観光 - 韓国旅行情報

洛東江 擎天台(擎天台展望台)(낙동강 경천대(경천대 전망대))

洛東江 擎天台(擎天台展望台)(낙동강 경천대(경천대 전망대))

2024-09-11

慶尚北道 尚州市 沙伐面 三徳里
+82-54-536-7040

擎天台(キョンチョンデ)は、岩の絶壁と古い松の木が絶景を織り成しているところで、「天が自ら舞い降りてきた場所」という意味を込めて「自天台」とも呼ばれていたほどです。しかし、朝鮮時代の学者である蔡得沂が「大明天地 崇禎日月」という文字を刻んで以来、現在の擎天台と呼ばれるようになりました。
蔡得沂がこの地に建てた亭子(あずまや)である舞雩亭が岩の絶壁の上に建っています。擎天台内には、展望台や人工滝、擎天台子どもランド、キャンプ場などがあります。擎天台の入口から坂を越えて洛東江の川沿いに出ると、その道沿いに食堂や売店が並んでいます。何よりも擎天台の絶壁の上から見下ろす洛東江の風景が壮観です。

擎天台にまつわる逸話 
擎天台は、祈雨祭を行う場所としても利用されたと言われており、朝鮮時代の将軍 鄭起龍はこの地で空から舞い降りてくる龍馬を得たという伝説もあります。鄭起龍が岩を砕いて馬の飼い葉桶として使ったとされる遺物も残されています。尚州はソンビ(昔の学者)たちの会合場所であったことでも知られており、彼らもよく擎天台を訪れたと言われています。
擎天台にある展望台からは遠くに主屹山(1106メートル)と鶴駕山、洛東江と白華山などを眺めることができます。展望台へと上がって行く登山路は松の森道となっており、山林浴を楽しむのにもぴったりです。また、周辺には慶尚北道記念物に指定されている伝沙伐王陵と伝古寧伽倻王陵(慶尚北道記念物)、忠義祠など文化財も多くあります。

宝石寺(錦山)(보석사(금산))

宝石寺(錦山)(보석사(금산))

2021-11-29

忠清南道 錦山郡 南二面 宝石寺1キル30
+82-41-753-1523

錦山邑から約6キロメートル離れた進楽山(732メートル)南東側の麓にある宝石寺は866年に祖丘大師が創建した歴史あるお寺です。宝石寺という名前は寺院の前にある山の中腹の岩石から金を掘り出し、仏像を鋳造したことから由来しています。寺院に入ると、鬱蒼とした森や岩石が透き通った小川の水と調和して、俗世を離れたような気分になります。
寺院には大雄殿、騎虚堂、毅禅閣、山神閣などの建物と附属庵子があり、近隣には絶景の12瀑布(滝)があります。特に高さ40メートル、円周10.4メートルになる樹齢1100年を誇るイチョウの木(天然記念物)があります。また200~300メートルほどのモミの木の道があり、ひっそりとした雰囲気の中散歩を楽しめます。

達基湧水(青松国家地質公園)(달기약수탕(청송 국가지질공원))

達基湧水(青松国家地質公園)(달기약수탕(청송 국가지질공원))

2022-07-25

慶尚北道 青松郡 青松邑 薬水キル 16

達基湧水(達基薬水湯/タルギヤクスタン)は今から遡ることおよそ130年前、水路工事を行っている最中に発見された湧き水です。シュワシュワと弾ける炭酸をはじめさまざまなミネラル成分を含んでおり、昔から胃腸病、婦人病、目の病などの疾病治療に効果があると伝えられてきました。
達基湧水のルーツは雨水から始まります。雨水が地表にしみ込み地下水となり、地下深いところにあるマグマから噴出する二酸化炭素と地下水が反応し、炭酸水に姿を変えます。炭酸水は地下の岩石に含まれるミネラル成分を溶かし、花崗岩や堆積岩の隙間を通って地上に湧き出し、現在の達基湧水の炭酸水として湧き出しています。

出典: 青松国家地質公園

棲碧古宅(서벽고택)

棲碧古宅(서벽고택)

2021-10-22

慶尚北道 青松郡 巴川面 チュンドゥル2キル 22-2
+82-54-870-6247

棲碧古宅(ソビョクコテク)は人里に近い端山を背に南東の方角に向いて建てられた韓屋の建物です。
この古宅は高麗時代の開国の功臣・壮節公(チャンジョルゴン)申崇謙(シン・スンギョム)将軍の子孫・申漢昌(シン・ハンチャン)が分家する際に建てた家屋です。
その後、申致亀(シン・チグ)が朝鮮時代後期の英祖15(1739)年に拡張増築を行い、棲碧という号を付け、現在の名称である棲碧古宅と称するようになりました。
正面6間、側面4間の中庭を囲むように口の字型に建てられた韓屋となっています。

青松 平山申氏 判事公派宗宅と分家古宅(청송 평산신씨 판사공파 종택과 분가 고택)

青松 平山申氏 判事公派宗宅と分家古宅(청송 평산신씨 판사공파 종택과 분가 고택)

