観光 - 韓国旅行情報

乙旺里海水浴場(을왕리해수욕장)

乙旺里海水浴場(을왕리해수욕장)

2023-11-06

インチョン広域市チュン区ヨンユソロ302ボンギル16-15

仁川広域市中区(チュング)乙旺洞(ウルワンドン)にある海水浴場・乙旺里(ウルァンリ)海水浴場。ヌルモク、オルハン(オラン)とも呼ばれるこの海岸は、1986年に国民観光地に指定されました。砂浜の長さはおよそ700メートル、平均水深1.5メートルと比較的規模の大きい海水浴場です。
鬱蒼と生い茂る松林や海水浴場の両脇には奇岩怪石があり、美しい風景が見られます。特に韓半島西部に面する西海(ソヘ)の海岸地域で夕焼けが美しい場所として有名です。引き潮の時間帯には砂浜が波打ち際から200メートルも現れます。
海水浴場としては珍しく広々とした芝生の緑地帯や宿泊施設が多数あり、各種スポーツも楽しめます。青少年団体のキャンプのための学生キャンプ場、修練場などもあります。
船に乗って海に出れば、トビハゼやクロソイ、クジメ、マナガツオ、ヒラなどの魚が釣れます。海水浴、スポーツ、釣りなど、さまざまなレジャーが楽しめる総合休養地です。

仙女岩(선녀바위)

仙女岩(선녀바위)

2022-07-26

仁川広域市 中区 龍遊路380番キル21
+82-32-760-6478

仁川国際空港がある龍遊島(ヨンユド)の南、仁川空港磁気浮上鉄道・龍遊駅そばの巨蚕浦(コジャンポ)から、マシアン海岸、仙女岩(ソンニョパウィ)、乙旺里(ウランニ/ウルワンニ)、旺山(ワンサン)海岸への続く海岸は、ソウル首都圏から近場の砂浜として有名です。
その海岸の途中にある仙女岩には、虹を渡って地上に降りた仙女が戯れたという言い伝えが残っています。仙女岩は、その尖った姿が周囲の海の風景とマッチし、また仙女岩にぶつかり波しぶきを上げる風景は素晴らしいものがあります。この素晴らしい風景を水彩画にとどめるため、多くの人々が絵筆を片手にこの地にやってきます。また夜の帳が下りる頃になると、仙女岩の向こうに赤く染まる夕焼けの風景を眺めに、数多くの人々が訪れます。
仙女岩の裏手にある小さな船着場には、長い間荒波にさらされてきた小さな漁船が停泊し、漁師たちが作業をしている姿が見受けられ、静かな田舎の漁村の素朴で趣のある雰囲気が感じられます。
仙女岩がある浜辺は同じ龍遊島にある乙旺里や旺山海水浴場に比べると静かな雰囲気で、物静かな環境の中で海水浴やキャンプを楽しみたい方に特におすすめです。
仙女岩のそばから延びる小道に従って近くの丘に上っていくと、丘の外れに素敵なカフェがあります。また、カフェの裏手には海が見える庭園もあり、松の枝の間を通して見える夕陽もまた絶景です。

羅里盆地(나리분지)

羅里盆地(나리분지)

2023-10-13

キョンサンブク道ウルルン郡プク面ナリギル

カルデラ盆地(カルデラとは、火口が崩れ落ち造られた噴火口のこと)である羅里盆地(ナリブンジ)は鬱陵道で最も大きい平野です。羅里盆地には、排水がよく肥沃な火山灰土が広がっています。鬱陵島の多くの住民は漁業に従事していますが、羅里盆地の住民は薬草を栽培をしています。
羅里盆地の星空の美しさは有名です。また、道洞港から聖人峰を越え羅里盆地に降りていく途中の景色はこの世のものとは思えないほどです。

聖人峰原始林(鬱陵島、独島国家地質公園)(성인봉 원시림(울릉도, 독도 국가지질공원))

聖人峰原始林(鬱陵島、独島国家地質公園)(성인봉 원시림(울릉도, 독도 국가지질공원))

2024-02-16

キョンサンブク道ウルルン郡ソ面ナミャン里

天然記念物である聖人峰(ソンインボン)原始林は鬱陵島(ウルルンド)で唯一の平地にあり、その広さは直径およそ2キロメートルに達します。
この平地の形成には過去の火山活動が関係しています。過去の火山活動によりマグマが地表に噴出した際に形成された地下の空洞が、その後地盤の重さに耐え切れずに崩壊し平鉢のように窪んだ地形が形成され、ここに水が溜まり、カルデラ湖となりました。カルデラ湖には周囲から砂礫や土砂などが流れ込み湖底に堆積しましたが、その後湖の水が抜けたことで堆積した湖底の部分が干上がった状態で露出し、現在のような平らな大地となりました。またこの聖人峰原始林は長い間、人の手が入らない場所であったことから、希少植物が数多く植生している場所でもあります。

出典:鬱陵島、独島地質公園

仁川チャイナタウン(인천 차이나타운)

2023-11-06

インチョン広域市チュン区チャイナタウンロ59ボンギル20

「仁川(インチョン)チャイナタウン」は1883年仁川港開港後、1884年にこの地域が清の治外法権地域に指定されることにより形成されました。かつては中国から輸入された品物を販売する商店が大部分でしたが、現在はほとんどが中国料理店です。
現在この通りを守っている韓国在住の中国人は初期定着民の2世や3世であるため1世たちが守っていた伝統文化を完全に維持してはいませんが、中国の味はきちんと守られています。

