観光 - 韓国旅行情報

青草湖(청초호)

青草湖(청초호)

2023-07-10

カンウォン特別自治道ソクチョ市チョンチョホバンロ

束草市の中心に広がる青草湖(チョンチョホ)は、全周5キロメートル、面積1.3平方キロメートルの大きな自然潟湖です。太白山脈の弥矢嶺近くから流れてくる青草川が東海岸に至って美しい湖を形成し、すぐそばの海に注いでいます。まるで川と海をつなぐ経由地のような姿をしています。湖の上には、雪岳山と東海の海を観賞できる青草亭が建っています。75メートルほどの湖上歩行橋の端に位置しており、湖の真ん中に浮かんでいるようです。ここに立つと、湖の全景が一望できます。青草亭は夜になると一層美しく、束草でも一番の夜景スポットに挙げられます。青草湖に伝わる龍の伝説をモチーフにした青龍と黄龍のオブジェも目を引きます。湖の周りに設けられている散策路は、照明が整備されていて夜にもたくさんの人が訪れます。あちこちにベンチが置かれていて、湖を眺めながら一休みするのにぴったりです。青草湖の周辺には石峰陶磁器美術館、渡り鳥の飛来地など見どころもたくさんあります。湖畔に造られた青草湖湖水公園は、1999年に江原国際観光エキスポが開催された会場で、73.4メートルの高さのエキスポタワー展望台が建っています。


主要施設&付帯施設

青草湖湖水公園、エキスポタワー、市民植樹公園

体験プログラム
散歩

束草灯台展望台(속초등대전망대)

束草灯台展望台(속초등대전망대)

2021-06-04

江原道 束草市 霊琴亭路5キル 8-28

束草(ソクチョ)八景の第一景に挙がる名所。真っ白な灯台の外観と周辺を囲む青い海が、まるで一幅の絵のようです。束草灯台展望台は、元々は灯台としてのみ機能していましたが、今では一般開放されて展望台としての役割も担っています。竹林の間に伸びるウッドデッキの探訪路を上ると展望台に出ます。展望台からは、濃い藍色の東海の海と渡り鳥が飛来する青草湖、屏風のようにそびえる雪岳山の美しい風景までがすべて一望できます。高いところから見下ろす東海の大海原は、果てしなく広がっています。海は湖のように穏やかかと思えば、波が踊るようにうねり、生命力あふれる姿を見せます。1957年に初めて明かりが灯った束草灯台は、今でも現役で夜の海を守る命の明かりとなっています。建設当初から現在まで使われている燈明機の明るい光と音は、約35キロメートル離れた海まで安全に航路を案内します。束草灯台展望台のすぐそばには霊琴亭があり、一緒に巡るのがおすすめです。

束草 雪岳日の出公園(속초 설악해맞이공원)

束草 雪岳日の出公園(속초 설악해맞이공원)

2022-12-19

カンウォン道ソクチョ市トンヘデロ3664

「雪岳日の出公園(ソラクヘマジゴンウォン)」は、東海から昇る朝日を見ることができる名所です。ここは昔から「内勿淄(ネムルチ)」と呼ばれてきた場所で、これは朝鮮時代に、宋時烈(朝鮮時代後期の学者)が巨済島に島流しにされる途中この地で大雨に遭い、この村が水に浸かってしまったのを見て「勿淄」と呼んだということから付けられました。公園内にはさまざまな彫刻像やオブジェなどがあり、散策を楽しめる多くの施設があります。

華城行宮(화성행궁)

華城行宮(화성행궁)