2021-10-22

慶尚北道 青松郡 巴川面 チュンドゥル2キル 16

この韓屋は平山(ピョンサン)申氏(シンシ)判事公派(パンサコンパ)宗宅の建物で、申漢泰(シン・ハンテ=1663~1719年)が朝鮮時代の第19代の王・粛宗(シュクチョン=在位・1674~ 1720年)の時代に建てられた建物です。
村に近い端山を背に南向きに建てられているこの家屋は高柱の大門を入ると、舎廊(サラン)マダンの庭があり、庭の向こう側には主棟の建物が見えます。
主棟裏の右手には丘があり、その丘の上には祠堂があります。また主棟裏の左手には南向きに建てられた影幀閣(ヨンジョンカク)と書堂(ソダン)が建っており、朝鮮時代の士大夫(サデブ=両班)の邸宅の姿を感じさせます。
この邸宅の主棟は、正面7間、両側面5間、後面5間の規模で、中庭を囲むように立つ口の字型をした韓屋です。
主棟正面の左右に1間ずつ付属の建物が付けられており、正面7間のちょうど真ん中に建物の中へ入る中門があり、正面右側には舎廊房や板の間の部屋を配置し舎廊チェの建物として使い、舎廊房の後ろは中庭へと通じるような構造となっています。

青松オルムゴル(青松国家地質公園)(청송 얼음골(청송 국가지질공원))

青松オルムゴル(青松国家地質公園)(청송 얼음골(청송 국가지질공원))

2024-02-28

キョンサンブク道チョンソン郡チュワンサン面ネリョン里1

冬には暖かな風が吹き出し、夏には冷気が吹き出してくる季節に逆行するかのような摩訶不思議な現象が起こるオルムゴル(氷谷)。韓国のオルムゴルは慶尚南道(キョンサンナムド)密陽(ミリャン)、慶尚北道(キョンサンプクド)義城(ウィソン)などおよそ20の地域にありますが、慶尚北道青松(チョンソン)にある青松オルムゴルは凝灰岩の岩が絶壁の下に堆積した場所にあります。このような絶壁の直下や山の斜面に岩石が堆積した地形を崖錐といいます。比較的厚く堆積している大小さまざまな岩の隙間へ入り込んだ空気は、地下の温度が低く湿気が高い環境の影響を受け、穴の下の方へと下っていきます。崖錐地形の地面の下へと入った空気は冷たく湿気の多い空気となり、その後再び岩の隙間を通り外へと抜けます。暖かく乾燥した外気とぶつかると、崖錐地形から外へ吹き出した冷たい空気の中に含まれる湿気が気化することにより、周りの外気の温度を下げ、オルムゴル、つまり氷穴現象が起こり冷たさを感じるようになります。また、オルムゴルの傾斜面が北向きとなっているため、陽差しがあまり差し込まないこともオルムゴルが形づくられる重要な要素のひとつとなっています。
一方、青松オルムゴルには素晴らしい水質の、健康にもよいと評判の湧き水が湧き出る場所もあるほか、宕巾峰(タンコンボン)の人工滝もあり、夏のシーズンの避暑地としても人気の場所となっています。

出典:青松国家地質公園

大典寺(대전사)

大典寺(대전사)

2022-12-28

キョンサンブク道チョンソン郡チュワンサン面コンウォンギル226

大典寺(テジョンサ)は、新羅の文武王12年(672年)に義湘大師により建てられたと伝えられています。その後、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際に火災に遭い、朝鮮顕宗13年(1672年)に再建され、現在まで使用されています。1976年に普光殿を補修する際には、1662年に作成された上梁文が発見されました。内部には毘盧子那仏が祀られています。

国際禅センター(국제선센터)

国際禅センター(국제선센터)

2019-12-19

ソウル特別市 陽川区 木洞東路167
+82-2-2650-2200

大韓仏教曹渓宗「国際禅センター」は、韓国仏教と伝統文化のグローバル化を目的とした国際的なセンターです。総面積2,110平方メートル(638坪)、延べ面積10,600,34平方メートル(3,206坪)の地上7階・地下3階規模で禅院、テンプルステイ館、大法堂、教育文化館などの施設を取り揃えており、看話禅修業、テンプルステイ禅文化講座、精進料理伝授など韓国伝統文化を体験できるプログラムを運営しています。
都心でのテンプルステイおよびテンプルライフを通じて仏教の伝統修行法を学び、体験できる場所であり、韓国人・外国人のための多彩プログラムを運営が用意されています。寺院体験をしたくても時間に余裕がない現代人、心身を休めたい人々のための開かれた空間となっている他、土曜日に英語で行われるDharma Talkは冥想教室で座禅修行を学ぼうとする人ならだれもが自由に参加することができます。

テンプルステイ広報館(템플스테이 홍보관)

2022-09-28

ソウル特別市チョンノ区ウジョングクロ56

「テンプルステイ広報館」は、テンプルステイや精進料理に関する情報やサービスを提供しています。また、僧侶との茶談、伝統文化体験プログラムなどを運営しています。

春川ムルレキル(춘천물레길)

2022-12-29

カンウォン道チュンチョン市スポーツタウンギル113-1

湖畔の街・春川には、水の流れに沿って旅するムルレキルがあります。ムルレキルは、カヌーに乗って春川の湖と川を旅する方法です。カヌーは、基本的な教育さえ受ければ初心者でも利用でき、老若男女誰でも気軽に楽しめます。いくつかの会社が様々なコースを用意しており、春川松岩スポーツタウンから出発して衣岩湖スカイウォーク方面にカヌーイングしてから戻ってくるコースが代表的です。ムルレキルのカヌーの旅を初めて提案した春川ムルレキルや、バリアフリー施設を完備したキングカヌー渡し場などを利用できます。開かれた観光地(バリアフリー観光地)に選ばれたキングカヌー渡し場では、車椅子に乗ったまま乗船できるカヌーや視覚障がい者向けのプログラムが用意されています。