自由公園(仁川)(자유공원(인천))

2024-02-28

仁川広域市チュン区チェムルリャンロ232ボンギル46

自由公園は仁川港が開港し5年後に造られた韓国初の西洋式公園です。
敷地が高台にあり広々とした園内には木々も鬱蒼と生い茂っており、散策におすすめの公園です。
公園の最も高台になっているところには韓米修好100周年記念塔が建っています。1882年4月韓国と米国の間で調印された韓米修好通商条約締結を記念し、100周年となった1982年に建てられたものです。
韓国戦争(1950~53年・休戦)で仁川上陸作戦を成功に導いたマッカーサー将軍の戦功を称えるマッカーサー将軍銅像もすぐそばにあります。銅像は仁川上陸作戦が成功裏に終わった7年後の1957年9月15日に完工しました。

自由公園の高台からは遠く仁川沖まで眺められます。自由公園内には小さな動物園や八角亭、然吾亭、ベンチなど憩いの場もあります。
マッカーサー銅像があることから、お子様連れの方々にはよい歴史教育の場としてもご活用いただけます。

毎年4月になると自由公園へ上る道は桜の花で満開となります。この時期に合わせて桜祭りも開催されています。
公園の高台から眺める仁川港や月尾島(ウォルミド)の風景も最高です。夜が更けるころになると自由公園から一望する仁川港の夜景は大変素晴らしく、カップルのデートコースとしても大変有名な場所となっています。
近くにはチャイナタウン、新浦洞(シンポドン)市場、仁川百貨店などがあります。少し足を伸ばせば沿岸埠頭、月尾島へも行くことができます。

時間に余裕があれば、自由公園から下ってくる道すがらにある虹霓門(ホンイェムン)に立ち寄ってみるのもおすすめです。虹霓門は仁川に住む日本人が自国の租界と杻峴(チュクヒョン)駅(現在のKORAIL京仁線・東仁川駅)を繋ぐ道路を造るため鷹岩山(ウンアムサン)の山の一部を削る形で1906年に着工、2年後の1908年に完成したトンネル状になった門です。この門の上部の形がアーチ型で虹の形に似ていることから、虹霓門と呼ばれるようになりました。

龍遊島 マシアン海岸(용유도 마시안해변)

2023-01-11

インチョン広域市チュン区マシランロ118
+82-32-760-8872

仁川国際空港の近くにあるマシアン海岸は、干潟と砂浜を同時に見ることができる特徴ある海岸です。干潮時にはどこまでも広がる黒い干潟とアイボリー色に輝く砂浜を見ることができ、海岸を取り囲むように松の木が生えていて趣があります。マシアン海岸からは韓国映画史に深く名を刻んだ『シルミド』のロケ地である実尾島が見えます。その他、海岸の周囲には浜焼きの貝を売る屋台がたくさんあります。

舞衣島(무의도)

2024-03-07

インチョン広域市チュン区テムウィロ310-11

舞衣島(ムウィド)は、仁川(インチョン)広域市の中(チュン)区に位置している島です。かつては船に乗らないと入ることができませんでしたが、舞衣大橋が開通となってからは車でアクセスできるようになりました。舞衣島の周辺には実尾島(シルミド)、小舞衣島(ソムゥイド)などの島がありますが、連陸橋でつながり容易にアクセスできます。ハナゲ海水浴場があり、舞衣島のトレッキングコースを歩くと素敵な海の景色が楽しめます。

ハーブの国農園(허브나라농원)

2024-02-19

カンウォン道ピョンチャン郡ポンピョン面フンジョンゲゴンギル225

ハーブの国農園はハーブと花を栽培する農地とハーブを見ながら休息できる観光農園からなります。ラベンダー、セージ、ソバなど約150種のハーブをテーマ別に分けた10余りのテーマ庭園はハーブに関するそれぞれのストーリーを基にしています。色とりどりのハーブと花が咲くパレットガーデン、シェイクスピアの作品に登場するハーブで飾られたシェイクスピアガーデン、蜜が多くて蜂や蝶が好む蜜源植物を植えたナビ(蝶)ガーデンなど、それぞれ特色が明確となっています。またレストランやカフェではハーブを使った料理を味わうことができ、ハーブ体験教室では天然石けん・キャンドルなどを作ることができます。韓国の有名歌手たちが音楽会を開くピョルピッステージ、トルコの民俗工芸品を展示したトルコギャラリーといった文化空間も目を引きます。

竹岩モンドル海岸(鬱陵島、独島国家地質公園)(죽암 몽돌해안(울릉도, 독도 국가지질공원))

2024-02-16

キョンサンブク道ウルルン郡ウルルンスンファンロ3140

竹岩(チュガム)モンドル海岸は、鬱陵島(ウルルンド)に打ち寄せる荒波により削られてできた丸石や砂利が辺り一面を覆う広さおよそ9,500平方メートル、全長500メートル、幅20メートルの海岸です。
海岸の地形が常に波の浸食作用を受けつづけると、浸食されやすい地形が削られ湾となり、また堆積作用により海岸が発達するのが常ですが、この竹岩モンドル海岸は周囲にある粗面岩や玄武岩などの岩石が荒波に洗われ浸食し、崩れた岩の角が波の作用で削れ丸い石となり、それが堆積しこのような海岸が形作られました。

出典:鬱陵島、独島地質公園