2024-07-04

キョンギ道スウォン市パルダル区チョンジョロ825

華城行宮(ファソンヘングン)は朝鮮王朝第22代の王・正祖(チョンジョ)が、父親である思悼世子(サドセジャ)の墓がある顕隆園(ヒョルリュンウォン)にお出ましになる際に臨時の居所として利用された場所で、他の行宮(仮宮)よりも規模が大きく、雄壮であったといいます。行宮として利用される頻度も高く、景福宮(キョンボックン)の「副宮」という言葉まで生まれるほどでした。
正祖18年~20年(1794~1796年)に水原華城(スウォンファソン)を築城し、八達山(パルダルサン)の東側に華城行宮を建てました。平時には現在の市庁に当たる留守府(ユスブ)の官庁として利用されていました。水原華城は東に蒼龍門(チャンニョンムン)、西に華西門(ファソムン)、南に八達門、北に長安門(チャンアンムン)の四つの門楼があり、秀でた建築技術により世界文化遺産に登録されているほか、韓国初の新都市開発の事例としても評価されている城郭都市です。
正祖は父に当たる思悼世子(サドセジャ)が米櫃の中で悲劇的な最期を迎え一度は別の場所に埋葬されましたが、その墓を当時、風水地理的に最もよい場所・明堂(ミョンダン)とされていた水原(スウォン=現在の華城[ファソン]市付近)に改葬、陵の近くに暮らしていた住民を八達山の麓の現在の水原の位置へ移住させ、街と城郭を築き上げました。
水原華城での弓矢体験や八達山山頂の孝園(ヒョウォン)の鐘撞き、華城行宮でのさまざまな伝統文化体験など、体験プログラムも充実しており、韓国の文化を身をもって体験できます。この他にも大長今(テジャングム)の衣装試着、願いが叶う木やスタンプツアーなどの体験も可能です。

孝園の鐘・西将台(효원의 종・서장대)

孝園の鐘・西将台(효원의 종・서장대)

2022-12-27

キョンギ道スゥオン市パルダル区チョンジョロ825

八達山の頂上には孝園の鐘があります。孝園の鐘という名称は市民の意見を反映し命名されました。鐘には市のシンボルであるイチョウの木、クロフネツツジ、鳩と華虹門をはじめとした水原華城の重要文化財がきざまれています。孝園の鐘は父・ 思悼世子への朝鮮時代の王であった正祖の孝行の心を讃えるために作ったものです。この鐘は3回鐘を撞くことになっていますが1回目は親の恩恵に感謝し、2回目は家族の幸せを願って、最後の3回目は自身の発展を願って撞きます。

大きさ : 直径 2.15メートル、高さ 3.54メートル
重さ: 3,300貫(約12.5トン)

世界文化遺産・水原行宮の後方・八達山山頂にそびえる西将台(ソジャンデ)は将帥が城の内外のみならず近隣地域まで監視・指揮したところで、華城を築城した正祖大王が5回登り、華城将台と扁額に直接揮毫したといわれています。

蒼龍門(창룡문)

蒼龍門(창룡문)

2021-04-28

京畿道 水原市 八達区 京水大路 697

蒼龍門(チャンニョンムン)は水原華城(スウォンファソン)の東門で、その規模や様式において同じく水原華城にある西門・華西門(ファソムン)門と似た城門となっています。特筆すべき点は、この城門の左側の壁に彫られた建設に関わった人々の名前などが刻まれた実名板(銘板)。花崗石の壁に刻まれたその文字は今でも鮮明に残っています。八達門(パルダルムン)、華西門、長安門(チャンアンムン)の実名板が鮮明に見えなくなってしまっているのとは対照的に鮮明に見えるのが特徴です。

永郞湖(영랑호)

