観光 - 韓国旅行情報

南大川(남대천)

南大川(남대천)

2022-08-25

カンウォン道ヤンヤン郡ヤンヤン邑ウォル里553

襄陽(ヤンヤン)八景の第1景に挙げられる川。江原道平昌郡の五台山(1,563メートル)を水源とする川は、襄陽を横切って東海に注ぎます。区間別に最上流からプヨン渓谷、法水峙里渓谷、漁城田川、南大川(ナムデチョン)に分けることができます。襄陽南大川は、韓国でも一番のサケの回帰河川です。韓国に戻ってくるサケの70パーセント以上がここに回帰し、「サケの母川」と呼ばれています。襄陽南大川で生まれたサケの稚魚は北太平洋のベーリング海やオホーツク海で3~5年ほど成長した後、東海をさかのぼって戻ってきて産卵し、生涯を終えます。サケの回帰は秋、特に10月中旬から11月にピークを迎え、10月中旬頃に南大川一帯では襄陽サケ祭りが開かれます。そのほか、4~5月にはウグイ、7~8月にはアユの群れが観られます。襄陽南大川は江原道嶺東地方の河川の中で、最も清らかで長いことで知られます。東海岸の他の河川が20平方キロメートル程度であるのに比べ、襄陽南大川は54平方キロメートルに上り、比較的たくさんの支流からなっています。川の上流に法水峙里渓谷、下流の近くに洛山海辺などの観光スポットがあり、川の河口に造られた南大川生態観察路は秋になると葦林が銀色に染まり、見事な景色を望むことができます。

鶴沙坪 豆の花村 スンドゥブ村(학사평 콩꽃마을 순두부촌)

鶴沙坪 豆の花村 スンドゥブ村(학사평 콩꽃마을 순두부촌)

2021-04-05

江原道 束草市 元岩鶴沙坪キル 142

束草は海の幸だけではありません。雪岳山蔚山岩の麓に広がる蘆鶴洞鶴沙坪スンドゥブ村は、草堂式のスンドゥブを味わえる場所として有名です。弥矢嶺46番国道沿いに、数十店のスンドゥブ専門店が集まっています。ここには、国産大豆を使用して伝統的な製法で豆腐を作っているお店がたくさんあります。さらに天然の海水をにがりの代わりに使い、やわらかくてコクのあるのが特徴です。海水は天然の凝固剤の役割と共に、ミネラル豊富で大豆が持つ香ばしさと栄養をさらに高めてくれます。熱々のスンドゥブは、さっぱりした味が逸品です。好みに合わせて、そのまま食べても醤油ダレを添えて食べてもおいしいです。お店によっては、ラー油を入れてピリ辛のチゲにするところもあります。スンドゥブの他にも、豆腐、豆腐キムチ、豆腐の寄せ鍋など、様々な豆腐料理が味わえます。

雪岳フンドゥル岩(설악 흔들바위)

雪岳フンドゥル岩(설악 흔들바위)

2021-04-02

江原道 束草市 雪岳山路

フンドゥル岩は蔚山岩に次ぐ雪岳山の名物です。新羅時代、義湘大師と元暁大師が精進したという継祖庵の入口にあります。臥牛岩または食堂岩と呼ばれる平らな盤石の上に丸い形の岩がのっており、高さは大人の背丈より高く、4~5人程度で取り囲めるほどの大きさです。軽く触っただけでも倒れそうで危なげに見えますが、不思議なことに一人で押しても、大勢で一緒に押しても揺れる程度はそれほど変わりません。継祖庵を訪れる人は皆、一度はこの岩を押して行きます。フンドゥル岩は臥牛岩の頭側にあることから牛岩または牛角石とも呼ばれています。雪岳山小公園から蔚山岩に登る途中に位置し、小公園からフンドゥル岩まで約1時間、ここから蔚山岩まで登るのにさらに約1時間かかります。

双川道(쌍천길)

双川道(쌍천길)

