8.0Km 2025-01-06
キョンサンブク道キョンジュ市プルグンロ385
「雲を飲み込み、そして吐き出す」という名称のついた山・吐含山(トハムサン・標高745メートル)の中腹に位置する仏国寺(プルグクサ)と石窟庵(ソックラム)は、きらびやかな新羅の仏教文化の中心をなす史跡です。新羅・法興王15(528)年に、新羅の法興王が母・迎帝夫人の意に従い、国や人々の安寧を願い建立しました。その後も重建を重ね、新羅・景徳王10(751)年には、金大城(キム・デソン)の手により大幅な改修を行い塔や石橋などを造ったといわれています。しかしながらが壬辰倭乱(日本で言う「文禄・慶長の役」)により建物のみならず、貴重な宝物などほとんどが焼失、あるいは略奪されてしまいました。1920年までは一部の建物と塔だけが荒れ果てた状態で放置されていましたが、元来の姿に戻すべくたゆまない復旧作業の甲斐もあり、国宝7点を所蔵する今日のような韓国を代表する名刹の姿となりました。
仏国寺から尾根伝いに約3キロメートル(舗装道路である石窟路経由ではおよそ9キロメートル)ほど進むと、東海(トンへ)の海原の方に向いて鎮座している如来坐像の本尊仏がある石窟庵(ソックラム)にたどり着きます。仏国寺と石窟庵は1995年12月6日に海印寺(ヘインサ)の八万大蔵経や宗廟(チョンミョ)とともに、世界文化遺産に正式に登録され、国際的にもよく知られる史跡になりました。
主要文化遺産
多宝塔
仏国寺3層石塔
青雲橋、白雲橋
石窟庵
金銅毘盧遮那仏坐像
金銅阿弥陀如来坐像
蓮華橋、七宝橋
8.0Km 2021-05-11
慶尚北道 慶州市 外東邑 薪渓入室キル139
この陵は新羅第38代・元聖王(在位 785~798 金敬信)の墓です。慶州市内から蔚山方面に約12キロの距離にあります。円周70メートル、直径21.9メートル、高さ7.7メートルで、稜の周りにある護石には十二支神像が浮き彫りにされており、その周囲を石の手すりで取り囲んでいます。
封墳から若干離れており左右に華表石・文人石・武人石、石獅子が向かい合って立っています。武人石は西域人の顔立ちをしており目を引きます。この墓は唐の陵制度を手本としていますが、護石・十二支神像・手すり・石人・石獣など全ての面で新羅の陵の中で最も完備された形式を備えています。彫刻の手法は新羅王陵の中で最も優れたものとして評価されています。「掛陵」と呼ばれるのは墓の穴を掘る際に水が溜まり棺を掛けて埋めたという伝説からだと言われています。
8.3Km 2021-08-11
慶尚北道 慶州市 川北面 モクシルキル84-5
慶州川北面勿川里に位置する「茶由(タユ)」は、旅行を終えて、ひと休みしたいという観光客に心落ち着く憩いの場を提供します。松の葉の香りを味わって田舎の自然景観を抜け出し、良いアイディアが思いつく家、純粋な黄土で建てられた呼吸する家「茶由」では、普段なかなか味わえないウェルビーイング料理である菜食料理(菜果ご飯、豆肉ご飯)を堪能でき、さらに伝統茶を味わうことができます。
8.8Km 2024-08-01
キョンサンブクト キョンジュシ クィギェギル 17-25
+82-54-746-4847、 +82-10-3520-9576
慶州の「グトランペンション」は、陶磁器工芸の作家が真心を込めて直接土で建てた韓屋庭園であります。5軒の韓屋には、オーナーが陶磁器と瓦棚を使って、直接描いた絵があります。夏場にはペンション前の小さな池で華やかな蓮の花の風景を鑑賞できます。ペンション団地の上にあります小さな工房「グトランヨ」では、体験プログラムも運営しています。
9.2Km 2025-02-17
キョンサンブク道キョンジュ市コンチョン邑キョンジュヨクロ80
慶州(キョンジュ)で一番大きい鉄道駅で、KTX、SRTと通常列車がすべて利用できます。KTX、SRTに乗るとソウル(ソウル駅、水西(スソ)駅)、光明(クァンミョン)、水原(スウォン)、平沢(平沢芝制(ピョンテクジジェ)駅)、大田(テジョン)、大邱(東大邱(トンデグ)駅)、釜山(プサン)などに行けます。他にも通常列車に乗ると蔚山(ウルサン)(太和江(テファガン)駅)、釜山(プサン)(新海雲台(シンヘウンデ)駅、釜田(プジョン)駅)、大邱(東大邱駅)、安東(アンドン)などに移動できます。
9.7Km 2025-01-06
