2021-07-08
京畿道 高陽市 徳陽区 東軒路199-11
京畿道の北部地方では、麺やすいとんを入れて作ったスープたっぷりの料理を「トルレギ(辛味スープ)」といいます。「テジャゴル土俗飲食(テジャゴルトソクムシク)」は、30年以上受け継がれてきた京畿道北部地方を代表する郷土飲食店で、代表メニューはドジョウの辛味スープです。ここの主人は料理に使われる野菜や主原料のトウガラシを自家栽培するほど料理への情熱を持っています。
2021-06-18
京畿道 加平郡 加平邑 上池路1109
「ウンボンガーデン(旧チンチャネチプ)」は、50年の伝統を持つ魚の辛味スープ(メウンタン)専門店で、天然の淡水魚だけを使っています。主な材料として使われているナマズ、コウライケツギョ、ギギなどは、この店の主人が直接釣った魚なのでとても新鮮で、魚の辛味スープは辛いながらも後味がさっぱりしています。
2021-05-31
忠清南道 鶏龍市 奄寺面 ヨナドンキル27
「ヨナ食堂(ヨナシッタン/ヨンファシッタン)」の鶏肉の水炊き(ペクスク)の最大の特徴は、なんといっても桑の葉の漬け物と、果物を使って漬けた白キムチ(ペッキムチ)を融合させたという点です。気力を強めるキバナオギの根と気力を落ち着かせる桑の葉の漬け物を混ぜ合わせ、食欲をそそるちょっぴりすっぱい白キムチと鶏肉を一緒に食べると相性抜群です。
2021-06-23
江原道 鉄原郡 東松邑 蒼東路2421
漢灘江渓谷や金鶴山、鳴聲山など、自然の景色の美しさで有名な食堂「孤石亭会館(コソクションフェグァン)」。弾力のある鉄原のオデ米と、自家製のコチュジャンで煮込んだ漢灘江辛味スープ(ハンガンタンメウンタン)があれば、おかずなしでもご飯一杯ぐらいなら、すぐ平らげられるでしょう。肉質が上質なことで有名な漢灘江産の魚肉は、柔らかくて歯ごたえがあります。辛味スープにこの魚が加われば、江原道の辛味スープの真髄を味わったと言っても過言ではありません。辛味スープに目がない方は、ぜひ一度「孤石亭会館食堂」を訪ねてみてください。
2021-08-11
京畿道 華城市 松山面 サガン路159
京畿道華城市宮坪里と済扶島の干潟は、アサリの産地として有名です。きれいな海水で、引き潮時には4キロメートルもの広大な干潟が現れ、弾力のある上質のアサリが獲れます。これが「鳳歌ウリミル・ソンカルグクス」が誇る味の秘訣です。タンパク質とミネラルを豊富に含んだ天然アサリの味に出会える手打ち麺(カルグクス)の店です。
2021-06-15
京畿道 安城市 孔道邑 西東大路4469
「安城(アンソン)マッチュムギャラリー」は、京畿道安城の農産物ブランド「安城マッチュム」を掲げた品格高いギャラリー風の食堂で、各種公演や作品展示会を鑑賞しながら特級安城韓牛を味わうこができる農協直営店として有名です。特に、安城韓牛のうち、一割しか生産されないという「最高級韓牛」は、前日までに予約をしなければならないほど稀少価値があり、とても人気が高いものとなっています。
2021-07-02
仁川広域市 中区 チャイナタウン路59番キル23
2000年に開店した泰臨鳳(テリムボン)では、さまざまな中華コース料理が楽しめます。海鮮ちゃんぽん、八珍炒麺が代表メニューとなっており、その他ジャージャーメンやちゃんぽんも人気です。
2024-02-27
大邱広域市 達城郡 玄風面 城下里
+82-53-611-7570
1950年代からテンジャンチゲを販売する田舎の食堂として始まった元祖玄風(ヒョンプン)パク・ソソンハルメジプ・コムタンは、特別な日だけ販売していたコムタンが口コミで広がったことで、看板メニューになりました。パク・ソソンおばあちゃんが「ハルメジプ」という名前で始め、3代にわたって伝統を受け継いでいます。海州(ヘジュ)、羅州(ナジュ)と共に全国3大コムタンに数えられる大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクト)コムタンを代表するお店であり、澄んだスープとたっぷりと入ったお肉の多様な部位が調和した味で評判のお店です。
2021-04-29
ソウル特別市 鐘路区 郵征局路38-13
「里門(イムン)ソルロンタン」は100年以上の伝統をもっており、韓国で最も歴史ある食堂といえます。1907年に開業してから一世紀の間、店を運営してきた長寿の秘訣はやはりその味です。ソルロンタンは牛骨、牛の膝蓋骨、頭骨、脚の骨などと、牛の胸肉、膝肉、タン、脾臓などを入れて一日ほど煮込んだスープで、さっぱりとした味の料理です。このスープに甘くて少しすっぱいカクトゥギ(カクテキ)を入れて食べると最高です。里門ソルロンタンは油が少ない真っ白のさっぱりとした濃い目のスープが特徴です。ここの常連さんはお店の歴史と同じく年配の方が大半を占めていますが数年前に日本で紹介されてから日本人観光客もたくさん訪れる名所となりました。
2024-04-07
チョンブク特別自治道 南原市 川渠キル 9
ドジョウ汁(チュオタン)を専門とする全国の食堂のうち、約3割の店が名前の前に「南原」や「春香」をつけているようにドジョウ汁の代名詞として知られる「南原ドジョウ汁」の元祖が、ここ「セジプチュオタン」です。「セジプ」は、茅葺屋根という意味で、1959年開業当時、ススキを使った茅葺屋根の店だったため、こう名づけられました。今は改装され、昔の姿をみることはできませんが、味は今も変わることなく伝統を受け継いでいます。テレビや新聞などに何度も取り上げられ、2008年には外食経営評価で大賞を受けています。