2023-10-19
キョンサンブク道ムンギョン市ムンギョン邑オンチョン5ギル 2-1
観音窯ギャラリー地下に位置する「韓国茶碗博物館」では古代の茶碗や現代の若い作家の作品など約700点を展示しています。その他にも約2500点の作品を所蔵しており、企画展示を通じて観覧可能です。韓国茶碗(チャッサバル)は世界的に価値が認められており、韓国茶碗博物館はそのすばらしさを広く知ってもらうための施設です。代々家業を受け継ぐ陶磁器名門家の8代目陶芸家であるキム・ソンシク氏が博物館を運営しています。キム・ソンシク氏は2019年慶尚北道無形文化財聞慶沙器匠に指定され、また文化体育観光部と韓国観光公社が主管する「地域名士と共にする文化旅行」事業では地域名士に委嘱されました。事前予約をすれば茶碗、茶器セットの絵つけ体験をすることもできます。
2024-04-08
チョンブク特別自治道チョンジュ市ワンサン区ソハクロ12-1
棲鶴(ソハク)芸術村図書館は2022年6月に開館した公立図書館。保有図書は約1千冊で、規模は小さいもののかわいらしい空間演出がされており、一度訪問すると長く滞在してしまう魅力的なスポットです。古いカフェ、ギャラリーの建物を改装しているため、図書館というよりはブックカフェのような雰囲気をもっています。近くには全州韓屋村があり、全州慶基殿、殿洞聖堂、豊南門、南部市場などとあわせて見てまわるとよいでしょう。
2023-10-17
キョンサンブク道サンジュ市ハムチャン邑ムウンロ1591
慶尚北道尚州(サンジュ)市に位置する韓国韓服振興院は2021年4月にオープンした、韓服関連では韓国初となる公共文化施設です。展示館1階に入るとメインホールに韓服の美しい色を象徴化した造形物が設置されており、訪れる人々の目を引きます。「韓服体験館」では伝統韓服などの体験ができ、「伝統服飾物語館」では過去から近代までのさまざまな伝統服飾を見ることができます。「映像館」では韓服が中心となった韓流映画やドラマが観覧できます。咸昌明紬テーマパークの中に位置しており、近くに位置する咸昌明紬博物館や慶尚北道昆虫生態展示館とともに見て回るとよいでしょう。
2023-10-17
キョンサンブク道サンジュ市ハムチャン邑ムウンロ1593
咸昌明紬(ハムチャンミョンジュ)博物館は天然繊維である明紬(絹)の価値を新たに認識するために設けられました。慶尚北道咸昌は新羅時代から養蚕とともに絹産地として広く知られている地域です。韓国最大規模で絹を売買する市場である「明紬廛(ミョンジュジョン)」が開かれるところでもあります。咸昌は韓国で唯一、伝統方式の絹生産地として知られています。咸昌明紬博物館は季節ごとに花が咲き乱れる尚州市咸昌明紬テーマパーク内に位置しており、5月には美しいバラの花もみることができます。またテーマパーク内にある蚕糸昆虫事業場や韓国韓服振興院をあわせてめぐると良いでしょう。
2023-10-17
キョンサンブク道サンジュ市ハムチャン邑ムウンロ1621-27
慶尚北道尚州(サンジュ)市に位置する「蚕糸昆虫事業場(チャムサゴンチュンサオプジャン)」は蚕、昆虫とともに緑色体験が楽しめる観光地です。事業場内にある蚕体験学習館ではさまざまな種類の蚕や蝶を見ることができ、昆虫生態展示館では昆虫の進化過程、昆虫の生態、昆虫の生活をARやVRコンテンツで楽しめます。多様な体験と教育プログラムが用意されており、子どもと一緒に訪問すると良いスポットです。事業場は尚州市咸昌明紬(ハムチャンミョンジュ)テーマパークの中にあり、近くに位置する咸昌明紬博物館や慶尚北道昆虫生態展示館などとあわせてめぐるとよいでしょう。
2023-08-29
ソウル特別市クロ区キョンインロ430
