説明
全羅北道高敞郡雅山面三仁里の禅雲山(兜率山ともいう)にある禅雲寺の庵、兜率庵は、禅雲寺とともに百済時代に創建されたと伝えられています。
禅雲山一帯は火山作用により形成された岩石が巨大な垂直の岸壁をなしており、秀麗な自然景観を誇っています。奇岩絶壁の絶景の間にある兜率庵には2棟の寮舎(僧侶が生活する建物)があります。裏の山道の上には羅漢殿(文化財資料)があり、右に幾重にも重なっている岩の階段を登ると兜率天内院宮(文化財資料)があります。
特に、兜率庵の西の岸壁、七松台には高さ13メートル、幅3メートルに至る巨大な磨崖仏坐像(宝物)が刻まれています。また、兜率天内院宮には金銅地蔵菩薩坐像(宝物)が奉安されており、この菩薩像が高麗後期の仏像の様式をそのまま反映しており、華やかで洗練された当時最高の傑作といえます。
兜率庵のある禅雲山はそれほど高い山ではありませんが、所々に奇岩怪石が峰をなしており、景観に優れ、多くの人々が訪れています。
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駐車場施設 : あり
位置
チョンブク特別自治道コチャン郡アサン面トソルギル294