観光 - 韓国旅行情報

山房窟寺(済州)(산방굴사(제주))

山房窟寺(済州)(산방굴사(제주))

2022-09-06

チェジュ特別自治道ソグィポ市アンドク面サンバンロ218-12

山房山(395メートル)の中腹に瀛洲十景のひとつである山房窟寺があります。
山房山西南側中腹の絶壁に長さ10メートル、幅と高さがそれぞれ5メートルの洞窟があり、洞窟の天井からは一年を通して澄んだ水がぽたぽた落ちて溜まります(薬水)。
ここから兄弟島、加波島、韓国最南端領土の馬羅島やヨンモリ(龍頭)海岸の美しい景観を見ることができます。その他、山房山の岩壁植物地帯は天然記念物に指定されています。

龍頭海岸(용머리해안)

龍頭海岸(용머리해안)

2024-07-26

チェジュ特別自治道ソグィポ市アンドク面サンバンロ218-10

龍頭海岸(ヨンモリヘアン)は、水中の3つの火口から噴出した火山碎屑物が溜まって作られたhydrovolcanoの岩石海岸です。海岸絶壁は長期間にわたる堆積と浸食により龍の頭のように見えます。波による奇妙な形の絶壁が壮観を成します。海のそばにある波蝕台は探訪路の役割を果たしています。近くにはハメル漂流記念碑が立っています。

牛島(海洋道立公園)(우도(해양도립공원))

牛島(海洋道立公園)(우도(해양도립공원))

2024-03-13

チェジュ特別自治道チェジュ市サミャンゴスムルギル1
+82-64-740-6000

済州の附属島嶼の一つ牛島(ウド)は、美しい自然環境に恵まれた観光スポットで、島全体が一つの溶岩台地でできており、牛島八景が特に広く知られています。広いサンゴ礁の白い砂浜と美しい海の色で有名な下古水洞海辺(ハゴスドンヘビョン)があり、海釣りや自転車ハイキング、潜水艦や遊覧船など、楽しめるものがたくさんあります。城山(ソンサン)港と終達(チョンダル)港から船で約15分かかります。

水月峰と遮帰海岸(수월봉과 차귀해안)

水月峰と遮帰海岸(수월봉과 차귀해안)

2023-04-07

済州特別自治道 済州市 翰京面 ノウル海岸路1013-70
+82-64-740-6000

済州のもっとも西側に位置する小さな丘、水月峰(スウォルボン)は日没時の風景が美しいことで知られています。山が海食作用で削られ、西岸一帯の絶壁は屏風を広げたような形をしています。頂上は広い溶岩大地で、四方を見渡すことのできる六角形の東屋「水月亭」が建っており、ここから済州の西側の海を一望できます。
北側に見える海岸に浮かぶ遮帰(チャグィ)島は頂上にだけ草木があり、それ以外は黒い玄武岩の絶壁となっています。遮帰島は釣り場としても有名で、1月から3月、6月から12月の間が釣りをするのによい時期です。また、日が沈む頃の赤く染まる遮帰海岸の景色は大変美しく、見る人の心を打つものがあります。

城山日出峰[ユネスコ世界遺産(自然遺産)](성산일출봉[유네스코 세계자연유산])

城山日出峰[ユネスコ世界遺産(自然遺産)](성산일출봉[유네스코 세계자연유산])

2023-03-17

チェジュ特別自治道ソグィポ市ソンサン邑イルチュルロ284-12

標高約180メートルの城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)はその昔、海底火山が噴火し形成された火山です。溶岩が海水に触れた時に起きる水蒸気爆発によって大量の砕屑物が噴出し、円錐形の丘のように積もってできた火砕丘が城山日出峰です。元は火山島でしたが、済州本島側にある新陽(シニャン)海水浴場側の陸地と島の間に砂と砂利が堆積し、陸地と繋がりました。地方天然記念物として長年整備・管理されており、2000年7月19日に天然記念物に登録、続いて2007年に世界文化遺産に登録されました。城山日出峰の頂には直径600メートル、火口の底までの深さ90メートル、面積約26万平方メートルにも及ぶ噴火口があり、李長鎬(イ・チャンホ)監督の映画『李長鎬の外人球団(邦題:恐怖の外人球団)』(1986年)のロケ地にもなりました。昔から城山日出峰の頂から眺める日の出の風景は済州景勝地10ヶ所のうち最も素晴らしいといわれており、青い海原の水平線から昇る太陽は海を赤く染め、感動的な風景を作り出します。チケット売場から頂上までは約25分かかります。周辺の観光地には牛島(ウド)や新陽海水浴場、ソプチコジ、日出ランド、城邑民俗村などがあります。

馬羅島(馬羅海洋道立公園)(마라도(마라해양도립공원))

馬羅島(馬羅海洋道立公園)(마라도(마라해양도립공원))