2015年に竣工した高尺(コチョク)スカイドームは高尺洞に建設された韓国初のドーム球場です。野球の試合の他に大型公演、体育施設、文化空間などが備えられ複合空間として運営されています。地下2階・地上4階で構成されており、観覧席約16,700席、高さ67.59メートル、延べ面積83,623平方メートルです。各種イベント開催時に連携イベントを開くことのできる歩行広場および野球をテーマにした野球テーマ通りが高尺スカイドームと連結している他、プール、ジム、サッカー場、バスケットコート、販売施設などを備えています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道チョンジュ市ワンサン区トンムンギル33-20
全州乱場(チョンジュナンジャン)は、25年間資料を収集し、3年6ヶ月の工事期間を経て誕生した全州韓屋村の名所です。写真を撮ったり、体験したりしながら楽しむことができるテーマパーク型の近代史博物館で、小物一つひとつが歴史的価値を持っています。70以上のテーマゾーンに分けられており、110年前に作られた井戸で水を汲んでみたり、レトロな展示物を見たりしながら、韓国の近代史を体験することができます。その時代を過ごしてきた世代には郷愁を呼び起こさせ、若い世代には新鮮で特別な経験を与えてくれます。
2023-08-10
ソウル特別市チョンノ区ヒョジャロ33
2007年から芸術空間として運営されてきた「通義洞ポアン旅館」は、1942年から2005年まで約60年間、多くの旅人が滞在した憩いの場でした。ばらく止まっていた場所の固有機能を蘇らせ、韓国近代文学の主要拠点のひとつだったポアン旅館の文化的な遺産を引き継いで2017年、文化を生産し享受するクリエイターのために「BOANSTAY」がオープンしました。
カフェ(33MARKET)、書店(BOANBOOKS)、展示スペース(BOAN1942)が含まれた複合文化芸術空間BOAN1942の3階4階にあるBOANSTAYは、カルチャーノマドのための最も理想的な臨時居住形態を具現するためにつくられました。ソウルの交通の要地であり文化・歴史の中心地である西村(ソチョン)に位置するBOANSTAYは、都市のスカイラインと対照的な北岳山と景福宮、青瓦台、西村の韓屋など周辺の特色ある風景が観賞できる魅力を持っており客室はゆったりくつろげるシンプルな構造と色あいを土台に韓国を代表する現代アーティストとデザイナーの作品・家具が用いられています。
出典:BOANSTAY
2023-08-10
ソウル特別市チョンノ区チャハムンロ17ギル12-11
鐘路文化財団が運営する上村斎(サンチョンジェ)は伝統韓屋文化空間として、韓国の伝統四季を体験できる展示、教育体験、イベントなど多彩な韓文化プログラムを運営しています。両班が住んでいた韓屋の形態ではなく、朝鮮時代の平凡な中人(両班よりは下、平民よりは上の身分)が住んでいた家屋を復元し、当時の民の暮らしを再現しました。アンチェ(母屋)、サランチェ(主人の居間)、ピョルチェ(離れ)の3軒で構成され、韓屋の美しさとすばらしさを垣間見ることができます。室内には体験場が設けられており、茶礼を楽しんだり伝統遊びを体験できるようになっています。
2023-08-10
ソウル特別市チョンノ区チャハムンロ36ギル40
清雲(チョンウン)文学図書館は仁王山の傾斜地形と自然景観を考慮して設計された公共図書館です。図書館は地下階と地上階の計2階で構成されていますが、コンクリート構造でつくられた地下階を基礎にして地上階に韓屋を建て、広い庭を設けました。周辺の傾斜地形に逆らうことなく建物を建てているため地下階の南立面が表に出ており、この立面にある窓から内部空間に光が入るようになっています。また立面全体には黒レンガが用いられ、外部から見ると地上階の韓屋と調和を成しています。コンクリート構造の地下階の上に置かれた韓屋は地下階で借りた本を読むことができる閲覧室の役割を果たしています。韓屋母屋の隣にある小さな池の上にはこぢんまりとした東屋があり、小さな滝も設けられています。