2023-03-21
チョンラナム道チャンフン郡クァンサン邑
ソウルの光化門を中心に、真東には「正東津」があり、韓半島北部の最も寒いところである中江鎮を一直線上に結んだ、真南の最もあたたかいところに「正南津(チョンナムジン)」はあります。全羅道の5大名山である天冠山やパンチョン文化村、東洋三大宝林寺、帝岩山のツツジ群、長興ダムのブルーベルトなど、長興の山、丘、海、川、湖が織りなす自然の景観は心を和ませてくれます。正南津の近くの海岸周辺には三山里防波堤をはじめ、道立公園の天冠山や文学公園、映画『祝祭』のロケ地でもある美しい日の出が昇るソドゥン島、海水温泉など見どころいっぱいです。また、帝岩山のツツジ祭りやタイラギ(二枚貝)祭り、ハモ祭り、水祭り、ケメギ(魚捕り)体験行事、天冠山のススキ祭りなど、様々な祭りも開催されています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道プアン郡セマングムロ6
+82-63-540-5800
セマングムは、干拓事業により群山(クンサン)と扶安(プアン)をつなぐ防潮堤を築造したことで整備された地域です。20年以上の工事を経て2010年にセマングム堤防が完成されました。堤防からは美しい日没を観賞することができ、キャンプ場、セマングム広報館などの施設があります。アイドルグループBTSのMV撮影のロケ地としても知られています。
2021-07-30
ソウル特別市 城北区 花郎路32キル146-20
懿陵(ウィルン)は朝鮮20代王・景宗とその継妃、宣懿王后の陵です。景宗は粛宗と禧嬪張氏の長男で、幼いころから身体が弱く王位について4年後に治績(政治的な業績)を残せないままこの世を去りました。
宣懿王后は1718年に皇太子の妻となり、1720年に景宗が即位すると王妃となりました。記録によると彼女は全ての事柄に慎重で温和な性格だったと言われています。
一般的に双陵は左右に造られますが、懿陵は王と王妃の墓を前後に配置した陵です。このような配置形式には風水地理的な理由があり、自然の地形を破壊せずに陵を造ろうとする韓国民俗の自然観が現れています。
2024-03-20
キョンギ道コヤン市トギャン区ソオルンロ334-32
西五陵(ソオルン)は、西側にある5つの規模の大きい朝鮮王陵群です。朝鮮第7代王・世祖(セジョ)の長男である懿敬(ウィギョン)世子が眠る敬陵(キョンヌン)、朝鮮第8代王・睿宗(イェジョン)の昌陵(チャンヌン)、順懐(スンフェ)世子の順昌園(スンチャンウォン)、仁敬(インギョン)王后の翼陵(インヌン)、朝鮮第19代王・粛宗(スクチョン)の明陵(ミョンヌン)、 貞聖(チョンソン)王后の弘陵(ホンヌン)があります。一通り見て回るには1時間ほどかかり、翼陵の後ろには散歩道が整備されています。春と夏には森林が、秋には色とりどりに染まったカエデが楽しめます。
2024-03-20
キョンギ道コヤン市トギャン区ソサムヌンギル233-126
西三陵(ソサムヌン)は、西側にある3つの王陵を意味します。禧陵(ヒルン)は朝鮮第11代王・中宗(チュンジョン)の王妃である章敬(チャンギョン)王后の墓、孝陵(ヒョルン)は朝鮮第12代王・仁宗(インジョン)とその王妃・仁聖(インソン)王后の墓、睿陵(イェルン)は朝鮮第25代王・哲宗(チョルチョン)とその王妃・哲仁(チョリン)王后の墓です。この一帯には数多くの朝鮮王族の墓と遺跡が残されています。
2023-06-19
キョンギ道ナミャンジュ市チンゴン邑サルンロ180
思陵(サルン)は朝鮮王朝時代最も悲運の女性、端宗の妃・定順王后(1440-1521)宋氏の陵です。
定順王后は1453年王妃に揀擇(多くの候補者を宮殿の中に集め、王、王子、王女の配偶者を選ぶ行事で選ばれること)され、翌年王妃になりました。
