観光 - 韓国旅行情報

灆渓書院[ユネスコ世界遺産(文化遺産)](남계서원 [유네스코 세계문화유산])

灆渓書院[ユネスコ世界遺産(文化遺産)](남계서원 [유네스코 세계문화유산])

2024-01-11

キョンサンナム道ハミャン郡スドン面ナムギェソウォンギル8-11

1552年設立の灆渓(ナムギェ)書院は、慶尚北道栄州(ヨンジュ)の昭修(ソス)書院に続いて韓国で2番目に建てられた書院です。書院とは朝鮮時代に儒教式で祭祀を行い、人材を育成するために設立された私設教育機関のことです。「灆渓」は書院の前を流れる川の名前に由来しています。1597年に戦争で焼失し、1612年に再建されました。小高い丘にあり、灆渓川が流れる野原の向こうに介坪(ケピョン)韓屋村が望めます。

韓山素麯酒ギャラリー(한산소곡주갤러리)

韓山素麯酒ギャラリー(한산소곡주갤러리)

2021-03-24

忠清南道 舒川郡 韓山面 忠節路1173番キル 21-1

韓山素麯酒(ハンサン・ソゴクチュ)は忠清南道(チュンチョンナムド)舒川郡(ソチョングン)韓山面で醸造・生産されるおよそ1500年あまりの伝統を受け継いでいる韓国伝統酒です。味の深み、そして香りが大変素晴らしく、一度口につければその場を離れられないほどのおいしさであることから、座客酒(アンジュンペンイスル)とも呼ばれています。

素麯酒は元々、百済時代に宮中で飲まれた酒で、百済が滅亡した後、百済の遺民らがその憂さを晴らすために、韓山面乾止山(コンジサン)の周留城(チュリュソン)に集結、百済の宮中酒であった素麯酒を作り、飲んだと伝えられています。それ以来、韓山地域が素麯酒の発祥となり、韓山素麯酒と称されるようになりました。この他、『醸酒方』、『東国歳時記』、『閨閤叢書』、『飲食知味方』、『林園十六志』など、飲食に関連するさまざまな文献に記録されています。

長項スカイウォーク(伎伐浦海戦展望台)(장항 스카이워크 (기벌포 해전 전망대))

長項スカイウォーク(伎伐浦海戦展望台)(장항 스카이워크 (기벌포 해전 전망대))

2019-05-31

忠清南道 舒川郡 長項邑 長項産団路34番キル 74-45

長項スカイウォークは美しい松林と干潟を誇る長項(チャンハン)松林山林浴場にある高さ15メートルのスカイウォーク・展望台です。
目の前に遮るものがなく一面に広がる空と海を歩いているかのような涼しげで、ちょっぴりスリリングな楽しさを感じる場所です。 スカイウォークの一番先端には展望デッキもあり、周囲の素晴らしい眺望を眺めることができます。

完山七峰(完山公園)(완산칠봉(완산공원))

完山七峰(完山公園)(완산칠봉(완산공원))

2024-04-07

チョンブク特別自治道 全州市 完山区 コンスネ1キル 19-4
+82-63-220-5438

全州(チョンジュ)と言えば完山七峰(ワンサンチルボン)、完山七峰と言えば全州が思い浮かぶほど全州の代名詞となっているのが完山七峰です。
千年の古都・全州の市街地の南西にある完山七峰の命脈は東方に広がる湖南平野に位置する益山(イクサン)や群山(クンサン)など全羅道を代表する三市廛(してん)へと流れています。由緒ある七星寺(チルソンサ)やきれいな水が湧き出る薬水なども完山七峰の近くにあり風光明媚なところです。完山七峰の山頂にある八角亭展望台からの眺望は、足元に全州市内の風景が広がり、なんともいえない感じに襲われます。市民の憩いの場所として親しまれている完山七峰ですが、昔から全州の街を守ってくれる地脈があると信じられ、完山七峰を傷つければ災いが起きるとして、古の時代から大切に保護されてきた山でもあります。全州市の真ん中を流れる全州川(チョンジュチョン)にも近く、素晴らしい景観の杉並木や薬水が湧き出る場所もあり、明け方から完山七峰にやって来る人々の姿が数多く見受けられます。

北岳山(북악산)

北岳山(북악산)

