2025-05-29
ソウル特別市チョンノ区プクチョンロ18
歴史が長く種類も豊富な韓国伝統酒の味と趣、文化的価値を広めるべく設立された伝統酒の展示・体験空間。一般消費者や外国人にとってなかなか手に入りにくい伝統酒について様々な情報を提供する案内窓口の役割を果たしています。また、継続的な伝統酒の需要創出と市場拡大に向け、外食企業や流通(販売)専門家を対象に、伝統酒の教育とビジネスコンサルティングをサポートします。伝統酒ソムリエなど伝統酒に特化した専門家たちが運営しており、毎月異なるテーマで様々な伝統酒を紹介して試飲するイベントも行っています。その他、毎月変わる「月別おすすめ伝統酒」に合わせて韓国工芸デザイン文化振興院が薦めるその月の酒杯と酒瓶を一緒に展示しています。
2024-04-08
チョンブク特別自治道ナムォンヨチョンロ1234-5
漆文化の伝播とともに漆塗り技術の研究および後進の養成のため、2004年に開館した漆工芸品の展示館。南原(ナムォン)は古くから漆塗り木工芸が発達した地域で、青銅器時代の漆塗りの跡も発見されています。そこで、継続的な研究と開発によって漆工芸の中心都市としての位置を確立するため、工芸館が設立されました。漆工芸館は2階建てで、展示場や販売場、体験室、研究室、視聴覚教育室、教育室などで構成されています。展示場には各種工芸展で入賞した作品をはじめ、様々な器、家具、箸と匙、花草文箪笥、膳、チャングのバチ、祭器などの漆工芸品が展示されています。その他、一般人向けの体験プログラムと漆工芸品を買える販売場も運営しています。
2024-01-23
チョンラナム道ヨンアム郡ヨンアム邑キチャンランドロ19-10
伽倻琴(カヤグム)テーマ公園は音楽をテーマにした公園。12本の弦からなる韓国の代表的な伝統弦楽器「伽倻琴」関連の様々な遺物や資料を展示しており、それによって伽倻琴について学ぶことができます。12弦以外にも18弦、21弦、25弦まで改良された伽倻琴が展示されています。また牛の角と純金で製作された華角伽倻琴が目を引きます。その他、伽倻琴のための独奏曲『伽倻琴散調』の枠組みを作った霊岩(ヨンアム)出身の金昌祖(キム・チャンジョ)先生の胸像も展示されています。音楽鑑賞室では伽倻琴名人たちのレベルの高い演奏を素晴らしい音質で聴くことができます。
2024-01-15
チェジュ特別自治道ソグィポ市アンドク面シンファヨクサロ304ボンギル89
神話ワールド内サマセットクラブハウスにあるワンダーアイランドは体験型メディア展示館で、済州の美しい自然と動物に出会える空間です。12のテーマ館で構成されており、サマセットクラブハウス1階から3階まで、子どもと青少年のための多様な活動と体験が用意されています。アプリを使って動物カードを集めて動物図鑑を完成させたり、ドラム演奏、ボールパーティーなど五感を刺激する活動を通じて楽しみながら学ぶことができるスポットです。
2024-01-05
インチョン広域市チュン区シンポロ23ボンギル101
1889年に建てられた韓国初の西洋式ホテル、大仏(テブル)ホテルの敷地にある博物館。ホテルは1978年に撤去されましたが、2011年にホテル構造物の一部が発見され、当時のホテル外形を活かして建て直されました。1階は大仏ホテル展示館で、当時の大仏ホテルの跡を見ることができます。2階は中区生活史展示館で、1960~70年代における仁川中区地域の生活を垣間見ることができます。
2024-01-02
クァンジュ広域市トン区クムナムロ221
