4.8 Km 8578 2022-09-14
インチョン広域市ソ区ポンスデロ806
2014年9月に開幕した第17回仁川アジア競技大会の期間中、メイン競技場として使われた仁川アシアード主競技場は2011年6月に着工、2014年6月1日竣工しました。敷地総面積は63万1,975平方メートル、主競技場の延べ面積は11万3,620平方メートルで、地下1階から地上4階までの5層構造で構成され、完成当時は6万人超の収容人数を誇りました。主競技場には各種陸上競技を行うことが出来るトラックや国際規格に合わせて造られた芝のサッカー場があり、主競技場に付属する形で補助競技場や延べ面積1,415平方メートルを誇る連喜(ヨンヒ)クリケット競技場などもあります。
なお、仁川アジア大会後一部座席が撤去され、現在メインスタジアムの客席数は約3万席となっています。
5.4 Km 27028 2023-09-12
インチョン広域市プピョン区プピョンデロ166
+82-32-509-7516
「富平(プピョン)風物祭り」は1997年に第一歩を歩み始めて以来、富平のアイデンティティー確立や地元富平への愛着を高めるため伝統文化の継承及び発展を通じて豊かな文化都市形成に寄与しています。
イベント内容
1.メインプログラム:開幕式・閉幕式公式イベント、祈願祭
2.付帯プログラム:認証公演、創作演戯優秀公演招請プログラム、青年DJパーティー、芸術遊び場、全国国楽コンテスト
3.体験プログラム:伝統文化体験および民俗遊び体験など
5.4 Km 29935 2021-07-02
仁川広域市 富平区 シントゥリ路21
富平は周りを桂陽山と鉄馬山、満月山に囲まれた盆地形状からなっています。 現在の富平が都市としての形を整えたのは、京仁鉄道の開通と韓国戦争直後、米軍部隊の配置による人口の流入によるものとされています。富平4洞のシントゥリ公園は総面積58,594平方メートルで、サッカー場やテニスコート、バドミントンコートの他、子どもの遊び場や遊歩道、噴水などが整備されています。教養施設として7,869平方メートル(1,500席)規模の図書館が公園内にあり、住民の憩いの場として親しまれています。
5.5 Km 4772 2021-04-08
仁川広域市 西区 陶窯址路 54
+82-32-440-4063
1970年5月に史跡第211号に指定され、地元初の国家指定文化財となった仁川・景西洞緑青瓷窯址(インチョン・キョンソドン・ノクチョンジャヨジ)。
1984年12月9日、この場所に遺跡を保護するための広さ82.6平方メートルの保護幕舎が設置しました。ここで発掘された器種は平鉢、大皿などが主で、たらいのような形をした陶磁器・チャベギ、盤口長頸瓶、甕などが出土しました。釉薬の色は緑褐色や暗緑色で不透明で光沢がなく、表面に斑点のようなものがあるものの、これは釉薬の成分、窯の特殊構造、焼成温度などが影響したものとみられます。
斜面を利用した窯は傾斜度22度ほどの単室窯となっています。この窯址で注目すべき点は、緩やかに傾斜した窯床に、土で作った円形のトジミ(ケットク)と呼ばれる焼台を配置しているのが特徴です。
このトジミは、窯に詰めて焼く際、これから焼こうとする陶磁を置く焼台で、器ひとつひとつをその上に置き、器の底が窯床に直接触れないようにするために設けられたものです。
この焼台の形はあたかも馬のひづめのようなの形をしており、前の部分は分厚く、後ろの部分は薄く低めに作られています。
登り窯のように傾斜した窯の床の上に焼台の分厚い部分を窯の傾斜の下の方に向けて置くと、器が窯の中で傾かず水平を維持することができます。つまり、窯床自体は傾斜がありますが、焼台を置くことにより窯の中に置かれた器が水平を保つように調節できるようになっています。そのため窯の下の方へ行けば行くほど焼台の高さが高くなり、その上に置かれた器が傾かないよう焼台の高さを調整しています。
このような構造の陶窯址は以前には日本でのみ2か所発見されていたにすぎなかったことから日本独自のものと思われていましたが、仁川・景西洞緑青甕窯址が発見されたことにより、今後の研究如何によっては陶窯技術の日本への伝達経緯を明らかにする貴重な史料となることが期待されています。