2024-03-05

ソウル特別市チョンノ区チョンウン洞
+82-2-765-0297

北岳山(プガクサン)はソウルの北に位置する景福宮(キョンボックン)と青瓦台(チョンワデ)の後ろに見える山です。漢陽(ハニャン)都城は北岳山の尾根をつないで築かれ、城壁がよく保存されています。いくつかの探訪路が漢陽都城に沿って整備されており、夜間の探訪もできます。彰義門(チャンイムン)から貞陵(チョンヌン)へと続くドライブコース「北岳(プガク)スカイウェイ」があり、北岳八角亭からはソウルの市街地が一望できます。 

陝川映像テーマパーク(합천 영상테마파크))

2024-01-08

キョンサンナム道ハプチョン郡ハプチョン邑トンソロ119

陝川(ハプチョン)映像テーマパーク路地ごとに独特の雰囲気と見どころがあるスポットで、1920年代から1980年代を舞台にしたドラマ、映画、ミュージックビデオなどが190本以上撮影されました。電車や馬車に乗って見て回ることもでき、どこを背景にしても絵になる写真が撮れます。映像テーマパークの後ろにある150,000平方メートルの敷地には、韓国最高の盆栽公園と庭園テーマパークがあります。メイン建物の青瓦台を模した撮影セットとともに盆栽温室、生態森体験場、木材文化体験場などが設けられており、自然の中で大人も子どもも楽しめます。
※青瓦台セットへの車での出入りは全面禁止(2019年9月1日以降)

田浦カフェ通り(전포카페거리)

2024-08-05

プサン広域市プサンジン区チョンポデロ209ボンギル26

田浦(チョンポ)カフェ通りには個性的でユニークなカフェが建ち並び、コーヒー専門店からスイーツカフェ、ベーカリーカフェ、ブランチカフェなど、お好みに合わせて選ぶことができます。住宅や工場、倉庫をリノベーションしたカフェなど、様々な用途の空間を活用したカフェも多く、見どころ満載で色々な楽しみ方ができます。毎年10月には、田浦カフェ通り祭りが開催されます。

梧桐島灯台(오동도 등대)

2019-05-16

全羅南道 麗水市 梧桐島路 238-32

高麗時代の恭愍王(コンミンワン)の時代、恭愍王に登用された妖僧・辛旽(シン・トン)という人物がいました。その妖僧は、全羅道の全の字は王の上に人の文字が乗っかった形の文字で不敬な上、同じ全羅道の梧桐島(オドンド)という島にはよい縁起をもたらすという鳥・鳳凰がやってくるということで、もしや高麗王朝を担う人物が新羅王朝の根拠地とは異なる全羅道から輩出されるという不吉な兆しではないかと語りました。王朝の根底が覆されるのではないかと危機感を抱いた高麗王朝は鳳凰が梧桐島に飛来しないよう、島にあった桐の木を伐採してしまったという伝説がこの島には残っています。
現在、梧桐島は閑麗(ハルリョ)海上国立公園の景勝地として有名で、港が美しい麗水の顔のような存在の島です。
梧桐島の最も高いところにある梧桐島灯台は1952年5月12日に運用を開始した灯台です。灯塔は高さ8.48メートルの白色円形鉄筋コンクリート構造でしたが、2002年に高さ27メートルの白八角形灯台に改築されました。
灯塔の内部は8階建ての高さを誇る螺旋階段構造となっており、外側に展望台用エレベーターを設置、灯台を訪れる観光客に、麗水、南海(ナメ)、河東(ハドン)など南海の海原を一望できるようになっています。
事務棟2階には展示室があり、灯台と海に関する資料を展示しています。
灯明機は韓国国内の技術で開発されたプリズムレンズ回転式大型灯明機が設置され、10秒間隔で点滅を繰り返す灯台の光は46キロメートル先まで確認できる明るさです。
梧桐島の島全体は緩やかな丘陵となっており、入口には模型の亀甲船や屋形船、世界博覧会の麗水誘致のため作られた2012年冬柏館(世界博覧会広報館)、音楽噴水などがあり、南側の海岸線にはソラパウィ(貝岩)、屏風岩、チブンパウィ、象岩、龍窟など奇岩絶壁が絶景をなしています。梧桐島灯台に上る道は空が見えないほど生い茂ったツバキの木がトンネルをなしており、11月頃には真っ赤な花を開花させ人々を魅了し、3月ごろには最盛期を迎えます。