端宗が首陽大君(世宗)に王位を奪われ寧越に流されると定順王后も格下げになりました。その後端宗が亡くなると東大門の外にわら葺の家を建て一生夫を思いながら暮らしました。よって墓の名前も「思陵」になったとされています。
思陵は王妃の陵で、他の陵に比べこぢんまりしていて簡素です。陵の規模も非常に小さく、屛風石(陵を保護するために陵の上の周囲を屏風のように立てた四角形の平たくて大きい石)を置かずに文人石(陵の前にたてる文官の形に造った石)や石馬(陵の前に石でつくった馬)のみがあります。
2021-06-15
全羅南道 新安郡 曽島面 ムンジュンギョンキル188
古くから島全体に水が無く、シリ島とも呼ばれましたが、前曽島(チョンチュンド)と後曽島(フチュンド)が繋がって「曽島(チュンド)」と呼ばれるようになりました。 曽島は汚染されていない清浄海域で、ユネスコエコパークにも指定されたアジア初のスローシティです。曽島を訪れると、まず目につくのは韓国最大規模を誇る塩の生産地である太平塩田です。また、島全体に魚類がたくさんいるため、全世帯の26%が漁業に従事しています。曽島は、漁村の塩田の様子をそのまま映し出しており、漁村の生活を肌で感じることができるところです。観光客のための塩田体験と塩の博物館は、曽島旅行の楽しさを提供している他、約90の無人島や美しい羽田海水浴場、干潟の上にかかる曽島名物のムツゴロウ橋、遺物記念碑、干潟生態展示館などさまざまな見どころがあります。
2024-05-16
ソウル特別市マポ区ホンイクロ20
若さとロマン、芸術とアンダーグラウンド文化、個性あふれる「自由な通り」弘大(ホンデ)前。ユニークなカフェ、小さなギャラリー、画廊、小物屋、ファッションショップ、ライブカフェ、クラブ、芸術市場、各種グルメ店などが弘大の通りを自由な雰囲気に作り上げています。美術学院通りやピカソ通り、クラブ通りなどの異色通りや、さまざまなイベント、ストリート公演など、文化的な要素が色濃い弘大周辺はいつも多くの人々でにぎわっています。
弘大前主要観光地
「歩きたい通り」
野外ステージが設置されており、インディーズバンドのストリート公演が開かれるなど、若者の若さが感じられるところです。
「壁絵通り(ピカソ通り)」
弘益大の裏門に位置した、臥牛山路22キルにあります。落書きのようなものから芸術的なものまで多くの絵が描かれており「ピカソ通り」という名で親しまれており、デートコースとしても人気です。
「弘大前芸術市場フリーマーケット」
毎年3月から11月まで、土曜日に弘益大の正門前にある弘益文化公園で開かれます。一般市民作家の手づくり小物の販売や生活創作アーティストの作品展示および販売をしています。
2024-01-19
カンウォン特別自治道ヨンウォル郡ハンバンド面ハンバンドロ555
2つの川の合流地点に土砂が上流から運ばれ堆積してできた地形が、韓半島の形にそっくりなので韓半島地形と呼ばれています。地形を取り囲むように流れる穿入蛇行河川の侵食作用により、現在のような形になったとされています。駐車場から約800メートルで、標識に従って松林の道を15分ほど歩かなければなりませんが、道はよく整備されており、自生する多くの野花や植物を眺めながら行けば散歩気分が味わえます。展望ポイントに到着すると、美しい曲線を描いて流れる川と韓半島を南の空から見下ろすような風景に感嘆させられます。この一帯は「江原古生代国家地質公園」としてナショナルジオパークに指定されており、穿入蛇行河川の特徴がよく現れていて地理的に高い価値を有しています。
2021-07-31
京畿道 坡州市 炭県面 長陵路90
坡州(パジュ)にある「長陵(チャンヌン)」は、朝鮮16代王である仁祖(インジョ)と妃の仁烈(イニョル)王后の墓です。仁祖は仁祖反正(1623年)を通して王位につきましたが、丁卯胡乱(1627年)や丙子胡乱(1636年)などの試練に遭い、1649年に昌徳宮の大造殿で亡くなりました。