5.18民主化運動(光州事件)は、1980年5月18日から27日までの10日間、光州で起きた正義のための市民抗争です。5.18民主化運動記録館は、大韓民国を現在のような民主主義国家にした「5.18民主化運動」の記録遺産を体系的に収集して永久保存し、同運動の歴史的意味を世界と共有するため、1980年5 月の歴史的現場だった旧光州カトリックセンターに2015年に設立されました。光州市民の努力で2011年にユネスコ「世界の記憶」に登録された「5・18民主化運動」の記録を閲覧でき、定期解説やオンライン展示館などを利用した観覧も可能。5.18民主化運動記録館には大韓民国全国民の歴史が刻まれています。
2024-12-27
チョンラナム道モクポ市ヨンサンロ29ボンギル6
木浦(モクポ)で最も古い建物であり、韓国近現代史の現場を見守ってきた歴史的な建築物でもあります。1900年に建設され、市庁、領事館、文化院など様々な目的の官公署として使用された後、2014年に木浦近代歴史館として生まれ変わりました。激動と変化の時期を通過してきた建物なだけに、歴史的・建築学的な価値を認められています。木浦の歴史と関連記録が7つのテーマに分けて展示されており、建築物とあわせて見ることができます。日帝強占期にここで様々な物資を生産したり収奪したりした歴史をそのまま伝えており、当時の木浦市街や通りなどをミニチュアで再現し、当時の様子を間接的ながら体験することができます。
2025-03-19
ソウル特別市トンデムン区ヤンニョンジュンアンロ26
ソウル薬令市は韓国で取引される生薬の70パーセントを取り扱っている薬材専門市場で、韓方医院や韓方薬局など韓方関連の業者が1000軒以上集まっている韓方のテーマタウン。韓方文化の中心といえるこの場所に位置するソウル韓方振興センターは、様々な展示や教育、体験によって伝統韓医学の優れた価値と安全性を広める韓方複合文化施設です。現代建築のシンプルさと韓国的な気品が調和した建物が目を引きます。300種以上の薬材とその効能を見ながら韓医学への理解を深められる韓医薬博物館、韓方天然パックやハーブ温熱罨法などを体験できる韓方体験室、生薬を用いた健康レシピをチェックして 体に良い料理を作れる薬膳料理体験館など、センター内の様々な施設で韓方にまつわる多彩な体験ができます。
2024-01-19
キョンサンナム道ハミャン郡ケピョンギル50-6
ソルソン酒は、4~5月に介坪(ケピョン)村周辺の山で摘んだ松の新芽を蒸し、酒母に蒸米と一緒に入れて発酵させてから蒸留したお酒。首脳会談の晩餐会で出されたり、国際イベントの乾杯酒として何度も紹介されています。介坪韓屋村の入口にあるソルソン酒文化館ではソルソン酒の歴史と伝統を紹介しています。500年以上にわたり代々伝わるソルソン酒の製法を伝授された無形文化財のパク・フンソンさんが、30年近くご主人と一緒に文化館を運営してきました。伝統的な道具を使って造ったソルソン酒をはじめ、高麗時代のお酒である緑波酒、米焼酎のタムソルなど、様々な伝統酒を見ることができ、試飲も可能です。そのまま味わうだけでなく、様々なカクテルを作って楽しむこともできます。カクテル作り体験ではタムソル・ジュレップ、ソルバラム、タムソルティ、タムコークの全4種類のカクテルが用意されています。
2024-01-22
ソウル特別市カンドン区オリンピックロ875
ソウルの岩寺洞(アムサドン)遺跡は約6,000年前、新石器時代の人々が住む集落だったところです。1925年(乙丑年)の大洪水で漢江沿いの砂丘地帯が掘り起こされ、櫛目文土器片が多数出土して世に知られるようになりました。1979年には史跡に指定され、1981年から1988年までの発掘調査を経て総面積78,133平方メートルの文化財保護区域に拡大されました。現在は新石器時代の竪穴住居9基と体験用竪穴住居1基が復元されています。新石器時代の竪穴住居跡を硬化処理して観覧できるようにした第1展示館、先史時代について全体的に理解できる各種パネルや模型などを展示する第2展示館を建設し、一般公開しています。