2021-01-25

済州特別自治道 西帰浦市 大静邑 馬羅路101番キル46
+82-64-760-4014

「馬羅島(マラド)」は、北緯33度6分33秒、東経126度11分3秒で韓国最南端にある島です。世界海図に表示された灯台があり、島全体は天然芝で覆われています。面積0.3平方キロメートルの島は海岸が切り立った絶壁になっており、美しい風景が広がります。
1883年に初めて三家族が島に移り住み、最初は海産物で生活していました。しかし、食糧が不足したため農業もすることとなり、野焼きのために生い茂った山林に火をつけました。この火で蛇と蛙が全て死んだため、今でも馬羅島では蛇と蛙は見られないそうです。島は海釣り場としても有名で慕瑟浦(モスルポ)港などの船着場から定期旅客船や観覧遊覧船が往復運航しています。

龍頭岩(용두암)

2023-01-13

済州特別自治道 済州市 龍頭岩キル

済州特別自治道済州市の北の海岸縁にある龍頭岩(ヨンドゥアム)は高さ10メートルほどの岩で、長い歳月を経て波風に洗われ浸食した岩の形が龍の頭に似ていることから龍頭岩と呼ばれています。言い伝えによると一匹の龍が済州島の最高峰・漢拏山(ハルラサン)の神霊である玉を盗んで逃げ、これに怒った漢拏山の神霊が矢を放ち龍を海辺で射止め龍の体が海に落ち、龍の頭は天に顔を向けた状態でそのまま固まってしまったといいます。また別の言い伝えでは龍になり天に昇っていくのが願いだった一匹の白馬が将帥に捕まりその場で岩になって固まったという話もあります。
この周辺では海女さんが素潜りをしている光景を見かけるほか、海岸道路に沿って10分ほど歩いていくと、カフェや飲み屋、食堂などもあります。涯月邑(エウォルウプ)から龍頭岩へと至る北済州の海岸道路は済州の人々のデートコースになっています。龍頭岩の前には刺身屋やカフェが出店し、いまではちょっとしたカフェ村ができるほどになりました。済州の名物として最近有名になったカフェ村から海辺の道を車で西へ走ると梨湖(イホ)海水浴場や下貴(ハギィ)海岸、涯月邑が見えてきます。梨湖海水浴場を過ぎると黒い玄武岩と青い海原がコントラストをなす海原に遭遇し、カリフォルニアの海岸道路を走っているかのような気分に浸ることができます。涯月港には小さな刺身屋があったり漁船も停泊していてドライブにぴったりの風景が続きます。さらに進むと済州の三大海水浴場に数えられる挟才(ヒョプチェ)海水浴場があり、挟才のマリンブルーに光る海原が幻想的な風景を醸しだしています。

ソプチコジ(섭지코지)

2024-07-19

チェジュ特別自治道ソグィポ市ソンサン邑ソプチコジロ107

「ソプチコジ」は済州の東側海岸の外れにあります。「ソプチ」はこの地域の昔の名前で、「コジ」は済州の方言で突き出した地形を指す言葉です。ソプチコジは、海岸の絶壁上に木が一本もない草地で、海岸には立石という岩が立っています。ソプチコジの端には灯台があり、そこに行く道には風を防ぐための岩壁があります。この岩壁の中には菜の花畑があり、毎年4月になると満開の菜の花畑を見ることができます。その他、広く平坦なコジ丘の上には石で作られた烽火台(高さ約4メートル、縦横9メートルの正方形)があり、原型のまま保存されています。

城邑民俗村(성읍민속마을)

2024-03-15

チェジュ特別自治道ソギポ市ピョソン面ソンウプ里3294

城邑(ソンウプ)民俗村は、済州(チェジュ)道における昔ならではの民家の特徴を継承している場所で、民俗村として指定・保護されています。多様な有形文化遺産と民謡、民俗遊び、郷土料理、民間工芸、済州方言などの無形文化遺産も受け継がれています。伝統文化、伝統家屋体験があり、毎年10月~11月に文化芸術イベントを開催しています。

サングムブリ(산굼부리)

2023-01-17

済州特別自治道 済州市 朝天邑 榧子林路768

「サングムブリ」は周囲が2キロメートルを超える噴火口で、天然記念物に指定されています。噴火口の直径は650メートル、深さ100メートル、周囲が2,070メートルにも達します。サングムブリを空から眺めると、人工的に造られた円形運動場のように見えます。植物の種類が多様で、北側は暖帯性の樹木(アカガシ、ホオノキなど)と希少植物のフユイチゴが生えています。噴火口の南側の斜面には温帯林の代表的な樹木(アカシデ、カエデなど)が森をつくっています。限定された空間である噴火口の中に、それぞれ違う性質の樹木が共存しており、学術的にも注目を集めています。サングムブリでは石で作られた入口と壁、噴火口などが見どころです。