文化 - 韓国旅行情報

貨幣博物館(화폐박물관)

0     2023-12-26

ソウル特別市チュン区ナムデムンロ39

貨幣博物館は韓国を代表する中央銀行博物館です。白を基調としたルネサンス様式の石造りの建物は1909年に完成し、国家重要文化財(史跡)に指定されています。日帝強占期には朝鮮銀行本店として、2001年までは韓国銀行本店として使われていました。2001年6月に韓国銀行創立50周年を記念し、貨幣博物館が開館しました。地下1階、地上2階建てで、13の展示室があり、様々な貨幣や所蔵美術品の企画展が開催され、訪れた国内外の人々に貨幣の歴史を伝えるとともに文化に触れる機会を提供しています。韓国銀行の仕事や中央銀行制度について知ることができ、貨幣の製造や循環の過程や、偽造・変造貨幣の見分け方についての説明も聞くことができます。世界各国の貨幣も展示されていて、子どもたちには良い学びの場となっています。

個人観覧:平日は予約なしで自由に観覧可、週末・祝日は事前予約必須(https://www.bok.or.kr/museum/singl/indvdlBkng/listCldr.do?menuNo=700796

soma美術館(소마미술관)

soma美術館(소마미술관)

10264     2023-12-26

ソウル特別市ソンパ区オリンピックロ424

世界の彫刻作品と造園が調和した彫刻公園内に位置するsoma(ソマ)美術館は、ソウルオリンピックの成果を芸術に昇華した記念空間であり、休息空間です。美術館を出て彫刻公園の黄土道に沿って歩いていくと彫刻作品と自然を同時に鑑賞することができます。窓越しに彫刻公園の風景が広がり、開放的で拡張された空間となっている室内展示空間を備えた1館、地下鉄9号線と直結した2館など、soma美術館は自然と人間、芸術と建築が調和したユニークな風景をつくり、自然と共存するコミュニケーション空間構造をより実感させてくれます。

安東焼酎・伝統料理博物館(안동소주·전통음식 박물관)

21055     2023-12-26

キョンサンブク道アンドン市カンナムロ71-1

「安東焼酎(アンドンソジュ)・伝統料理博物館」は、安東焼酎の歴史と文化を多くの人に伝えるために1995年に設立されました。安東焼酎(慶尚北道無形文化財・伝統食品名人)はアルコール度数45度の純穀蒸留酒で、その始まりは新羅時代とされています。1986年のアジア競技大会、1988年のソウルオリンピックの頃に政府が積極的に民俗酒の発掘に力を入れたため、安東焼酎が有名になりました。

国立果川科学館(국립과천과학관)

国立果川科学館(국립과천과학관)

15603     2023-12-21

キョンギ道クァチョン市サンハボルロ110

国立果川科学館は韓国の科学技術力を象徴するランドマークであり、韓国の未来を担う青少年が科学技術に興味を抱いて科学者になりたいと思えるような環境をつくり、一般人が身近な科学の原理を理解できるようにする科学の殿堂です。国立果川科学館では展示の5割以上を先端メディアの演出により体験・参加できるようにし、楽しんで感じて感動しながら科学に親しめる場を提供しています。5つの常設展示館と特別展示館、屋外展示施設、天体観測施設を備えている他、前の広場には科学広場、科学文化広場、彫刻公園などを設け、来館者がゆっくり休みながら科学館の感想を言い合い、科学技術への想像力や創造力を膨らませられるように工夫されています。

国立現代美術館 果川(국립현대미술관 과천)

国立現代美術館 果川(국립현대미술관 과천)

28016     2023-12-21

キョンギ道クァチョン市クァンミョンロ313

果川に位置する「国立現代美術館」では、韓国の現代美術作品と世界の現代美術の流れを見ることが出来ます。こちらには、有名な作家の作品が展示されている他、3~4ヶ月間隔で国内外の様々な現代美術作品の企画展が開催されます。殆どの展示会は、無料で観覧することが出来ますが、規模が大きい特別な展示会は、有料となっています。3階建ての美術館内には、6つの展示室と子供の美術館が備わっています。ソウル大公園とソウルランドなどが近くに位置しており、美術館観覧と娯楽、余暇を一度に楽しむことが出来ます。

寿昌青春マンション(수창청춘맨숀)

寿昌青春マンション(수창청춘맨숀)

