観光 - 韓国旅行情報

花川書院(화천서원)

花川書院(화천서원)

2020-08-11

慶尚北道 安東市 豊川面 広徳ソルパッキル 72

朝鮮時代前期の文臣・柳雲龍(ユ・ウニョン)の儒教における学徳を讃えるべく地元儒林らが現在の場所に建てた書院・花川書院(ファチョンソウォン)。
この花川書院は、1601(宣祖34)年柳雲龍が享年63歳でこの世を去りそれから185年経過した1786(正祖10)年に建立され、その年の9月柳雲龍の位牌を書院に奉安するに至りました。
1803(純祖3)年にはその弟子にあたる金允安(キム・ユナン)、従孫にあたる柳元之(ユ・ウォンジ)も合わせて祀られるようになり、100年以上もの間、祭祀をおこなっていました。
しかし、朝鮮時代末期の1871(高宗8)年に行われた書院撤廃令により、講堂や厨舎以外はすべて取り払われてしまいました。
書院がなくなってしまったことに心を痛める柳雲龍の子孫らの手により、1966年から再建のための資金調達を開始し地元儒林らの協力により再建に着手、1996年5月2日、復設告由の儀を行い、本来の姿を取り戻しました。

珍島タワー(진도타워)

珍島タワー(진도타워)

2020-08-11

全羅南道 珍島郡 郡内面 マングムキル 112-41

珍島(チンド)タワーは、全羅南道(チョルラナムド)珍島郡(チンドグン)に位置する珍島大橋南端そばに聳える望金山(マングムサン)の頂上付近にあるタワーにあります。
タワー内にはカフェテリアやレストランなどがあり、周辺の美しい景色を一望することができます。
珍島タワーは、朝鮮時代の名将・李舜臣(イ・スンシン)将軍の鳴梁大捷(ミョンナンデチョプ)の勝利を讃え珍島観光のブランドマークとして建設され、地元住民の誇りであり、また観光の目玉観光スポットして注目を集めいている場所です。

南山ソウルタワー韓服文化体験館(남산서울타워 한복문화체험관)

南山ソウルタワー韓服文化体験館(남산서울타워 한복문화체험관)

2021-02-22

ソウル特別市 龍山区 南山公園キル 105
+82-2-772-9388

ソウルのランドマーク・南山(ナムサン)ソウルタワーのロビー階(地下1階)にある南山ソウルタワー韓服文化体験館には、さまざまなデザイン・色彩の韓服(ハンボク)が揃っています。体験館内には景福宮(キョンボックン)の勤政殿(クンジョンジョン)の御座、景福宮交泰殿(キョテジョン)の中殿の部屋、韓屋の舎廊房(サランバン)などのフォトスポットがあります。また、美術監督オ・フンソク氏が担当した映画 『王になった男』(2012年・原題『光海、王になった男』)の御座、『ときめき♡プリンセス婚活記』 (2018年・原題『宮合』)の王女の部屋など韓国映画の中で登場した時代劇のセットも体験できるようになっています。この体験館では韓服デザイナー、フォトグラファーなどの専門スタッフによる韓服体験の他、韓国の婚礼の儀を現代的にアレンジした婚礼体験や記念撮影なども可能です。

慶尚北道山林環境研究院(경상북도 산림환경연구원)

慶尚北道山林環境研究院(경상북도 산림환경연구원)

2021-02-01

慶尚北道 慶州市 統一路 367
+82-54-778-3813

慶州南山の麓にある「慶尚北道山林環境研究院」は郷土の珍しい樹木や天然記念物、野花が美しい景観をつくり、道民の憩いの空間、自然学習の名所となっています。

MBC WORLD(MBC 월드)

MBC WORLD(MBC 월드)

2017-03-01

ソウル特別市 麻浦区 上岩路267

「MBC WORLD(エムビーシーワールド)」は韓流コンテンツをテーマとしてつくられた施設です。観覧施設はM、B、Cの3つのゾーンに分かれています。

新城里葦畑(신성리 갈대밭)

新城里葦畑(신성리 갈대밭)

2020-07-15

忠清南道 舒川郡 韓山面 新城里 125-1

約6万坪を誇り、韓国4大葦畑のひとつといわれる「新城里葦畑」は、映画『JSA』のロケ地として有名な 場所です。日差しを浴びてゆらゆら揺れる錦江の流れと神秘的な調和をなし、冬には白鳥やマガモなどの渡り鳥の群落地となっています。また、各種教育機関の自然学習場として、写真作家らの撮影スポットとしても人気があります。

慶州郷校(경주향교)

慶州郷校(경주향교)