キョンサンブク道キョンジュ市ソックルロ238
国宝・石窟庵(ソックラム)は新羅・景徳王10(751)年、当時の宰相であった金大城(キム・デソン)が創建したと伝えられています。
仏国寺から稜線伝いに約3km、迂回路の一般道・仏国路経由で約9kmのところにある石窟庵。
その構造は方形と円形、直線と曲線、平面と球面が調和をなし、特に菩薩像や弟子像など周囲の壁に彫刻された現存する38の仏像はいずれも傑作です。石窟庵はこのような全体の調和を通じ高度な哲学を持ちつつ、同時に科学的な構造をも持ち合わせています。
石窟庵の中央には白色の花崗岩でできた如来坐像本尊仏が鎮座しており、本尊仏の視線は東海の海の方へと向いています。
その訳は、如来坐像が臨む視線の先に慶州市陽北面(ヤンブクミョン)奉吉里(ポンギルリ)にある文武王(ムンムワン)水中王陵、別名・大王岩(テワンアム)があるからなのです。大王岩の近くには文武王ゆかりの感恩寺(カムンサ)址や利見台(イギョンデ)などの史跡があります。
仏国寺・石窟庵は1995年12月6日、海印寺の八万大蔵経や宗廟とともにユネスコ世界文化遺産に正式に登録され、大切に保護されている史跡です。
*吐含山(トハムサン・標高745m)は新羅の人々の魂が宿る霊山で、別名・東岳とも呼ばれています。新羅五名山のひとつとして数えられ、古の時代より仏教の聖地として知られているこの山は、山全体がひとつの遺跡のようになっており、無数の遺跡が点在しています。また山は松やクヌギの森に覆われ、森深い山となっています。
仏国寺から東の方へ山道を歩いていくと、石窟庵が目の前に現れます。この仏国寺から石窟庵につづく山道は、山の中腹を縫うように走る車道ができるまでは唯一の道だったところで、多くの観光客が登っていった山道でした。1960年代以前には修学旅行でやってきた児童・生徒らの姿がこの山道でよく見受けられました。吐含山という名称はこの山が海の近くにあることから霧がよく立ちこめる場所で、山が海側から移流する霧を飲み込み吐き出す姿を表現し付けられたものと言われています。
*石窟庵の日の出*
石窟庵から臨む東海(トンへ)の水平線に昇る日の出。はるか向こうの水平線に真っ赤な太陽が昇り、赤く染まる空と海が絶景です。
石窟庵で日の出を拝んだ後は、吐含山から東海方面へ向う1998年開通した石獐路(ソクチャンノ)を経由して、海辺の町・甘浦(カムポ)や陽北の海岸方面へ向かってみましょう。ここでは韓国でも指折りの綺麗な海で獲れる海の幸を楽しむことができ、また感恩寺址や文武王陵などの史跡地も数多くあり、観光スポットとしてもおすすめです。
慶州中心部へのお戻りの際には民俗工芸村でショッピングもかねて観光したり、普門(ポムン)観光団地に立ち寄るのもおすすめです。
10.3Km 2021-03-02
蔚山広域市 蔚州郡 斗東面 啓明路44-34
+82-52-264-8001
蔚山広域市にある「艸楽堂(チョラクタン)」は韓方医療をテーマにした韓方ヘルスツアー専門機関です。2001年度には保健福祉部傘下団体である韓国保健産業振興院より「Health Tour to Korea」に指定されました。衣食住、医療、休息が体験できるところで、休養しながら治療することができます。
診療科目
婦人科、神経精神科、耳鼻咽喉科、四象体質科、内科、鍼灸科、小児科
11.1Km 2024-02-23
キョンサンブク道キョンジュ市ヒョンゴク面ヨンダムロ477-57
コーヒー名家BOSQUEは、西慶州(ソギョンジュ)駅の近くにある大型カフェです。2020年慶尚北(キョンサンブク)道建築文化賞を受賞し、そのユニークで美しい外観が特徴的です。シグネチャーメニューはクリームラテ。コーヒー豆を直接焙煎して抽出しているため、芳醇な味わいを感じることができます。他にもガーリックパン、クロワッサンなど様々な種類のパンがあります。
11.6Km 2021-03-17
慶尚北道 慶州市 陽北面 仏国路1208-45
+82-54-750-8700
「吐含山(トハムサン)自然休養林」は、針葉樹や広葉樹などの様々な植物が生育しており、動植物の生態系がうまく機能している自然の森です。近隣には石窟庵や仏国寺、名勝などの観光名所があり、家族連れでの自然学習や休養地として最適です。少人数から団体まで幅広く使える「森の中の家」もあります(インターネットでの予約が必要です)。