩が海から真紅の蓮の花に乗って陸にたどり着いた場所の横に寺を建立し、ここを紅蓮庵と命名しました。この庵は今日、普門寺(江華)、錦山菩提庵(南海)とともに韓国の三大観音聖地として多くの仏教徒が参拝しています。
この他、1977年には五峰山麓の神仙峰の頂に東洋最大の海水観音菩薩を建立しました。
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ご利用案内
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駐車場施設 : あり
休みの日 : 年中無休
利用時間 : 拝観時間6:00~17:30
※観覧は18:30まで
位置
カンウォン特別自治道ヤンヤン郡カンヒョン面ナクサンサロ100