2022-12-21

江原道 束草市 永郞湖畔キル 140

永郎湖(ヨンナンホ)は海岸砂丘が発達して形成された自然潟湖で、周囲が7.8キロメートル、面積が約1.2平方キロメートルに達し、水深が8メートルを軽く超えるほど広くて深い湖です。チャンチョン川から流れ込む水が、永郎橋の下の水路を通じて東海に注ぎます。束草市章沙洞、永郎洞、東明洞、琴湖洞に囲まれており、湖の周囲には歩きやすい散策路が設けられています。散策路に沿って、澄んで穏やかな湖に桜、サツキツツジ、アシなどが映える叙情的で美しい風景が続きます。『三国遺事』によると、永郎湖は新羅の花郎(ファラン)であった「永郎」の名前を取ったものと伝えられています。金剛山での修行を終えた永郎が武術大会に向かう途中でこの湖を通りがかり、その美しい景色に見とれ、武術大会への出場も忘れてここに長らく留まったそうです。こうした昔の記録にも残っているほど、永郎湖は優れた景観を誇ります。特に、束草八景のひとつであるポム(虎)岩は、見る者をして驚かせます。虎がじっとうずくまっているような神秘的な雰囲気が漂っています。奇岩怪石がいくつも集まっている観音庵と普光寺も見逃せないスポットです。湖の西に広がる湿地生態公園も見どころです。

大浦港(대포항)

2022-12-28

カンウォン道ソクチョ市テポハンギル64

雪岳山(ソラクサン)の麓の美しい海辺に位置する大浦港(テポハン)は、南から束草(ソクチョ)市へと入る際の関門となっているところで、雪岳山が一躍観光地として注目されると高級魚の集散地として有名となった港です。しかし束草が港として開ける以前には大浦港の方が広く知られた港でした。日帝強占期、そして韓国戦争前後に発行された韓国の地図には、束草の方は小さな町程度の扱いか、表示されないこともままありましたが、大浦港の方は東海(トンへ)の海岸の辺りをたどってみると、釜山港、浦項、大浦港、長箭港、元山港などというように大きな漁港と並んで表記されていたことからもそのことがよく分かります。ところが1937年7月1日付で襄陽郡道川面大浦里にあった面役場が束草里に移転し、続いて束草にある潟湖・青草湖(チョンチョホ)を整備し束草港が誕生したことから大部分の貨物船や漁船が束草へ移動してしまいます。その後、1942年10月1日には束草の街が拡大し束草邑へと昇格、一方、大浦港の方は漁船数隻が行き来する侘しい港になってしまいました。近年では漁港としての機能より観光スポットとしての大浦港の方が脚光を浴びています。大浦港が雪岳山や尺山(チョクサン)温泉、東海の海、青草湖や永郎湖(ヨンナンホ)などの美しい自然が近くにあることから訪れる人が増加し、また定置網にかかるヒラメ、ブリなどの高級魚のかなりの量が大浦港を経て取引されることから新鮮な魚を求め観光客が大浦洞の刺身店に集まってくるようになり、大浦港が観光地として注目されるようになりました。

光教山(광교산)

2024-02-29

キョンギ道スウォン市チャンアン区サングァンギョ洞サン58

光教山(クァンギョサン)は、水原市(スウォンシ)と龍仁市(ヨンインシ)の境界をなす山です。頂上は標高852メートルのシル峰(シルボン)。周辺に高い山がない平野地帯に位置している山で、稜線が非常に緩やかで樹木が茂っっているため森林浴と山登りのために多くの人々が訪れます。冬の雪景色も素敵です。文化財としては丙子胡乱(1636年に清が朝鮮を侵略した戦争)時に大勝利を収めたことを記念する目的で立てられた金俊龍(キム・ジュンリョン)将軍の健勝地及びその碑と朝鮮の文臣だった沈温(シム・オン)の墓があります。

華城御車(화성어차)

2024-07-04

キョンギ道スウォン市パルダル区チョンジョロ825

華城御車(ファソンオチャ)は、水原華城(スウォンファソン)の観光スポットを巡る観光列車です。朝鮮国王の純宗(スンジョン)が乗っていた車と朝鮮時代の国王の輿をモチーフに制作されました。華城行宮を出発して主要門を通る観光型コースと、練武台(ヨンムデ)を出発して主要軍事施設を巡る循環型で分かれています。ホームページから予約する必要があり、各座席に設置されたオーディオガイドから英語、中国語、日本語でも説明を受けることができます。