観光 - 韓国旅行情報

覚願寺(각원사)

覚願寺(각원사)

2024-03-15

チュンチョンナム道チョナン市トンナム区カグォンサギル245
+82-41-561-3545

覚願寺(カグォンサ)は、天安・太祖山(チョナン・テジョサン)の中腹に位置する寺院で、韓半島の平和統一を願って建てられたといわれています。最大の見どころは、青銅で作られた高さ15メートル・周囲30メートル・重さ60トンの阿弥陀如来坐像で、韓国の寺院の中で最大の大雄殿もあります。開山記念館は、この寺院の遺物が保存・展示されている場所です。

ソルメ聖地(솔뫼성지)

ソルメ聖地(솔뫼성지)

2021-07-29

忠清南道 唐津市 牛江面 ソルメ路132

「ソルメ」は忠清道でもっともよい場所といわれる「内浦(ネポ)」にあり、松の木が生い茂る小さな丘という意味です。1821年8月21日、韓国キリスト教初の司祭となった金大建(キム・テゴン)アンドレア神父はここで生まれました。その後、迫害から逃れるべく祖父のキム・テクヒョンに伴われ竜仁のハンドク洞(現在のコルベマシル)に引っ越すまでの7年間をここで過ごしました。神父の曽祖父キム・ジヌ(1814年殉教)、大おじのキム・ハンヒョン(1816年殉教)、父の金済俊(1839年殉教)そして金大建神父(1846年殉教)まで4代にわたる殉教者が生活した地でもあります。
神父はコルベマシルにおいてマカオへ留学する神学生として選抜されました。1845年上海の金家港聖堂のフェレオール主教から司祭に任命され、その年の10月に帰国、帰国後は竜仁一帯でキリスト教活動をしましたが、1846年9月死刑が言い渡され、セナムトで殉教しました(享年26歳)。1984年5月教皇ヨハン・パウロ2世が韓国を訪問した際、聖人となりました。ソルメ聖地の松の木の下には神父の銅像をはじめ記念の塔などが建てられています。下っていくと避静の家聖堂(160名収容)があり神父の遺骸が納められています。

江東モンドル海岸(강동몽돌해변)

江東モンドル海岸(강동몽돌해변)

2021-07-14

蔚山広域市 北区 東海岸路 1650
+82-52-241-7751

冬の海原を眺めてみたい。
穢れのない蒼い波が磯に激しく打ち寄せ、白いしぶきを上げる、そんなスケールの大きな海の姿を眺めてみたい方におすすめなのが、躍動感あふれる海に出会えるここ、江東モンドル海岸です。

韓国で海といえば、束草(ソクチョ)、江陵(カンヌン)、東海(トンへ)、三陟(サムチョク)と続く江原道(カンウォンド)の海辺を連想しがちですが、さらに南に行った蔚山(ウルサン)広域市朱田(チュジョン)から慶尚北道(キョンサンプクド)甘浦(カンポ)に至る慶尚北道・南道の東海(トンへ)沿岸へも、江原道に負けず劣らず、毎年数多くの人々が訪れます。
特に海と山に囲まれたに国道は人気のドライブコースとして有名で、沿道沿いには数多くの観光スポットもあり、特に冬の観光地として人気があります。

蔚山の海原に面した町・朱田を起点に、蔚山の海を眺めながら、海岸道路を北に20分ほど車で進むと、江東(カンドン)亭子港(チョンジャハン)にたどりつきます。
この港町に入ったところでは、ピリ辛海鮮鍋・メウンタンの食材となる魚や刺身のネタになる魚を買いに来たお客さんと店の女性が楽しげに会話している様子や、まだぴくぴくと動いている水揚げされたばかりの海産物など、地元の人々の暮らしぶりを垣間見ることができます。
また亭子港に来たらぜひ味わってみたいのがイワシの刺身で、刺身がお好きな方にはおすすめの逸品です。

夕方になると、夜明け前に出港した漁船が沖で水揚げした大漁の魚を積んで帰港し、港町は一気に活気づきます。 静かだった港は大漁旗を掲げた漁船の入港に誘われ多くの人々であふれかえり、また漁船の周りをぐるぐると円を描き元気に飛ぶカモメたちの羽ばたきの隙間からは午後の陽射しが差し込んできます。

牙山 孟氏杏檀(孟思誠古宅)(아산 맹씨 행단(맹사성 고택))

牙山 孟氏杏檀(孟思誠古宅)(아산 맹씨 행단(맹사성 고택))

2021-02-02

忠清南道 牙山市 排芳邑 ヘンダンキル 23-4

孟氏杏檀(メンシヘンダン)は高麗時代末から朝鮮時代初期にかけての宰相で、公正な官吏として知られる孟思誠(メン・サソン1360-1438)が暮らした家です。
韓国の民家の中で最も古く、もともとは高麗時代末の崔瑩(チェ・ヨン)将軍の家でしたが、将軍の孫娘と結婚した彼に譲られたといわれています。公正な官吏として有名な彼らしく質素なつくりで、庭には樹齢600年の銀杏の木が2本あり、そこから杏檀と呼ばれるようになったといわれています。
本来杏檀とは孔子が銀杏の木の上で教えたという故事に由来することばで学問に励むことを象徴しますが、その故事を知る孟思誠が草の茂るところに銀杏を植え後学を指導したのだといわれています。
現在この2本の銀杏の木は私たちに涼やかな木陰と、たくさんのぎんなんをプレゼントしてくれます。

タプコル公園(탑골공원)

タプコル公園(탑골공원)