2021-04-02

江原道 束草市 大浦洞881-2

江原道束草(ソクチョ)と襄陽(ヤンヤン)の間を流れる双川(サンチョン)の下流に造られた自然探訪路。双川橋から下道門村まで約1.2キロメートルにわたって続くコスモスの道が有名です。この付近は開放されて間もなく、まだ人が多くありません。おかげで、自然のままの田園風景を満喫しながら静かに散策を楽しむのにぴったりです。コスモスの道は、土の上にシュロマットが敷かれている他は人工的な施設がほとんどありません。まっすぐ伸びる散策路の向こうには雪岳山が遥かに広がり、蔚山岩が時々顔をのぞかせて一緒に歩いてくれているようです。双川コスモス道は雪岳ヘマジ(日の出)公園から徒歩圏内にあり、一緒に巡るのにいいでしょう。車でアクセスする場合は、双川橋近くの駐車施設を利用します。近くに簡易トイレがありますが、夏期のみ利用できます。

大浦港展望台(대포항 전망대)

大浦港展望台(대포항 전망대)

2021-04-02

江原道 束草市 大浦港1キル 16-8

束草(ソクチョ)には有名な日の出スポットがたくさんありますが、夕陽まで1ヶ所で観賞できるスポットは多くありません。大浦港(テポハン)展望台は、青い海の上に昇る日の出と、雪岳山の向こうに沈む夕陽を1ヶ所で楽しめるスポットです。以前は知る人ぞ知る隠れた穴場スポットでしたが、2018年に散策路が整備されて展望台が造られ、今ではたくさんの人々が訪れています。展望台からは、大浦港を眼下に一望できます。円形の港を中心に建物が取り囲んでおり、その後ろに山並みが屏風のようにそびえています。振り返ると、雪岳山と蔚山岩が壮大な姿を見せています。大浦港展望台へは、港の裏山に続く探訪路を上るとたどり着けます。山は険しくなく高くもないので、15~20分ほどで展望台に着きます。探訪路のあちこちに住民たちのための運動施設が設置されていて、案内表示や簡易トイレなど基本的な施設が整っています。

上道門石垣村(상도문돌담마을)

上道門石垣村(상도문돌담마을)

2021-04-02

江原道 束草市 上道門1キル 30

上道門石垣村は、雪岳山の麓に形成されている500年の伝統を持つ由緒ある村です。平屋の韓屋と端正なたたずまいの家ごとに、伝統を守ってきた自負心が漂っています。それゆえか、村の中の家々には門がありません。石垣村は背後に雪岳山がそびえ、目の前には双川が流れる典型的な「背山臨水」型の地形です。低く積まれた昔の石垣の道が村の中に迷路のように伸びており、路地を歩く楽しさがあります。まるで模様のようにはめ込まれている石が、一幅の水墨画のように静かな感動を呼び起こします。石垣道にある石垣ギャラリーは、ユニークなストーンアートが観られるスペースです。石で作られた個性あふれる作品が、あちこちに展示されています。丸い石に鉄の眼鏡をかけたミミズクの家族、小さな石に描かれた鳥や子犬など、見て回る楽しさがあります。その他に、朝鮮時代後期の儒学者・吳潤煥(オ・ユンファン)が建てたという松林に囲まれた鶴舞亭と、金剛松林に設けられている松林休憩所もおすすめです。上道門石垣村は、束草道門農謡(江原無形文化財第20号)の発祥の地で、村の住民たちが参加する人形劇「道門の人々」が上演されています。

光明洞窟(광명동굴)

光明洞窟(광명동굴)

2024-02-29

キョンギ道クァンミョン市カハクロ85ボンギル142

光明(クァンミョン)洞窟は1912年の日帝強占期に金鉱などの資源収奪目的で開発が始まった洞窟で、独立後は産業目的で持続的に開発されました。1972年に廃鉱となってから、長きにわたりアミの塩辛倉庫として使われていましたが、光明市が敷地を買い取り、施設を整備して一般公開するようになりました。現在、歴史的価値の高い近代産業遺産と認められており、首都圏で有名な洞窟テーマパークとして知られています。色とりどりの照明でライトアップされ、オブジェが飾られるなど、洞窟だけでなく多彩な見どころを提供しています。同じ所にある光明ワイン洞窟では韓国ワインの試飲と購入ができ、ラスコー展示館では韓国最大規模のメディアアートを観ることができるなど、一層多彩な観光を楽しむことができます。