* 運用開始日 - 1952年 5月 12日 
* 構造 - 白八角型コンクリート(27m)
* 灯質 - 閃白光10秒1閃光(FlW10s)
* 特長 - 麗水港及び光陽港の港口に椿や竹が生い茂り忠武公・李舜臣の歴史が息づく島の頂上に灯台があり、展望台耀エレベーター及び海洋水産部広報室が設置されています。

李舜臣大橋(이순신대교)

2019-05-16

全羅南道 麗水市 李舜臣大橋

「空と海の間の平行線」「鉄でできたハープ橋」、李舜臣(イ・スンシン)大橋。

李舜臣大橋は壬辰倭乱(日本で言う「文禄・慶長の役」)の際、露梁(ノリャン)海戦が繰り広げられた麗水市(ヨスシ)猫島洞(ミョドドン)と光陽市(クァンヤンシ)金湖洞(クモドン)の間の海上に建設された、露梁海峡に隣接した地域にある橋です。日本軍と7年間の先頭を率いてきた李舜臣将軍最期の海戦・露梁海戦が行われた場所としても有名です。

李舜臣大橋は2013年2月8日完全開通しました。李舜臣大橋は世界四大美港都市・麗水と光陽を結ぶ韓国純国産技術で施工された国内初の懸垂橋です。
麗水国家産業団地への玄関口となっている道路・5区間9,582mのうち、3区間)2,260mが李舜臣大橋に当たります。
第3区間に当たる李舜臣大橋は、最先端土木技術と構造応用力学に基づき設計・建設された土木工学の結晶で、総延長2,260m、幅員25.7mを誇り、主塔間の主径間長1,545mは忠武公・李舜臣誕生の年の1545年にちなんでいます。往復4車線の3径間対称懸垂橋としては韓国国内最大、世界第4位の規模で、「空と海の間の平行線」「鉄でできたハープ」と呼ばれ、勇壮な姿をした吊り橋となっています。

李舜臣大橋の開通により、大田(テジョン)-統営(トンヨン)間高速道路を経由、あるいは韓国南東部の慶尚北道(キョンサンプクド)・慶尚南道(キョンサンナムド)から麗水へやって来る人々は、この李舜臣大橋の利用により、麗水までおよそ20分ほど所要時間が短縮されるようになりました。

また、李舜臣大橋のそばには素晴らしい景色が眺められ憩いのひとときを過ごせる李舜臣大橋広報館があります。
地上3階・地下1階建ての李舜臣大橋広報館は2014年3月にオープン、李舜臣の精神を未来に受け継ぐべく、亀甲船の形を模した建物となっています。
建物内にある展望台は室内展望台で、お体の不自由な方やお年寄りの方、小さなお子様にも気軽にご利用いただけるよう全体の動線を考慮し設計、エレベーターなど各種便宜施設も充実しています。

1階広報館には李舜臣大橋建設当時の写真や世界の主な橋梁の写真などが展示されています。映像館では李舜臣大橋建設時の記録映像をご覧になれます。
広報館は李舜臣大橋を眺められる絶好の位置にあり、夜間は李舜臣大橋の美しい夜景も楽しむことができます。



申壮節公墓域(신장절공묘역)

2024-09-13

カンウォン特別自治道チュンチョン市ソ面シンスンギョムロ272-21
+82-33-250-3076

高麗開国の功臣、壮節公・申崇謙(シン・スンギョム)将軍の墓地。申崇謙は、裵玄慶(ペ・ヒョンギョン)、洪儒(ホン・ユ)、卜智謙(ポク・チギョム)らと共に弓裔を退けて王建を推戴し、高麗の建国において大きな功績を立てました。大邱・八公山の戦いにおいて太祖が甄萱の軍に包囲されると、自分が太祖の服を着て変装して戦い、戦死しました。敵軍は戦死した申崇謙を太祖と勘違いして首を討ち、太祖は彼の死を悲しみ、金で頭を作って葬儀を行ったと伝えられています。申崇謙の墓は封墳が3つある独特な形をしていますが、これは、太祖が金で作った頭のせいで墓が盗掘されることを心配して下した命によるものだといわれています。墓のある場所は、風水学的に非常に縁起のいい場所とされています。松の木に囲まれた墓からは、春川の市街地が望めます。お墓の周りには、墓碑、祠堂、神道碑が立っています。お墓は申壮節公墓域という名称で江原道記念物に、八公山の戦いの過程や申崇謙の活躍像などが詳しく刻まれた神道碑は江原道有形文化財にそれぞれ指定されています。