267     2023-12-13

テグ広域市チュン区タルソンロ22ギル27

地域の悩みの種として長年放置されていた廃施設が、複合文化・芸術空間に大変身したスポット。古い建物の外壁を活かし、50年の歳月をとどめ、内部だけをリノベーションして若手アーティストの活動舞台とし、古いものと新しいものが共存する空間に生まれ変わりました。2017年12月に「寿昌青春マンション」という名前でオープン(通常はマンションのことを韓国語で「맨션」と表記しますが、韓国で外来語が珍しかった時代の表記「맨숀」を使用することでレトロ感を出し、親しみやすくしたものでカタカナ表記では両者の区別はありません) 。今では大邱の若手アーティストの活動スペースとして定着しています。A棟1階にはカフェ、2階には複合芸術空間があり、大邱の地域色が反映された芸術活動に自然と触れることができ、それと同時に若手アーティストの作品活動にも触れられます。

大邱芸術発電所(대구예술발전소)

6365     2023-12-13

テグ広域市チュン区タルソンロ22ギル31-12

大邱芸術発電所は、昔のタバコ工場がリノベーションを経て芸術創造空間に生まれ変わったところ。国内アーティストの展示だけでなく、海外アーティストの現代アート展など、様々な展示が楽しめます。大邱の特性をよく生かした近代史関連の展示はもちろん、若手アーティストの作品を紹介する展示、実験的なプロジェクト、AI関連の展示、芸術関連のセミナーや講義など、幅広く深い展示や公演が行われ、大邱における芸術交流のプラットフォームとなっています。誰もが利用しやすいように、家族向けのスペース(児童書閲覧スペース)も設けられています。

Dミュージアム聖水(디뮤지엄 성수)

Dミュージアム聖水(디뮤지엄 성수)

0     2023-12-07

ソウル特別市ソンドン区ソンス洞1ガ685-700

「日常がアートになる美術館」というキャッチフレーズで大衆に開かれたDミュージアム。2021年にソウルの森の近くに移転し、より広い場所でより多くの人を迎えるために展示を準備しています。『ニック・ナイト写真展』(2015)や『リンダ・マッカートニー写真展』(2014)といった有名な写真展はもちろん、若手アーティストや注目されているアーティストを招待してテーマ展示を開くなど、ミュージアムの大衆化に積極的に取り組んでいます。最近、ソウルの森の近くに移転して開館特別展『とにかく、愛:Romantic Days』を1980~90年代生まれのアーティストの作品が1ヶ所で見られるテーマ展示として開き、多くの注目を集めました。

D-CUBE ARTS CENTER(디큐브아트센터)

D-CUBE ARTS CENTER(디큐브아트센터)

0     2023-11-15

ソウル特別市クロ区キョンインロ662

D-CUBE ARTS CENTER(ディーキューブアーツセンター)は新道林D-CUBE CITYに位置する最先端ミュージカル専用劇場で、韓国のエネルギー企業テソンが建てた大型規模の劇場です。D-CUBE ARTS CENTERのミュージカル劇場であるD-CUBEシアターは韓国最高の舞台技術諮問委員と建築音響専門家が参加して建てられ、1,242席規模を誇ります。ソウル西南圏最大規模の劇場で、どんなスタイルのミュージカルも収容できる公演環境を提供しています。ここで『マンマ・ミーア!』、『ラ・マンチャの男』、『シカゴ』、『RENT』といったさまざまなミュージカルが上演され、またリハーサルルームや楽屋などの公演支援施設も有しています。ソウル地下鉄1号線、2号線「シンドリム(新道林)駅」とつながっているためアクセスがよく、移動にも便利です。

影島海女文化展示館(영도해녀문화전시관)

影島海女文化展示館(영도해녀문화전시관)

0     2023-11-15

プサン広域市ヨンド区チュンリナムロ2-36

影島海女(ヨンドヘニョ)文化展示館は消えゆく影島海女文化活動を保全・継承・広報するために設けられたもので、海女についての定義や歴史などを知ることができます。海女は潜女、潜嫂とも呼ばれ、酸素供給装置なしで海に潜って各種海産物を採取する女性のことで韓国の伝統的海洋文化と女性漁労文化を代表するという点が認められ、2017年5月に国家無形文化財に登録されました。影島海女はほとんどが済州出身で、1887年に済州の海女が慶尚南道釜山府牧島(現在の影島)に来たのが始まりだといいます。1部ではスンビソリ(磯笛)をテーマにユネスコ無形文化遺産登録の歴史と海女の移動経路に関する説明資料を紹介しています。2部は海女着や道具に関する展示をしており、3部は影島の海でとれる海産物を紹介し、4部は海女の「業」と「生」をテーマにした展示および映像を見ることができます。また1階の海女水産物売り場では影島の海女がとった海の幸を味わうことができます。