束草アライブハート(속초 얼라이브 하트(Alive Heart))

2021-04-05

江原道 束草市 元岩鶴沙坪キル 88

アライブハートは、不思議なトリックアートが体験できる束草を代表する屋内テーマパークです。黄色の建物に大型のハートの構造物が付いている外観が、好奇心を掻き立てます。アドベンチャーランド、ネオンランド、スイートランドで構成されており、それぞれのテーマでそれぞれの楽しさを提供しています。一番人気のコーナーは、様々な目の錯覚を利用したアドベンチャーランドです。作品ごとに奇抜なアイディアと臨場感あふれる演出が光っています。入場者は、海から巨大なマグロを釣り上げたり、キングコングに捕まるなど、数十種類の非現実的なシーンの中で主人公となり、面白い写真が撮れます。神秘的でファンタスティックな世界が広がるネオンランドと、甘い雰囲気に演出されているスイートランドも印象的です。アライブハートの2階には、ダイナミックにミッションを解決しながら迷路から脱出するダイナミックメイズがあります。海底の迷路を探検するというストーリーを基に、障害物を乗り越えて監獄の迷路から抜け出すというコンセプトになっています。ダイナミックメイズは数人でチームを組んで協力するチームワークプログラムで、一味違った楽しさが感じられます。

雪岳山自生植物園(설악산 자생식물원)

2021-04-02

江原道 束草市 パラムコンマウルキル 164

雪岳山(ソラクサン)自生植物園は、自然の宝庫である雪岳山を小さくまとめた自然生態学習の場です。雪岳山でしか観ることのできない様々な植物を、1ヶ所で見て観察することができます。ここには、雪岳山に自生する絶滅危惧種の希少植物から身の回りにある野花まで、計122種5万本以上が植栽されています。植物園には様々な野花が花を咲かせる水生植物園、希少な植物が育つ岩石園、軽く散歩するのにぴったりの自然探訪路や散策路などが設けられています。また、子どもたちが楽しく駆け回ることのできる迷路園もあり、子どもから大人まで癒しと休養のひとときが過ごせます。雪岳山自然植物園は、周辺の地形をできるだけ保存して活用した自然に優しい施設で、最大限自然の状態に近く設計されているのが特徴です。四季を通じていつ訪れてもいいスポットで、より詳しく観覧したいなら森の解説を申し込むことができます。最近では雪岳山自生植物園の中に温室園が新たに造られ、より多彩な見どころを提供しています。

雪岳ヘマジ(日の出)公園人魚の恋人像(설악해맞이공원 인어연인상)

2021-04-01

江原道 束草市 東海大路 3664

雪岳ヘマジ(日の出)公園の裏の海辺に立てられた彫刻。磯辺に恋人同士のように見える一対の人魚が座っており、ふと見るとデンマークの有名な人魚像を思い起こさせます。この人魚の恋人像には、悲しい物語があります。お互いに結婚を約束した男女がいたのですが、男が海で嵐に合って遭難し、女は磯のこの岩の上に座って男を偲んで死んだという民話です。この不憫な恋を結ぼうと、村の人々が彫刻を立てたそうです。仲睦まじい姿の人魚の恋人像は、悲しい物語を越えて、幸せな結末を願う人々の切ない思いが込められています。ここで写真を撮ると恋が叶うという噂のせいで、毎年たくさんの恋人たちがここを訪れて愛を誓います。人魚の恋人像のすぐ近くには雪岳ヘマジ公園があります。雪岳ヘマジ公園は束草の有名な日の出スポットで、それぞれテーマがある散策路、彫刻公園、野外シアター、ジャンボリー記念塔など見どころが満載です。