2022-09-19

慶尚北道 慶州市 校村アンキル 27-8

慶州郷校(キョンジュヒャンギョ)は、創建年未詳となっていますが、高麗時代に儒学の先賢・賢儒の位牌を祀り、地元の中等教育や地方に住む人々の教化を図る目的で創建されました。新羅時代の神文王(シンムナン)2(682)年に、教育と儀礼を司る礼部(イェブ)に属する教育機関・国学が設置された場所と言われています。
その後朝鮮時代に入り、慶州郷校は、1492(成宗23)年慶州を治めていた官庁の長・慶州府尹(キョンジュブユン)の崔応賢(チェ・ウンヒョン)が重修を行いました。
しかし、壬辰倭乱(日本で言う「文禄・慶長の役」)の際、位牌を安置する大成殿(テソンジョン)が焼失、中にあった位牌を道徳山(トドクサン)斗徳庵(トゥドガム)に一旦移し、1600(宣祖33)年になり当時の慶州府尹・李時発(イ・シバル)が大成殿と典祀庁(チョンサチョン)を重建し、位牌を元に戻したといいます。
1614(光海君6)年には府尹の李安訥(イ・アンヌル)が明倫堂(ミョンニュンダン)の重修を行い、また同時に建物の東西に対称になるよう両廡を重建、続いて1668(顕宗9)年には補修も行いました。
慶州郷校は慶尚北道(キョンサンプクド)有形文化財第191号に指定されており、現存する建物としては、大成殿・明倫堂・東廡・西廡・典祀庁・内神門(ネシンムン)などがあります。
正面3間、側面3間の切妻屋根となっている大成殿には儒教の五聖、宋朝二賢、韓国の十八賢の位牌が祀られています。
この慶州郷校は朝鮮時代には国から田畑や奴婢・典籍などを支給され、教官が教生を教える教育機関としてその役目を果たしていましたが、現在では教育的機能はなくなっています。
慶州郷校では春と秋に孔子や儒教の先哲を祀る釈奠を行い、また月初めの1日と月の真ん中の15日に香を焚いていますが、郷校の責任者に当たる典校1人と掌議数人がこれを行っています。

慶州 悠然亭(경주 유연정)

2020-08-11

慶尚北道 慶州市 江東面 舎羅キル 79-19

慶州(キョンジュ)悠然亭(ユヨンジョ)は1998年4月13日に慶尚北道文化財資料第345号に指定された建物で、現在、クォン・ウンゴク氏が所有しています。 悠然亭の建物は、雲谷書院(ウンゴクソウォン)から渓谷の方へ50mほど向かった龍湫台(ヨンチュデ)の上に建てられています。

朝鮮時代末期の1811(純祖11)年、安東権氏(アンドン・クォンシ)の始祖・高麗太師の権幸(クォン・ヘン)とその子孫・権山海(クォン・サンヘ)、権徳麒(クォン・ドクリン)を祀るため、安東権氏一門が創建した建物がこの悠然亭です。

悠然亭は正面3間、側面2間の大きさで軒先の垂木が一段となっている入母屋屋根の造りとなっており、左手の空間を壁も何も作らない通間(トンカン)とし床は井桁に組んだ板の間となっています。
建物正面にはちょうど軒の真下辺りに欄干の板が取り付けられた板の間・軒檻(ホナム)があり、板の間と接する外壁には板戸を取り付け、また軒檻の上にある軒を支える円柱は薄い自然石の柱礎の上に建てられています。
この建物の特筆すべき点としては、板の間の大梁の上に格天井を設け、さらに格天井の両側に角材を下ろし、半円形の板材を45度の角度で嵌めている点です。

悠然亭は、龍湫台や鴨脚樹(アムガクス)と呼ばれる銀杏の木など周辺の風景と調和をなす、1800年代初期頃の建築手法がよく分かる建物となっています。

瑟島(슬도)

2023-01-03

蔚山広域市 東区 方魚洞
+82-52-277-0101

方魚津の港に寄せてくる荒々しい波を阻んでくれる岩島で「潮風と波が岩にぶつかる時、玄琴(コムンゴ)の音がする」ということから玄琴に形の似た中国の楽器「瑟(しつ)」という漢字を使い、「瑟島(スルド)」と呼ばれています。瑟島に響く波音「瑟島鳴波」は方魚津12景のひとつです。1950年代末に設けられた無人灯台が瑟島を守っている他、さまざまな魚種が生息していることから釣り客の足が絶えない島となっています。

安東郷校(안동향교)

2023-06-13

慶尚北道 安東市 郷校キル 65

朝鮮時代、賢儒の位牌を奉安して祭り、地方民の教育と教化のために創建されました。創建時期とその他の詳しい記録は残っておらず、1986年に再建されました。現存する建物としては大成殿があり、大成殿には五聖、宋朝四賢、韓国十八賢の位牌を奉安してあります。先史時代には国家から土地と書物、奴婢などが支給され、教官1名が定員50名の教生を教えていましたが、甲午の改革以後、新学制実施によって教育的機能がなくなり、春と秋に釈奠を奉公し、1日と15に焼香しています。現在、郷校の運営は典校1名と掌議数名が担当しています。