2024-03-05

ソウル特別市チョンノ区チョンロ99

ソウルで最初の近代公園です。1467年に建てられた円覚寺(ウォンガクサ)があった場所で、1897年に公園化されました。1919年に3.1運動が始まった場所でもあり、韓国の歴史において重要な意味を持っています。3.1運動の中心となった八角亭、円覚寺址十層石塔や円覚寺碑などの文化財をはじめ、3.1運動記念塔、3.1運動壁画、義菴(ウィアム)孫秉煕(ソン・ビョンヒ)先生の銅像、韓龍雲(ハン・ヨンウン)先生記念碑などがあります。

釜山チャイナタウン特区(上海門、上海通り)(부산 차이나타운특구(상해문.상해거리))

釜山チャイナタウン特区(上海門、上海通り)(부산 차이나타운특구(상해문.상해거리))

2022-09-15

プサン広域市トン区チュンアンデロ179ボンギル1

釜山チャイナタウン特区は釜山で中国の雰囲気を味わいながら旅してみたい人におすすめのスポットです。釜山のもつ近代の雰囲気、紅灯から漂うエキゾチックな雰囲気、グルメ店から流れてくる中国音楽など、釜山のなかの小さな中国、上海通りは多様な魅力を誇ります。

世界花植物園(세계꽃식물원)

世界花植物園(세계꽃식물원)

2022-11-28

チュンチョンナム道アサン市トゴ面アサンマンロ37-37

世界花植物園は年中約3,000種の園芸種の観賞植物を観覧することのできる韓国最大規模の室内温室植物園です。2004年のオープン以降、毎年15~20万人の観覧客が訪れています。展示だけでなく、花ハンカチの染色や鉢植え体験などができるプログラムを運営し、花を愛し楽しむ文化づくりに努めています。

巨文島(거문도)

2024-04-07

チョンブク特別自治道 麗水市 三山面 巨文キル103

「巨文島(コムンド)」は古島、東島、西島の3つの島からなっていて、かつては三島とも呼ばれました。西島の秀月山のふもとに広がる海の中に長さ30メートルほどの男根の形をした岩があって、その岩の力で優れた儒学者が誕生したと伝えられ、そこからこの岩を「文筆岩」と呼ぶようになったとされています。また清(中国)の提督の丁汝昌がこの島に立ち寄った際、金劉(キム・ユ)という儒学者と筆談をしたのですが、金劉の文章力に驚嘆したところから巨文島という名前がついたと伝わっています。
見どころとしては、樹齢数百年の秀月山の椿林、南海側随一の絶景である白島(ペクト)等の美しい観光地と、英国軍墓地、儒学者の金劉をたたえる巨文祠、金洋禄(キム・ヤンロク)をたたえる西島祠などの歴史遺跡があります。その他、秀月山南麓には韓国初(1905年4月完成)の灯台であり、東洋最大の巨文島灯台があります。
周辺の海域は魚の群れが見えるほど透明で、特に漁の最盛期には各地から漁船が集まり不夜城のようになります。またこのあたりの島々は釣り場として知られていて夏には海水浴と釣りを一度に楽しもうと島外からたくさんの人が訪れます。

向日庵(麗水)(향일암(여수))

2022-12-28

全羅南道 麗水市 突山邑 向日庵路60

文化財資料「向日庵(ヒャンイラム )」は、4大観音祈祷所の一つで、644年百済の義慈王4年に新羅の元暁大師が創建し円通庵(ウォントンアム)と名づけたのがはじまりです。
その後、高麗時代の光宗9年(958年)にユンピル大師が金鰲庵(クモアム)、朝鮮時代の粛宗41年(1715年)にインムク大師が向日庵と改称しました。
大雄殿、三聖閣、観音殿、龍王殿、鐘閣、海水観音像を復元・新築し、寺院としての基本的な施設を備えていましたが、2009年12月20日の火災により大雄殿、宗務所(霊亀庵)、鐘閣が焼失してしまいました。しかし、焼失したこれらも2012年5月6日に復元されました。
向日庵への山道はやや険しく、中間地点にある券売所を通り過ぎると階段と平坦な道をぐるぐる回りながら上へと登っていく道が続いています。 また寺の付近では、家ほどの大きさの2つの岩によりできた石の門を通過することになりますが、ここは他の寺でいうところの不二門にあたります。南海の水平線に見える日の出が大変すばらしいことから向日庵と呼ばれていますが、周囲の岩の形が亀の甲羅のように見えることから霊亀庵とも呼ばれています。

鳳谷寺(봉곡사)

2024-09-12

忠清南道 牙山市 松岳面 道松路632番キル138

「鳳谷寺(ポンゴクサ)」は、松岳面の南端にある鳳首山(ポンスサン)のトンブク渓谷にある古刹です。うっそうと茂る松林に囲まれた入り口と背後に迫る山がこの静かで清らかな道場を一層引き立たせています。渓谷を前にした800坪もの敷地に大雄殿、香閣殿が並んでいて、その北側には「ロの字型」の大きな寮舎、さらにそのうしろには倉庫があります。
また敷地の入り口の南側の丘の上には三聖閣があります。この三聖閣と香閣殿は近年建てられたものですが、大雄殿と寮舎は古の雰囲気が漂う木造建築であり1891年の火災に遭い、修復されたものと記録から判断できます。また満空禅士が1895年7月に悟りを開き悟道頌を詠んだ仏教の聖地として知られています。


重要文化財
鳳谷寺大雄殿および庫房(忠清南道文化財資料)
仏画(忠清南道文化財資料)